許可をもらうと言う再確認
あれは多分中学校2年生の時だったと思う。
当時私はすごく「はっていた」。
自分の心の奥底を人に見せたらいけないと思っていたし、人が何を考えていて「こう」言えば「こう」返してくるから「こう」言おうなんてことを、いつも考えていた。
父は当時とても厳しくて白も黒も、父が赤と言えば赤だった。
意見は口答えとみなされていて、父が決めたルールを破ったら「しつけ」という名の制裁が待っていた。
父は子どもたちが「ルール」を守り「意見」さえしなければおおむね機嫌がよく、何事もおこらなかった。