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自信がないことは良いことだと信じていた|映画インセプションと私の弱み

こんにちは。かきもとみさです。私はチャレンジが人生を充実させてくれると考えており、女性のチャレンジを応援したいという想いで発信をしています。

タイトル見て「そんなわけないだろ」と思った方いらっしゃるかもしれませんが、これは本当の話です。

私は学生時代(高校生くらいかな)、自信は持たない方が良いと真剣に思っていました‥‥。当時の自分に声を掛けられるとしたら「そんなの大きな間違いだよ!!」と言ってあげたい。

なぜこう考えていたかというと「自信がないからすごく努力できるんだ」「自信がないから自分に満足せずに成長し続けられるんだ」と信じきっていたからです。

私は中学校から大学までの10年間、バレーボールをやっていました。特に高校時代は勉強も部活も忙しく、バレーボール中心にしながらも周りも文武両道の子たちばかりで、かなり精神的にも成長した時期でした。

多感な時期だったので自分の価値観もこの時期に確立していったと思います。何よりバレーボールを通じて、身体的にも精神的にもタフさを磨いた時期でした。

この時期に、アスリートとしていろんなことを考えている中で「どうしたらもっと良いプレーヤーになれるのか」ということを日々考えていました。

その中で「自分に満足したら終わりだ」と思い、「常に現状満足してはいけない」「自信なんて持ってしまったらそこで成長は終わりだ」「常に自分よりももっと強い選手がいることを意識して、上を見なければ」というマインドが強くなっていって、完全に「自信は持たない方が良いものなんだ」という考え方を自分の中に植え付けてしまったんです。

話は脱線しますが、映画「INCEPTION(インセプション)」をご存じですか?レオナルド・ディカプリオ主演、クリストファー・ノーラン監督の私の好きな映画NO.1です。

ご興味ある方はこちらから

この映画では、ターゲット人物の「夢の中」にスパイチームが潜り込んで、ターゲット人物の「深層心理」の世界で、「あるアイデア」を植え付ける(=Inception:ここでは「植え付ける」の意味)というストーリーです。(映画としてめちゃめちゃ推しなのでここで語りたいくらいですが、今回は割愛…。)

で、私はこの「自信は持たない方が良いんだ」ということを、高校生時代にインセプションしてしまったと思っています。映画インセプションが出てきたのはこれが言いたかっただけです(笑)。

自分の中に「植え付けられた」アイデアというのは、映画の通り、深層心理に貼りつき、現実世界ではもう「どうしても頭からこのアイデアが離れない」という強烈なものになってしまいます。

この当時からしばらくはずっと私もそうでした。それはバレーボールに限った話ではなく、私生活や仕事の場面などあらゆる場面に派生していきました。

ただ、このことが原因でいろんな弊害が生まれました。

例えばバレーボールであれば、肝心な大会本番当日で自信がなくなって自分の力が発揮できなかったり、仕事であれば自信がないからプレゼンが嫌いだったり。人前で話すことにいまだに苦手意識があるのも、ここに根本原因があると思っています。

「自信がないのは良いこと」という大きな間違いに気づき始めたときには「自分の実力を発揮する」というのもまた「別のスキル」として必要なんだなぁと若い頃は思ったりしていました。

でも、いまならわかります。本当は「根拠のない自信」を持ってしまうことが理想なんだと。

ずいぶん前に、茂木健一郎さんも「若い人たちは『根拠のない自信』を持て」とおっしゃっていたと思います。「え、そんなんいいの?」と私は衝撃を受けたので、覚えているんです。

「根拠のない自信」のパワーはすごいです。私はそんなもの、持てたことがないから、持てる人が羨ましい。

根拠のない自信があれば、自分の実力を発揮できるどころか、実力以上の力が発揮できるパワーがあります。

日本人は比較的、根拠のない自信を持ちにくい人種かもしれませんが、アメリカ人など海外の人はもっとパワフルです。他者が成し遂げた功績も「自分がやった」という風に堂々と言って、それさえも自分の自信に変えてしまったりするので、ある意味、関心してしまいますよね(笑)。

だからいまは、「どんどん自分に自信を持って良い。それをパワーに変え、パフォーマンスを最大にしながら、でももっと成長したいエネルギーを絶やさずに努力しよう!」と自分の中で過去にインセプションされたアイデアを少しずつ書き換えています。


ただ、本当に正直なことを最後に言いますと…「自信がないから努力する」というのは間違っていないといまでも思っています。

当時はネガティブになっていて「自分はできる」と本当にできていることさえ認めてあげられなかったことが問題でした。

でも今は、できない自分に悲観的になるよりも「もっと自分は伸びしろがあるんだ!」とポジティブな考え方で生きていこうと思っています。

根拠のない自信を持てるようなタイプではない自分は変えられないから、せめて前向きな姿勢に変えられたことで、人生のあらゆる場面においても好転してきたと思っています。

ストイックさは良い面もありますが、何事も前向きなエネルギーに転換する力が大事だなと思います。

今回は「自信」に関するテーマで、私のお恥ずかしいお話を書いてみました。

ぜひ皆さんのアイデアもお聞かせくださいね。

ではまた♪Adiós❤

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