かわはら

写真を撮ること、音楽を聴くこと、料理をすることが好きです。 最近小説のようなものを書き…

かわはら

写真を撮ること、音楽を聴くこと、料理をすることが好きです。 最近小説のようなものを書き始めました。 小説や日記など思いついたことを色々書いてみようと思います。

マガジン

  • 短歌

  • 一首評

    短歌の一首評をひたすら練習します

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    これまでに作成した短歌からショートショートを作成しました。短歌マガジンもこちらも見てもらえると嬉しいです。

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    私がこれまでに書いた日記をまとめたマガジンです。

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自己紹介NEO

前回自己紹介記事を書いてからもう2年近く経っているので、前回のものに加筆修正しようかとも思いましたが新しく1本書こうかと。でもまあやることは加筆修正とあんまり変わりないけど。前回のものをコピペしてきて、今回足したところについては太字にしてます。 名前:かわはら 趣味:写真・料理・音楽鑑賞(邦ロック・ボカロなど)・ラジオ 好きな食べ物:カレー・うどん・スイカ・みかん・ハッカ飴・駄菓子など 嫌いな食べ物:香りの強い野菜(みょうが・セロリ・パクチーなど)・香りの強いチーズ(ブルー

    • 9月22日平和園にて

      麻婆のとろみがどんどん消えていく それもひとつの醍醐味と思う 中華鍋から上がる火柱 網膜に焼き付いた赤 離れずにいる 人がみな旅に出るのは世界中に帰るとこを作るためだと思う

      • ただいま評の練習中2

        買い物に出かけるように「それじゃあ」と母を残してきた福井駅/俵万智『サラダ記念日』 福井に帰省していた主体が母親に見送られて自宅に戻る時を詠んでいる歌だと思う こういう別れ際ってなんだか小っ恥ずかしくて軽く「じゃあまた」みたいな、それこそちょっとそこまで買い物に行くくらいのテンションで別れてしまったりするけど、もしかしたらそれが今生の別れになってしまう可能性もあるんだなあとしみじみ感じた 会いたい人にはちゃんと会いに行くべきだと思ったし、会う機会1回1回をもうちょっと大

        • ただいま評の練習中1

          黒板に文字を書く手を休めればほろりと君を思う数秒/俵万智『サラダ記念日』 主体は教師だと思う 授業中板書の区切りのところで一旦手を止めた時にふっと「君」のことを思い出して、でもすぐ授業に戻る感じかなと思った 「ほろりと」からなんとなく主体が「君」に対して淡い切ない感情を持ってる感じがした 叶わなかった淡い初恋の相手とか随分前に別れた恋人とか でも「想う」じゃなくて「思う」になってるのを見るとそんなに恋愛系の感情は入ってないのかもしれない あの同級生今頃どこで何してんのかな

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        自己紹介NEO

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        記事

          うたの日に出した短歌90

          9/3 題「臭」 東京は夜中でもずっと明るい 匂いもあれば臭いもある 9/4 題「櫛」 絡まった髪の毛雑に櫛で梳く 手持ちの時間はけっこう短い 9/5 題「秋」 秋はもうすぐそこにいる 目を離すな 離せば最後すぐ見失う 9/6 題「黒」 白が200あれば黒も200あり 白黒の街がこんなにカラフル 9/7 題「蜻蛉」 あの頃はただの蜻蛉玉でさえ俺にとっての宝石だった

          うたの日に出した短歌90

          うたの日に出した短歌89

          8/29 題「投」 どちらとも逸れた道を正せぬまま高架下で投げる変化球 8/30 題「目」 君の目は俺の全てを見透かしてその上全てを赦すような目 8/31 題「やで」 君は変 ヤマダ電機をヤデンと呼びマクドナルドをドナルドと呼ぶ 9/1 題「用」 夜中じゅう用もないのに電話する この世でいちばん楽しい時間 9/2 題「靴」 赤い靴履いたあの子と三日三晩ひたすらジルバを狂ったように

          うたの日に出した短歌89

          エンジンをかけて

          ハンネしか知らない人と待ち合わせ ドレスコードは全身真っ黒 簡単な自己紹介もそこそこにあさんの車の助手席に乗る 往来の誰もが虚構をまとってる 永遠にさようなら新宿よ 静寂が支配している車中でカーナビだけがずっと饒舌 目的地は富士山の方 持ち物は貴重品と麻のロープ 東京は何もかもがきらめいてて憧れなければよかったのにな 少しだけETCが喋ったあとついに黙ってしまうカーナビ 終焉への片道切符握りしめ中央道をかっ飛ばしてく 生きてれば当然お腹は空くもんで談合坂でかけ

          エンジンをかけて

          祭りの夜

          この町の隅から隅に至るまで日がな響く祭りの太鼓 噴き出したラムネぼたぼた地面に落ちアリがわらわら集まってくる Switchは当たりっこないと知りながら引いたくじで当たる水鉄砲 1口目の最大瞬間風速を超えることなくかき氷溶ける 弟がすくった金魚 弟が家出た今も優雅に泳ぐ じゃがいもをトルネードにして揚げただけなのは知りつつ惹かれてしまう 妹とノリでつけた光る腕輪 仏壇の前でまだ光ってる 晩飯を出店で済まそうとしたけど微妙に高くて結局サイゼ

          にせものの星

          私にはRとLが難しい たべっ子どうぶつ Lionを食う 雨の日もルンルン気分 見上げれば常に星空が広がってる 脱衣所の鏡に飛んだ歯磨き粉が星空みたいですぐに拭き取る 誰からも見つけられずに爆ぜてった名もなき星を想う放課後 星空のようなスカート風になびく あたしはあたしのために生きてる 宇宙規模で考えればヒトなんて塵芥のよう お前のことだよ もうもはや春夏梅雨夏秋冬だ 夏第二幕がそろそろ始まる

          にせものの星

          ごきげんよう

          テレビ前正座して見る サイコロを稲川淳二が転がしてるのを 再放送のドラマが終わる ザッピング よしお兄さんはずっとげんき 寝る前に今日一日を振り返りトイレになかなか行けないでいる

          ごきげんよう

          さよなら三角またきて四角

          地球の裏 遠きンジャメナとンゴロンゴロ保全地域に思いを馳せる 私がるーるるるると呟くはキツネ呼ぶ時としりとりの時 それぞれの地元独特のルールがありルビーの後のいちごをよしとする リンゴ食べたゴリラがラッパをひと吹きしパンダは団子にゴマをひと振り 黒いマント翻し歩く殿様も楽しみにしてる今年の祭り

          さよなら三角またきて四角

          待降節

          姦しく仮装衣装を選ぶ娘たちの後ろでツリーの用意 今年もまたサンタの委託業者たちが変身ベルトを買いに来る季節 信号機を指さして子が「信号機ってクリスマス色だね」って笑う 1年でワム!とマライア・キャリーの曲が1番流れる日だな今日は ポチ袋とサンタが飛び出すカードと年賀はがきを売ってるデパート

          給食

          移動教室給食センター前通る わかめご飯の匂いがする ガイドに沿い折り目をつけた紙スプーン ふやけぬうちにゼリーをかき込む 揚げパンが出る日に限って黒シャツで零れぬようにゆっくり食べる

          ゲーム

          あの頃とポリゴン数が変わらない 川島教授は今日もぷかぷか 所々虹色に光ってる道路 余さず踏んで遅刻を回避 ピクミンで培ったこのダンドリを仕事でも活かせればいいのに 適当に置いたキリンがシーソーのようにゴリラを場外に飛ばす Flashのサ終で二度と誰からも見つけて貰えないピクトさん 火は草に 草は水 水は火に強い そこから先は何も知らない 既婚者でも構わずアタックを仕掛ける 残酷なまでのトモコレのピュアさ ゆっくりと右から流れる赤黒のボム兵仕分けて生きていきたい

          コンビニ

          1番からおにぎりの皮を剥いていく いつも欠けてしまう海苔の端 北に5分行ったセブンに無いものが南に5分のセブンにはある そこの角のファミマのタバコのラインナップが増えて番号4桁突入 コンビニでチキンとケーキを買い込んで1人で祝うイブとM-1 じんわりと汗ばむ陽気 何処からかおでんの香りと冬の足音 真夜中のホットスナックコーナーでへろへろになった肉まん救う 羨ましい 君は茨城に住んでいてセイコーマートにいつでも行ける 終電が過ぎた街のコンビニで歯ブラシ買って向かう

          人間

          鳥人間 背中に翼が生えており飛ぶより歩く方が楽らしい 犬人間 並外れた嗅覚を持ち鼻栓を常に装備している 亀人間 背中に背負った甲羅には手足も頭も入り切らない 猫人間 好きな時間に寝て起きてフレックス制で働いている 熊人間 はちみつよりも鮭よりもチョレギサラダが1番好き 蛸人間 足と足とが絡まって徒競走ではいつも最下位 牛人間 ファミレス行くと絶対にサラダうどんを注文する 人間 顔の見えない相手には何を言ってもいいと思ってる