かわはら

写真を撮ること、音楽を聴くこと、料理をすることが好きです。 最近小説のようなものを書き…

かわはら

写真を撮ること、音楽を聴くこと、料理をすることが好きです。 最近小説のようなものを書き始めました。 小説や日記など思いついたことを色々書いてみようと思います。

マガジン

  • 短歌

  • 自由律俳句

  • 短歌でショートショート

    これまでに作成した短歌からショートショートを作成しました。短歌マガジンもこちらも見てもらえると嬉しいです。

  • 日記

    私がこれまでに書いた日記をまとめたマガジンです。

  • 小説

    私が書いた小説をまとめたマガジンです。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

これまでにいくつか小説など投稿してきましたが、そういえば自己紹介をしていなかったなと思いまして、簡単ではありますが自己紹介をさせていただきます。 名前:かわはら 趣味:写真・料理・音楽鑑賞(邦ロック・ボカロなど) 好きな食べ物:カレー・うどん・スイカ・みかん・ハッカ飴・駄菓子など 嫌いな食べ物:香りの強い野菜(みょうが・セロリ・パクチーなど)        香りの強いチーズ(ブルーチーズなど)        いちご風味の食べ物・いちごの加工品(でもいちごは好き) 好きなお菓

    • うたの日に出した短歌76

      6/24 題「膝」 スクワットする度パキパキと鳴る膝 チートデイには手羽元を食う 6/25 題「今」 今日はやけに寝覚めがいいし晴れてるし過ごしやすくて死にたくなるな 6/26 題「翼」 二の腕の肉が翼のようになり 空でも飛べなきゃ割に合わない 6/27 題「ハード/イージー」 ハードグミを舐めて溶かす 甘ったるいぶどうの香りで頭を満たす 6/28 題「唆」 じっとりと肌にまとわりつく湿気がゆるやかに死を教唆している

      • うたの日に出した短歌75

        6/19 題「束」 毎夏の悩み 一体揖保乃糸は何束茹でれば満たされるのか 6/20 題「舞」 部屋にひとり 舞茸天をザクザクと噛む音だけが響いてる秋 6/21 題「疲」 疲れ果て錆び付いてしまった脳が絶えずぎいぎい軋んでる音 6/22 題「考」 思考する事をやめた人間が底なし沼の周りに生える 6/23 題「源」 嫌いな奴1人残らずくたばってくれと祈るのが元気の源

        • うたの日に出した短歌74

          6/14 題「酒」 酒の力を借りたあのプロポーズ 事ある毎に蒸し返す妻 6/15 題「軟」 君が込めた愛の分だけ軟らかくとろとろになった中華粥 6/16 題「ウインク」 「ウインクもできるんだよ」と両の眼をぱちぱち自慢げに閉じる子 6/17 題「マラ」 ソシャゲを何度もリセマラするように気軽に人生やり直したい 6/18 題「喪」 よそ行きのドレスを断捨離してできた隙間に入るおニューの喪服

        • 固定された記事

        自己紹介

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        記事

          うたの日に出した短歌73

          6/9 題「ロックな短歌」 遠足のおやつは300円まで コンポタうまい棒をギリまで買う 6/10 題「自由詠」 リノリウムがカツカツと鳴る うるさくてストレス溜まってるなと思う 6/11 題「蛙」 寝坊して適当な服で外に出る 今日の私はヤドクガエル 6/12 題「八」 8の字を描いて歩く あなたへと電話をかける勇気が欲しい 6/13 題「雨」 春の雨濡れて帰ろう 君とふたりコンビニで寒いねって笑う

          うたの日に出した短歌73

          うたの日に出した短歌72

          6/4 題「虫」 いつの間にか虫が触れなくなって寝ても疲れが取れなくなって 6/5 題「向」 一面の向日葵畑 ミステリーサークル作る親父のカンカン帽 6/6 題「「六」を三回詠み込んで」 6月6日の6時に産まれた子 可愛らしいね 天使みたいね 6/7 題「運」 誕生月占い 今日の運勢は結局あたしのメンタル次第 6/8 題「トンネル/隧道」 しまむらで買った黒T 砂場ではトンネル開通工事中

          うたの日に出した短歌72

          うたの日に出した短歌71

          5/30 題「括」 簡単に一言だけで括られてあぶれた個性が床に散らばる 5/31 題「「じゃない」を方言で」 母はいつも私の取った選択肢に「いいんでない?」と微笑んでいた 6/1 題「仕込杖」 腰が曲がり杖をついてる爺さんの目の前のツタがひとりでに切れる 6/2 題「騒」 窓の外騒がしい雨を背景にぱちぱち叩くキーボードの音 6/3 題「あかん」 来世ではマリモに生まれ変わるため阿寒湖で先輩に挨拶

          うたの日に出した短歌71

          うたの日に出した短歌70

          5/25 題「豆腐」 割下に染まり始めたお豆腐をひっくり返す オセロのように 5/26 題「鬱」 私の鬱はボディーブローでなく消える魔球のようにして来る 5/27 題「洒落」 分からない 流行りのお洒落な洋服も私が貴方を好きかどうかも 5/28 題「ホーム」 快速が通過するホーム 白い光 白オレンジ白青オレンジ 5/29 題「しまった/しまって」 さっきまで綺麗にしまってあったのに最後のひとつが入り切らない

          うたの日に出した短歌70

          うたの日に出した短歌69

          5/20 題「借」 はじめから壁に開いてた画鋲跡に画鋲を刺してカレンダーかける 5/21 題「ソプラノ」 母さんの声はいつもソプラノで怒る時さえ歌うようだった 5/22 題「わがまま」 週末の私はわがまま 冷蔵庫のカレーを横目にミスドを食べる 5/23 題「田んぼ」 真夜中のカエルの混声合唱が年末の第9くらいの規模感 5/24 題「こけし」 誰もいないはずの部屋からキュッキュッとこけしの首が鳴る音がする

          うたの日に出した短歌69

          うたの日に出した短歌68

          5/15 題「屑」 見習いの鉋屑に似た分厚さの鰹節 じわり旨味が溶ける 5/16 題「素晴」 いつ何時死神が来てもいいように毎日を素晴らしき日にする 5/17 題「弥勒菩薩」 56億7000万年後なんて言わず今すぐ迎えに来てよ 5/18 題「月」 貴方との新婚旅行は月の裏 死の湖をスキップで行く 5/19 題「自転車」 ペラペラのスクールバッグをくくってた荷台に乗せるチャイルドシート

          うたの日に出した短歌68

          うたの日に出した短歌67

          5/10 題「忙」 目黒では季節外れの雹が降り目黒にいながら気づかずにいる 5/11 題「泥」 夏休みに子が磨いた泥団子 綺麗な順に靴箱に並ぶ 5/12 題「自由詠」 人生の残り時間を考えてどこからがアディショナルタイム 5/13 題「自由詠」 週末に楽しい予定を詰め込んで平日は長い助走の期間 5/14 題「経」 せんべいの輪ゴムが経年劣化してちょうちょ結びで誤魔化している

          うたの日に出した短歌67

          うたの日に出した短歌66

          5/5 題「レンタカー/カーシェア」 日が沈んだ海ほたるの駐車場ずらりと並んだわナンバー 5/6 題「月」 公園のベンチで君が「月が綺麗ですね」と言うのを待ってる2時間 5/7 題「ゴム」 リモコンに巻き付けられた輪ゴムらが減ったり増えて生活がある 5/8 題「ている」 家で1人あなたの帰りを待っている 出刃包丁を丹念に研ぐ 5/9 題「寝」 夜通しで寝ず働いた次の朝やさしく刺さる曇り空の陽

          うたの日に出した短歌66

          うたの日に出した短歌65

          4/30 題「金」 夕陽を受け黄金に光るレモネード 甘酸っぱくてちょっぴり苦い 5/1 題「雨」 ビニ傘がぱちぱち弾く雨粒のひとつひとつが苦しみの種 5/2 題「コロッケ」 里帰り 揚げ物なんて久々、とコロッケ揚げる母の背中 5/3 題「凸凹/凹凸」 いつの間に心はこんなに凸凹でプチプチシートで包んで運ぶ 5/4 題「有」 せっかくの有給なのでできるだけ省エネモードで過ごす日中

          うたの日に出した短歌65

          うたの日に出した短歌64

          4/25 題「エプロン」 エプロンで防げたはずのミートソース 点々と描く北斗七星 4/26 題「メタ」 遠くの空に黒い線を見つけてXとYだけになってく 4/27 題「マンモス」 先祖たちが勝って私はここにいる 上野でマンモス見ながら思う 4/28 題「禅」 禅寺のように静かなこの部署で肩を叩かれないよう生きる 4/29 題「芽」 今春も芽吹かなかった花たちへそぼ降る雨の露のきらめき

          うたの日に出した短歌64

          うたの日に出した短歌63

          4/20 題「聡」 女の子はちょっと馬鹿なくらいがいい 聡いあの子は遠くを見つめる 4/21 題「沈」 物憂げな気持ちを誘う沈丁花 赤い蕾を口に放る 4/22 題「たらこ」 幾万の命になるはずだったものをパスタに絡めて巻き取っていく 4/23 題「茹」 鍋の中茹だった卵 あなたの分だけを先に静かに掬う 4/24 題「板」 ちゃんとした表札が出来るまでの繋ぎだったはずのかまぼこの板

          うたの日に出した短歌63

          うたの日に出した短歌62

          4/15 題「黄」 zoom会議 怖い課長の背後からカワイイネと鳴く背黄青鸚哥 4/16 題「泣」 泣いたって何も好転しないけどただ泣きたくて泣く夜はある 4/17 題「食」 部屋でひとり 両の手のひらで食パンを薄っぺたく潰して食べる 4/18 題「啼/鳴」 何処からか鶯の啼き声がして桜の蕾が膨らんでゆく 4/19 題「定」 教室の隅 渡辺が金属の定規で奏でる大地讃頌

          うたの日に出した短歌62