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アラフィフになり美容課金をする決断をした私3 施術編 ~たるみ・口横のポニョ撃退~

前回、前々回と、初めての美容医療について決意からお金の話まで長々と書いてきたわけなんだけど、今回施術編。最終回。

ボルニューマやりまーす

いよいよ施術。
施術室に通された。
カウンセリング中も、施術室まで歩いているときも
「何かあったらすぐに聞いてくださいね。気になることがあれば、すぐに言ってくださいね」
とお姉さんは何度も言ってくれた。優しさが緊張をほぐしてくれてありがたい。

施術室では、まずはアクセサリーを外すように言われた。
私は事前に「ボルニューマは金属がついてるとやけどの恐れがある」と言う情報を誰かのつぶやきで読んでいたので、外しづらい場所のピアスなどは全部数日前から外してあった。

担当はイケメンのお兄さん。あ、先生じゃないんだ。と少し不安にもなったけどそこは、任せるしかない。任せたぞ!

そして、横になるように促され丁寧にクレンジングをされた。
あー人にやさしく顔を触られるってきもちいいなー。と、ふわふわとした気持ちでいた。
そう。当たり前ではあるがこの後、何が起こるかなんて知る由もなかった。この時までは……

化粧が完全に落ちた状態で、一度起き上がり写真を撮りに行く部屋?ブースに移動した。すっぴんで、
正面
横顔左右
斜め45度左右
の写真をスマホで撮られた。

そして部屋に戻り、いよいよ施術。
背中に極板シールとやらを貼ると伝えられた。
そして、ここで一つの問題が……。

そう、私はワンピースを着ていたのだ。
下にはペラペラのパンツ(ズボン?スパッツ?)のようなモノを履いてはいたが、箱ティッシュより一回り小さいくらいの大きさのソレを貼るには、まくり上げるのもちょっと。。なかんじ。
首元から入れようか工夫してみたが、うまくできず
「しっかり張ったほうが良い」
とお兄さんも困ってた。

私は焦った。
(ヤバい!始まる前にめんどくさいと思われたくない!)
そう思うのと同時に、ワンピースを脱いでいた。

ペラペラのスパッツのようなパンツに半そでエアリズムという、お粗末な格好になり、お兄さんに
「こんな格好ですみません。でもこれがやりやすいと思います」
と伝えた。
お兄さんは、嫌な顔一つせず「ワンピース、ハンガーにかけましょうね」
と手伝ってくれた。やさしい。

ボルニューマやる人は、絶対ワンピースなんて着て行かないでね。背中に大き目の対極板シート貼るからね。ここ、テストに出るから。大切だから。

でも、このワンピースを脱いだことは後に大成功な決断となる。

痛いと言うより熱い?

いよいよ施術。
お兄さんは、私の顔にジェルをぬりながら
「熱かったら言ってくださいね。施術をはじめます」
と言い、機会を私の肌にあてた。

ビク!!!!
私は1発目にかなりビクついたけど
最初の1発目は肌の様子?だか何だかを見てるだけで、施術が始まっているわけではなくて、かなり恥ずかしかった。
でも、私はそれぐらいビビってた。

SNSでは痛みないって書いてあったけど、先生が言い残した「熱いの頑張って」みたいなあの言葉、そしてお姉さんの「何かあったら施術中でもすぐ言って大丈夫ですよ」の念押し、さらにお兄さんの「熱かったら言ってください」。。。。。私は歯医者で働いていたから知っている。そういうことを言う時は、だいたい痛いことが待っているのだ。

そして、いざスタート!
最初は少しあたたかいかな?くらいだった。
(うん、これならいけるかも)
と思ったのもつかの間。
徐々に場所により焼けるような熱さを感じた。
全部か全部熱いわけではない。でも、口横のぼにょら辺、骨に近い部分など、猛烈に熱い部分があった。

お兄さんは「熱いですよね。大丈夫ですか?」と何度も声をかけてくれたけど、私は「熱いところめっちゃ熱いんですが(熱すぎて小泉進次郎ばりに当たり前のこと言う)、でもせっかくやるなら効果出てほしいから頑張ります」
と頑張った。

もともと、痛みに弱い私。普段、痛いとか熱いとかストレスを全然感じない生活をしてる私には、かなり「熱さが痛い」と感じた。
その証拠に涙もでていたし、体に力も入り熱もこもり体中汗だくになっていた。(ほんと、一張羅のワンピース脱いでおいてよかった。グッジョブ!)

これ痛くないって書いてる美容インフルエンサーとか、どれだけ強いのよ。すごすぎない?それとも私が軟弱な精神力なだけ?もう意味わからない!

だけど、私は耐えた。「弱めますか?」と聞かれても、「痛いですか?」と聞かれても、(20万円!)と心に訴えかけ自分の手をつねり、「大丈夫です。強くやってください」とドМよろしく痛みを求め続けた。

最初より、後半のほうが熱さを感じたけどそれでも耐えた。
顔はどうにか頑張れたけど、顎下。ここがヤバかった。
お兄さんも
「顎下、結構熱いと思いますけど顔よりはすぐ終わりますからね」
と痛みの予告。
私の痛みへの我慢は揖保乃糸ぐらいすぐ折れる細さにすり減っていた上にその予告。
10秒ぐらいは我慢したけど、もう無理だった。。。
「熱い。。ごめんなさい。すごい熱いです」

結果、お兄さんは少し出力を下げてくれた。それでも熱かったけど(20万円!)と自分のお腹や腕を力いっぱいつねりながら頑張った。

ねえ、本当にみんな熱くないの?私がおかしいの?朝から何も食べてないから? 次は牛丼食べていこう。
そんなことを涙を流し耐えながら考えた。
残りの半顔は、熱が溜まっていたのか前半よりもはるかに熱さを感じた。
でも、私は耐えた。マックスでお願いしますと。
そしてお兄さんももう、「大丈夫ですか?」とは聞かなくなった。

すべては私のたるみ切った生活が顔に出ていたせい。
私は黙々と痛みに耐え、お兄さんは丁寧に施術をしてくれていた。

終わった後、顔にも力が入っていたのかなんだか分からないけど口がおちょぼ口に固まっていた。
話すのもおちょぼ口で変だったし、術後の写真も変な口で写っていた。
お兄さんに
「よく頑張りましたね。熱いんだろうなと思う場所あったけど、頑張ってるから、僕も効果が出るように頑張りましたよ」
と言われたときも、おちょぼ口のまま。
「あびばどうござます(ありがとうございます)」
とおかしな返事しかできなかった。

そして次は、ボトックスの施術。
そのまま先生が登場した。
「熱かったですか?」
と聞く先生におちょぼ口のまま
「はい」
と答えた。

ボトックスリフトの記憶はほぼない

あの熱さに耐えたんだから、私は注射の痛み何ておそらく余裕だろう。
いくらビビりで注射嫌いの私とは言え痛みセンサーがバグった今なら、全然いけるよね。

先生は、「怖いですか?きれいになるためにちょっと頑張りましょう。僕も痛くさせたいわけじゃないんですよ」
とリラックスさせてくれた。
そして、ぶるぶる震えるものを持たせてくれて、顎あたりにつけておくように言われた。(これ、調べたらブルブルペンって言うのね)

結果から言う。きっと先生はかなり上手だと思う。
痛みも最小限なんだろう。

でも私は痛みへの恐怖から、ブルブルペンを力いっぱい顔に押し付けあとは目をつぶり……記憶がない。
言われるがままに「いー」の口をしたり、起き上がったりしたことは覚えているが、ほぼ記憶がなく次にはっきり覚えているのが先生に「終わりましたよ」と言われたとき。

「呼吸がどんどん荒くなるから、倒れちゃうんじゃないかと心配になりましたよ。でも、慣れてくるから次はもっと怖くないよ」
と言ってくれている間も、固まっている私はブルブルペンを力いっぱい顔に押し付けていたまんまだったみたいで。
先生が優しく、手を添えて私の手を放してくれた。。。

美容医療は努力だと思う

美容医療=課金ってすごい。
ボルニューマやってくれたお兄さんも言ってたけど
「美容医療って痛いもの多いんですよ」
って。
それでも冷やしたり、触ってくれたり最大限にいたくないようにはしてくれてるんだろうけどね。
安くはないお金を払うために頑張って、仕事して貯金して。そして効果を出すためには痛いのだって我慢して。

毎日運動したり、ケアしたりももちろん大切なんだけど美容医療が楽してきれいになってるとかではないんだね。
やってみて思った。これも努力の一つなんだな。って。

そんな今回のたるみ治療。結果は……

結果から言うと、ボルニューマ終わった直後からかなり効果が出てたと思う。
おちょぼ口もボトックス終わる頃にはまったくなくなって自然になってた。
あれ、なんだったんだw

なんか口横とかホホ辺りにモニョモニョ?した感じは3日くらいあった。痛いとかじゃなくて。

ボトックス含め、アザができる訳でもないし私の場合はダウンタイムはなしと言ってもいいくらいだと思う。(謎のおちょぼ口以外は)
その日はシャワー程度、激しい運動はしない。
せっかく熱を入れたので水で顔を洗わないように言われた。
気を付けることもその程度。

そしてなにより、口横のポニョにきいてると思うんだよね。
さらに、二重顎だった顎下もスッキリした気がする。
くそー。痛みに我慢すればもっとスッキリできたのかな。。

まだ5日程度そう思うんだから、これから効果が1か月から半年にかけてどんどん効果が出てきたら、私もしかしてスッキリした輪郭になっちゃう?
なんてね。そんなわけないかもだけど、それくらい自己肯定感上がるわけ。

夏の終わりぐらいにボトックスの効果が切れるから入れなおして、年末ぐらいにもう一度ボルニューマをやったほうがいいって言われた。

私のモチベーション的には
痛み<効果
だったので、続けたい。
でもね。やっぱり気になるのは「そんなにお金かけ続けられるの?」ってところだよね。

はぁ。こうやって沼っていくのかな。
でも、今回やって本当に良かった。
いい経験だったしね。

経過含めて、またなにか書けることがあれば。

追伸:熱い熱い書いたけど、これは私個人の感想だから。お兄さんが言うには「全く痛くない」って人もいるみたい。
もしかしたらお腹空いてなかったらここまでじゃなかった?
そんな根拠ないこと思ったりね。
全く痛くない人すごい。そしてそういうひとに、わたしはなりたい。

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