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「子育てに悩んだとき」 揺らがないために私が大切にしている考え方

子供をもったからといって、急に『大人としての自覚』や、役割としての『親』というスキルや人格が特別にインストールされるわけではありません。それは人それぞれ。

親と言っても、ただの人。
それぞれ、生きてきた中の人間関係があり、環境があり、価値観があります。
親としての戸惑い、自身の喜怒哀楽、価値観、そういったものと向き合いながら少しずつ成長してゆきます。

子供が生まれて「初めて」の親がスタート

カウンセラーから言われた「親だからって大人になれるわけじゃない」という言葉

十代の終わり、わたしは、それまで放置し続けた心が限界を迎え、自己解離(離人)、摂食障害、鬱、PTSD…諸症状で心身ともにボロボロでした。

人間ドックによる精密検査、投薬治療、脳波検査…身体に異常はなくカウンセリングを受けることになりました。

その時のカウンセラーの先生から
「親だからって大人になれるわけじゃないの」
と言われ、初めて自分が母親との関係に苦しんできたんだと気が付きました。
以降少しずつですが母との関係は改善されています。

そして、心理を学んだ今は、母に自分が育てられたことも意味のあることで必要なことだったのだと感じています。
今のわたしが存在し、らしさがあるのは、親との関係があったからなのです。

親として出来ること

わたしも今は人の親です。
親として出来ることというのは、子供に愛情を注ぐことしかないのだと思っています。
時には厳しく、ときには優しく。
距離を置くことがあってもいい。

我が家の場合、掴み合いになったことが幾度もありました。
子供の方は
「ほんとに悪かったからねー。おかん大変だったねぇ」
とケロリ笑っていますが、どうなってしまうのかと本当に不安でした。

今となっては笑い話ですが。

どんなときも大切にしてきたのは、子供を一人の人として尊重しつつ、他者の気持ちや命を大切にできる人間でいてくれるように見守ること。

反抗期には、この時期は人間が成長するのに不可欠だと考えていたので、
それがきちんと本人に作用して腑に落として成長していってくれればなという思いで見守り接してきました。

反抗期というのは、親を失った後も、一人で生きてゆける自立した人間となるためのステップだと考えています。
精神的、肉体的成長のためにおこる反応。
いつまでも親に気持ちまでべったりでは、ひとりになったときに心のバランスを崩してしまいます。

残念ながら、現代は、人としての成長と、世の中のシステムがあわず、周りの大人達に都合次第で「子供扱い」されたり「大人扱い」されたりが子供達に余計なストレスを与えていると感じています。

親として悩むことは多いことでしょう。怒りすぎてしまったり、うまく伝えられなかったり、どうして良いかわからなくなったりもあるでしょう。

それでも、世の中がどうあっても、子供のために、子供の目線になって何がベストなのか常に考えられるのは、親だからこそ。

何もできなくても、苦しみ考えていることそのものが、ちゃんと子供に伝播してゆきます。
子を得たこと、親子となったことさえも、わけのあるご縁です。

もしもあなたが、大人になりきれない自分や、親としてどうなのかと悩むことがあるのなら
あなたの子供もきっと、だめな自分探しや、自分はこれでいいのかと悩むことでしょう。

まずは親が人生の素晴らしさを感じて見せてあげてください。

自分を好きになり、他人と同じように自分も素晴らしい人生を創造するに値する人間だと信じてみてください。

そして、子供にも同じ価値があると感じてみてください。

子は親のことで、親は子のことで悩んだとき
互いを見ることではなく、人生の同じ方向を見てみることが大切だと感じます。

お読みいただき
ありがとうございました。

いっさいはん。
いらいらしちゃう子育て中のかたに読んでもらいたい本です。
あの頃を思い出してほっこりしますよ。

  気づきを大切に  自分らしく
Always be yourself.

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