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身内に障がい児者がいるのは恥なのか
これは、私の母の話である。
私(娘)は身障者手帳を持っている。医学的にも世間的にも障がい者だと認められている。ちなみに申請したのは私自身で、30歳になる頃だったと思う。
私は、自分が幼少期から生きづらさを抱えて生きてきたことを、当然だが一番よく分かっている。身障者手帳が出ると分かった時は、心底嬉しかったしほっとした。それで私の社会的立場が何か変わるわけではなかったが、肩の荷が下りたような開放感を
ノーマライゼーションとは
みんなちがって
みんないい
とか
性善説
とか
そういうことを考えられるのは人間として生まれながらに、当たり前に持っている能力だと思っていた。
それなのに、車椅子の乗車拒否だの優先席に若者は座るなだの…心の狭い人間が何て多い世の中なんだろうと思う。
こんなことがいちいちニュースやSNSに取り沙汰されること自体、日本はまだまだ福祉に対しては遅れている。
正直、世界に誇れる技術や財産がたくさん
「かわいいね」を素直に受け取れないのは、私が卑屈なのか〜同級生との奇妙な再会〜
私は、放課後等デイサービスのスタッフとして働いている。放課後等デイサービスとは、障がいのある子どもたちが、放課後遊びにやってくる場所である。
職場は実家から徒歩7分。思いっきり私が生まれ育った地域だ。(私は現在結婚をし、県内他市から1時間半かけて通勤している。)
職場のすぐそばの商店街にはセブンイレブンがあり、道路に面して喫煙所も設けられている。
夏前頃から、私はその喫煙所で煙草を吸っている同級生