かわはら

写真を撮ること、音楽を聴くこと、料理をすることが好きです。 最近小説のようなものを書き…

かわはら

写真を撮ること、音楽を聴くこと、料理をすることが好きです。 最近小説のようなものを書き始めました。 小説や日記など思いついたことを色々書いてみようと思います。

マガジン

  • 短歌

  • 自由律俳句

  • 短歌でショートショート

    これまでに作成した短歌からショートショートを作成しました。短歌マガジンもこちらも見てもらえると嬉しいです。

  • 日記

    私がこれまでに書いた日記をまとめたマガジンです。

  • 小説

    私が書いた小説をまとめたマガジンです。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

これまでにいくつか小説など投稿してきましたが、そういえば自己紹介をしていなかったなと思いまして、簡単ではありますが自己紹介をさせていただきます。 名前:かわはら 趣味:写真・料理・音楽鑑賞(邦ロック・ボカロなど) 好きな食べ物:カレー・うどん・スイカ・みかん・ハッカ飴・駄菓子など 嫌いな食べ物:香りの強い野菜(みょうが・セロリ・パクチーなど)        香りの強いチーズ(ブルーチーズなど)        いちご風味の食べ物・いちごの加工品(でもいちごは好き) 好きなお菓

    • うたの日に出した短歌65

      4/30 題「金」 夕陽を受け黄金に光るレモネード 甘酸っぱくてちょっぴり苦い 5/1 題「雨」 ビニ傘がぱちぱち弾く雨粒のひとつひとつが苦しみの種 5/2 題「コロッケ」 里帰り 揚げ物なんて久々、とコロッケ揚げる母の背中 5/3 題「凸凹/凹凸」 いつの間に心はこんなに凸凹でプチプチシートで包んで運ぶ 5/4 題「有」 せっかくの有給なのでできるだけ省エネモードで過ごす日中

      • うたの日に出した短歌64

        4/25 題「エプロン」 エプロンで防げたはずのミートソース 点々と描く北斗七星 4/26 題「メタ」 遠くの空に黒い線を見つけてXとYだけになってく 4/27 題「マンモス」 先祖たちが勝って私はここにいる 上野でマンモス見ながら思う 4/28 題「禅」 禅寺のように静かなこの部署で肩を叩かれないよう生きる 4/29 題「芽」 今春も芽吹かなかった花たちへそぼ降る雨の露のきらめき

        • うたの日に出した短歌63

          4/20 題「聡」 女の子はちょっと馬鹿なくらいがいい 聡いあの子は遠くを見つめる 4/21 題「沈」 物憂げな気持ちを誘う沈丁花 赤い蕾を口に放る 4/22 題「たらこ」 幾万の命になるはずだったものをパスタに絡めて巻き取っていく 4/23 題「茹」 鍋の中茹だった卵 あなたの分だけを先に静かに掬う 4/24 題「板」 ちゃんとした表札が出来るまでの繋ぎだったはずのかまぼこの板

        • 固定された記事

        自己紹介

        マガジン

        • 短歌
          91本
        • 自由律俳句
          3本
        • 短歌でショートショート
          2本
        • 日記
          480本
        • 小説
          14本
        • 写真
          2本

        記事

          うたの日に出した短歌62

          4/15 題「黄」 zoom会議 怖い課長の背後からカワイイネと鳴く背黄青鸚哥 4/16 題「泣」 泣いたって何も好転しないけどただ泣きたくて泣く夜はある 4/17 題「食」 部屋でひとり 両の手のひらで食パンを薄っぺたく潰して食べる 4/18 題「啼/鳴」 何処からか鶯の啼き声がして桜の蕾が膨らんでゆく 4/19 題「定」 教室の隅 渡辺が金属の定規で奏でる大地讃頌

          うたの日に出した短歌62

          うたの日に出した短歌61

          4/10 題「自由詠」 オレンジは朝焼けの色 静けさと冷たさを肺いっぱい吸い込む 4/11 題「パン」 子供には子供の辛さがあることも忘れピーターパンを羨む 4/12 題「ペン」 ボールペンを万年筆に持ち替えて一足飛びに登る階段 4/13 題「しか」 両親に愛されていた経験が今の私の足枷となる 4/14 題「チューリップ」 チューリップを赤白黄色に並べるため赤白黄色に球根を分ける

          うたの日に出した短歌61

          うたの日に出した短歌60

          4/5 題「後」 夜明け前に起きて夜明け後起きてくる子供のための卵焼きを焼く 4/6 題「無」 大事なもの無くしてぽっかり空いた穴をぽっかり空いたままにしておく 4/7 題「菜」 鍋の中で茹だる菜の花 苦味さえ旨味と感じる年齢になり 4/8 題「夜」 だんだんと現実に引き戻される2番スクリーンのように夜明け 4/9 題「切」 あさつきか万能ねぎかわけぎかのどれかを小口に切って乗せる

          うたの日に出した短歌60

          うたの日に出した短歌59

          3/31 題「うたの日10周年」 これまでもこれからも続く日常に三十一文字の彩り添える 4/1 題「日」 日曜の午前中を生贄にアンテナ立てる土曜の深夜 4/2 題「続」 どこまでも続く青空 爽やかで清々しくて息苦しい 4/3 題「桜」 北風に散れ散れ桜 お前らも撮られ飽きている頃だろう 4/4 題「四」 4月1日は嘘ついてもいい日 つかなくたってもちろんいい日

          うたの日に出した短歌59

          うたの日に出した短歌58

          3/27 題「野比のび太」 布団の中目が冴えていく 3秒で寝れるのび太が羨ましい 3/28 題「ところで」 『では問題 日本でいち・・・』ねえところでさ、明日の晩飯何にしようか 3/29 題「漆」 食器棚に揃いで並ぶ輪島塗 豆腐とわかめの味噌汁を注ぐ 3/30 題「泡沫」 どうせこれも泡沫の夢 松潤が俺のメアドを知ってるわけない 3/31 題「鉄板」 風呂トイレ別・敷金礼金なし・鉄板付きのテーブル完備

          うたの日に出した短歌58

          うたの日に出した短歌57

          3/22 題「籤」 一年中木陰の下にある神社 絶えず結ばれる御籤の紙 3/23 題「机」 デスクには人の個性が溢れてる モニター下に積んでいるグミ 3/24 題「僅」 ごく僅かな違いも取りこぼさぬようにサイゼのお子様メニューを見る 3/25 題「飾」 私の私による私のための誕生会の飾りつけ 3/26 題「堕」 健康で文化的かつ堕落した私の最低限度の生活

          うたの日に出した短歌57

          うたの日に出した短歌56

          3/17 題「棚」 本棚を増築するスピードより本の増殖スピードが速い 3/18 題「塩」 彼の家では岩塩を岩として靴箱の上に飾っていた 3/19 題「スピンオフ」 私が主役のドラマがあるとしてスピンオフの方が数字取れる 3/20 題「飛」 飛脚らが3日掛けて走る距離を2時間で駆け抜ける新幹線 3/21 題「杭」 出る杭をただ打つだけのお仕事 月給手取りで27万

          うたの日に出した短歌56

          うたの日に出した短歌55

          3/12 題「ボタン」 吹雪の中駅に入る赤い電車 乗り込むための黄色いボタン 3/13 題「地獄」 ここは地獄 ゆるやかな地獄 息が上手く吸えない人が集まるところ 3/14 題「波」 これまでの人生を波線で書く おそらく今が1番どん底 3/15 題「桜」 桜がすぐ散ってしまうのが嫌だから風神雷神を旅に行かせる 3/16 題「育」 1ミリも育つはずのない造花に毎日水をあげてる娘

          うたの日に出した短歌55

          うたの日に出した短歌54

          3/7 題「イタリア」 「イタリアで美味いナポリタン食べたい」とあまりにキラキラした目で言うから 3/8 題「それ」 国道を1本脇にそれた先に見つけたやけに古びた祠 3/9 題「梅」 青梅をシロップにしてゴミ箱に増えるウィルキンソンのラベル 3/10 題「自由詠」 新宿から様々な場所へ向かう人 最後に行き着く終点は同じ 3/11 題「食」 大口で桜の花びら待ち受けてさくら餅との食べ比べする

          うたの日に出した短歌54

          うたの日に出した短歌53

          3/2 題「充」 食べ切れない程の晩飯出すようにスマホを過充電する母 3/3 題「耳」 カフェにいる全員が耳をそば立てる絶対痩せる薬の話 3/4 題「いらっしゃい」 いらっしゃいようこそという看板に誘われ入る山猫軒 3/5 題「RE」 1人だとバレないように飲み物を3個頼んだUberEATS 3/6 題「戻」 貴方への気持ちは二度と戻らない 燃えないゴミとしてだす指輪

          うたの日に出した短歌53

          うたの日に出した短歌52

          2/26 題「夜」 終電も去った街で車窓から探す闇夜の東京タワー 2/27 題「誰」 誰からも気づかれぬ小さな功績を見つけて褒めてあげる仕事 2/28 題「広」 大広場で寝っ転がって見上げた空で作った焼肉定食 2/29 題「閏日」 〆切が一日後ろに倒れてもギリギリまで寝かせるタスク 3/1 題「春」 冬なのにぽかぽか陽気が続いててお試し一週間分の春

          うたの日に出した短歌52

          うたの日に出した短歌51

          2/21 題「ドッペルゲンガー」 1ヶ所にドッペルゲンガーを集めて私とわたしとワタシの蠱毒 2/22 題「雨天決行」 脱獄は雨天決行 西の空にピカっと光る高い電波塔 2/23 題「スト」 一年中ずっとそこにあるはずなのに年末にしか見えないポスト 2/24 題「愚」 本物の愚か者では絶対にそらで書けない「愚か者」の字 2/25 題「不良」 Type-C接触不良 細切れに流れてくるCreepy Nuts

          うたの日に出した短歌51