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ヘルプマークの紹介

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。



◆へルプマークPR動画(15秒版)リンク先

ヘルプマーク紹介リーフレット(PDF:2,633KB)
ヘルプマークについて、これまでの取組やエピソード等を掲載しています。


ヘルプマークとは、援助や配慮を必要とする人々が、その状況を周囲に伝えるためのシンボルマークです。特に、外見からは援助が必要であることが分かりにくい人々が、このマークを身に着けることで、周囲からの理解やサポートを受けやすくすることを目的としています。

ヘルプマークの特徴

  • デザイン: 赤い背景に白い十字とハートが描かれたデザインで、シンプルかつ目立つようになっています。

  • 利用対象: 障害や疾患を持っている人、妊娠初期の女性、高齢者、怪我や病気で一時的に援助が必要な人などが対象です。たとえば、義足や人工関節を使用している人、内部疾患や難病を抱えている人、精神障害を持っている人などがこのマークを利用します。

  • 使用方法: バッグや衣類などに取り付けることで、周囲の人々に「何か困っていることがあるかもしれない」というメッセージを伝える役割を果たします。

  • 普及状況: 2012年に東京都で導入された後、全国に広まりました。各都道府県や市区町村で配布されており、無料で入手できる場合が多いです。

ヘルプマークの役割

  • 周囲の理解と配慮を促す: ヘルプマークを身につけることで、公共交通機関や公共の場で、座席を譲る、手助けをするなどの配慮を受けやすくなります。

  • 自己表現の手段: 外見からは分からない困難を抱える人々が、自分の状態を伝える手段として機能します。

使用上の注意点

  • 自主的な利用: ヘルプマークの使用は義務ではなく、あくまで自主的に利用するものです。必要に応じて、身につけることで、周囲の支援を得ることができます。

  • 誤用を避ける: ヘルプマークを本来の目的以外に使用することは避け、正しい理解のもとで活用することが重要です。

まとめ

ヘルプマークは、援助や配慮が必要な人々が、そのことを周囲に伝えるための大切なツールです。理解と配慮を広げるために、社会全体での認知度を高め、正しい使用方法を普及させていくことが重要です。

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ヘルプマークは、主に以下の方法で入手できます。

1. 自治体の窓口での配布

  • 配布場所: 都道府県や市区町村の福祉課や障害福祉課、保健所などの窓口で配布されています。自治体によっては、交通機関の窓口や公共施設で配布している場合もあります。

  • 手続き: 申請手続きは特に必要なく、窓口に行って「ヘルプマークが欲しい」と伝えるだけで受け取ることができます。配布は無料で行われているのが一般的です。

2. インターネットでの申し込み

  • 一部の自治体では、インターネットを通じてヘルプマークの配布を申し込むことができます。自治体のホームページでオンライン申し込みの方法が案内されている場合があります。

  • オンライン申し込みの場合、郵送でヘルプマークが送られてくることが多いです。

3. 交通機関での配布

  • 一部の鉄道会社やバス会社などの交通機関でも、駅やバスの案内所でヘルプマークを配布しています。配布場所や配布方法は、各交通機関のホームページで確認することができます。

4. イベントやキャンペーン

  • ヘルプマークに関する啓発イベントやキャンペーンが開催されることがあります。これらのイベントでもヘルプマークが配布されることがあります。

まとめ

ヘルプマークは、多くの自治体や交通機関で無料配布されています。最寄りの市区町村の福祉課や保健所、または交通機関の窓口に問い合わせることで、手軽に入手することができます。オンラインで申し込める場合もあるので、自治体のホームページも確認してみると良いでしょう。

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