にっき水

体調不良がきっかけで「短歌」をやっています。もちろんど素人なので何にもわかっちゃいませ…

にっき水

体調不良がきっかけで「短歌」をやっています。もちろんど素人なので何にもわかっちゃいません。どこまで続くかわかりませんが、毎日ボチボチ詠んでいます。

最近の記事

4月19日の短歌「平戸躑躅」

春長閑 平戸躑躅の花蕾 包を脱ぎ捨て空に出会う 庭のヒラドツツジの蕾が膨らんできました。 蕾は「包」と呼ばれる茶色の帽子のようなものを被っています。 大きくなった蕾はその包を脱ぎ捨て開花します。 ツツジの季節ですね〜。

    • 4月18日の短歌「三葉躑躅」

      山肌に三葉躑躅が賑わって 冴えない空に紅を点すよう 山裾に自生しているミツバツツジが見頃を迎えていました(見出し画像がそれ) 雲と黄砂でどんよりした空に花が冴えてキレイでした。 Googleレンズで写真の花を検索した時はミツバツツジが近いと出ていました。 でもiPhoneの写真アプリについている機能ではカラムラサキツツジだと言ってました。 うーん、どっちなんだい? 検索しまくった結果、カラムラサキツツジは花の形が丸っこく、画像の花とは少し違うことがわかりました。 なので

      • 4月17日の短歌「霾る」

        霾りて街も白く霞立ち 春の日差しに散り散り光る 霾るは「つちふ_る」と読みます。 今日、テレビで教えてもらい、早速短歌に使ってみました。 霾るは春の季語だそうですが、その意味どおり今日は黄砂に覆われて視界が白かったです。 大気に黄砂や水蒸気などの粒子が多いと太陽光が散乱するので白っぽく見えます(ミー散乱) 黄砂に影響を受けてか鼻がムズムズ…。

        • 4月16日の短歌「春土用」

          春の陽を縁で受ける土用入 庭の草と共に和む 今日は春の土用入りです。 カレンダーにそう書いてあり、土用が年に4回あることを初めて知りました。 土用の期間は土いじりを控えるのが習わしだそうです(それも知らなかった) なので短歌では草はむしらずそのままにしました。

        4月19日の短歌「平戸躑躅」

          4月15日の短歌「山笑う」

          麓から新緑色が湧き上がる 温和な春に山も笑う 山が新緑色に染まってきました。 ここのところ暖かな日が続いているせいか、数日ごとに景色が変わっていくようです。

          4月15日の短歌「山笑う」

          4月14日の短歌「桜」

          紅を点す花びらふわりと舞い落ちる 桜も終わりと春を見送る 桜は花の中心部分が赤くなると終わりの兆しです。 自分が住んでいる地域の桜も中心部分が赤く染まり、花びらが散っています。 桜の季節も終わりですね。 今日は春ももう終わりかな?と思うような暖かさでした。

          4月14日の短歌「桜」

          4月13日の短歌「アオスジアゲハ」

          春爛漫 幾多の花が咲く庭を アオスジアゲハが華麗に飾る 今日、少し奥まったところに蝶が佇んでいるのを見つけました。 どうも出れなくなってしまったように見えたので、庭に移動させました。 最初、何の蝶かわかりませんでしたが、検索の結果「アオスジアゲハ」であることがわかりました。 でもこの蝶は模様の青い部分が黄色いのです。 アオスジアゲハは幼虫時代に日光に当たらないと体が黄色くなり、羽化後も羽の模様が黄色になるんだとか。 ほほー。 黄色だと若干地味な感じもしますが、佇んでいるだけ

          4月13日の短歌「アオスジアゲハ」

          4月12日の短歌「宇宙旅行」

          遥かなる宇宙を旅する君は今 どの星あたりか夜空に尋ねる 今日は「世界宇宙旅行の日」です。 世界初の人を乗せた人工衛星ヴォストーク1号がソビエト連邦によって打ち上げられたことに由来する記念日だそうです。 いつか宇宙旅行が普通の旅行のように行ける日がくるんでしょうね。 私は体感することはないでしょうけど、想像して短歌に詠んでみました。

          4月12日の短歌「宇宙旅行」

          4月11日の短歌「代掻き」

          代掻きの機械の後追う白鷺が 土より出でし春を味わう もう田んぼの代掻きをしている農家さんを目撃ました。 白いサギがトラクターの後を追って何やらを探してついばんでいました。 厳密には白鷺(シラサギ)という鳥はいません。 白いサギ類を総まとめして白鷺と呼んでいるそうです。 ダイサギでもチュウサギでもコサギでも、アマサギも白かったら白鷺なんですって。 ちなみに今日の見出し画像はAI生成しました。 トラクターが自信なさげでほほえましい限りです。

          4月11日の短歌「代掻き」

          4月10日の短歌「夜桜」

          街頭に照らし出された夜桜が 今夜はか細く見える気分 この頃体調を崩しがちでしんどいです。 せっかくの夜桜も青白く病弱に感じてしまいます。 まぁ気分的なものですけどね〜。

          4月10日の短歌「夜桜」

          4月9日の短歌「満開」

          猛烈な風に耐えた満開の 桜をいたく褒め称えたくて 私が住んでいる地域は桜が今満開です。 でも朝から猛烈な強風が吹き荒れていて、散ってしまうんじゃないかと思っていました。 でも、風に負けず散らずに咲いていました。 よく頑張ったね!

          4月9日の短歌「満開」

          4月8日の短歌「ハチ公」

          僕はまだ待っているよあの駅で 桜が咲いて散ったとしても 今日は忠犬ハチ公の日です。 命日は3月8日なのですが、一か月後の今日を記念日としたそうです。 今日は桜が満開のもとでハチ公の慰霊祭が開催されたので短歌に詠みました。

          4月8日の短歌「ハチ公」

          4月7日の短歌「紫華鬘」

          そろそろとメインの花が咲く前に 紫華鬘が花壇を彩る 春もたけなわですが、花壇に植えた芍薬(シャクヤク)はまだ芽が5センチほど伸びたところ。 その合間合間に紫華鬘(ムラサキケマン)が咲いていました。 紫色の優美なお花です。

          4月7日の短歌「紫華鬘」

          4月6日の短歌「花見」

          土手坂に肩を並べて花見する 二人の仲に桜もほころぶ いつも通る土手の法面にカップルが並んで座っていました。 花見をしているようでした。 桜は五分咲き。 気温も暖かく、二人の仲の良さげな感じにで花もゆるゆるとほころんでいたことでしょう。 春ですね〜

          4月6日の短歌「花見」

          4月5日の短歌「春霞」

          咲き立ての桜のような春霞 遠くの山も優しく微笑む 桜の花は咲いた直後は白っぽい印象ですが、散り際は赤く染まります。 今日の午前中は咲いた直後の桜のような白っぽい霞に覆われていました。 霞んで見える山には山桜が早くも咲いているようでした。 ソメイヨシノよりも後に咲くはずなのですが、今年は早めです。

          4月5日の短歌「春霞」

          4月4日の短歌「沈丁花」

          どこからか沈丁花のあの香り 風がもたらす晴れやかな夕べ 昨日、庭に出たらどこからか沈丁花の香りが漂ってきました。 どこに植えられているかはわからず。 でも、あの深くて甘くて少し酸味のある独特の香りを嗅いだだけで、ちょっと嬉しくなりました。 そんな夕方の一場面を短歌に詠みました。

          4月4日の短歌「沈丁花」