見出し画像

サバランさん同好会 会報誌 #1

「サバランさん同好会」。
 それはわたしと金森P(旧ナゴミさん)の会話から始まった企画。

 noteの中でサバランに言及していたがために私に無理やり同好会員に勧誘されたnoterさんや、私の記事を読んで「そういえばサバラン」とふとサバランに思いを馳せてしまったがために気が付くとサバランを探す旅に出てしまったnoterさんが集う場所です。

 探してみると意外と出会えない、思いがけない出会いと思い出をつれてきてくれるサバラン。今回は、そんなサバランさんたちの「会報誌」第1号となります(たぶん発行は半年に一度くらい)。

 これが令和のサバランの歴史となっていく―――
 かどうかはわかりません。悪しからず。

 では、note掲載の時系列順で、これまでに寄せられた記事をご紹介したいと思います。

🍩会員NO.1  櫻木由紀さん

 私に無理やり過去記事を発掘されて会員NO.1を振られてしまった櫻木さんです。1997年、旅先のリバプールのスーパーで「ラムババ」を購入し、景色を楽しみながら食べて以来の、サバランファンだそうです。当時の旅の思い出が鮮明に語られ、旅と食が密接につながっていることを実感されています。

🍩会員NO.2 銀騎士カートさん

 銀騎士カートさんも「みらっちから無理やり入会させられた組」のおひとり。洋菓子の中では定番かとおもいきや、意外や意外、知名度が低いことを指摘されています。「二度と食いたくない派」と「やみつき派」に別れるという分析には思わずうなずきます。
 銀騎士カートさんは「やみつき派」。そしてサバランに「スイーツのツンデレ女王」と命名されています。納得。

🍩会員NO.3 くうさん

 「みらっちから無理やり入会させられた組」3人目の空さん。
 空さんはとにかく美味しいものをたくさんご紹介されている方。  
 記事では、「CONFECT-CONCEPT(コンフェクト コンセプト)」さん(東京都)の1番人気のサバランをご紹介してくださっています。
 かなり洋酒強めの、しかも洋酒シロップの海というからかなりタプタプ系らしいです。上には生クリームとカスタード両方のせ。「大人の魅力を醸しだす 魅惑のケーキ」。写真もとても魅惑的です。

🍩会員NO.4 keikeiさん

 「みらっちから無理やり入会させられた組」4人目のkeikeiさんが「一番好きなケーキ」とおっしゃる、ストラスブルジョア(横浜市)のサバラン。ラム酒入りのスポイトがささっていて、「追いラム」ができるタイプのようです。いつも全部入れちゃうのだとか。ここ、私も行けなくはない場所。でもちょっと、気合を入れないとなかなかいけない場所です。いつか行ってみたい、憧れです。

🍩会員NO.5 m.Aさん

 「みらっちから無理やり……」ではなく、初めて無理やりではない会員さんになってくださったm.Aさん。ラン・ランララランランラン🎵ナウシカを思わせる美麗なタイトルです。m.Aさんが食レポしてくださったのは「葦」のサバラン(鎌倉市)。いやあの、「葦」って湘南方面じゃあメチャメチャ有名なんですよ。その「葦」のサバランを、克明に描写してくださっています。こちらもスポイトつきの「追いラム」タイプ。m.Aさん、私この記事の後、買ってきました、大船で。笑。美味しかった~💕

🍩会員NO.6 リコットさん

 お酒があまり得意でないとおっしゃるリコットさんが、果敢に挑戦してくださった埼玉県西部のお店のサバランです。こちらは真ん中に生クリームを挟むタイプですね。お味はかなり甘さが抑えられ、辛口タイプのようです。

サバランサバラン
香りのケーキ
おとなのひみつのお楽しみ

 新しい扉がひらいた、とおっしゃるリコットさん。リコットさんらしい素敵な定型詩をつけてくださいました💕

🍩会員NO.7 クロウサさん

 敷島製パンPASCOの「サバランレーズン」。PASCOにこんな素敵な商品があったとは知りませんでした。こちらはドーナツ型で、真ん中に生クリームのタイプ。包装して売っているのでシロップは生地にほどよく染み込んでふわふわなのだとか!レーズンが入っているのはサバランの証。本格派です。
 これは即、身近な店舗で見つけられる、と思ったのですが、意外と出会えない。さすがサバラン。なかなか会えないのもツンデレ女王サバランの魅力の一つなんでしょうか・・・

🍩会員NO.8 ぺれぴちさん

 奥様が大好きだというサバラン。ぺれぴちさんはお酒を嗜まれない紳士ですが、勇敢にもチャレンジしてくださいました。しかもこの老舗のお菓子屋さんがまた、レトロな雰囲気で大変良い感じ(ぺれぴちさんは記事で宮城にお住まいとおっしゃっているので、おそらく仙台周辺。たぶん)。価格も抑えめです。店先に貼られた「サバラン」の宣伝の隣にある「こだぬきポンポコケーキ」が強烈に気になりますが、こだぬきとともにサバランをご購入。上に生クリームとフルーツが乗った、アルコール分の薄いシロップ系のサバランだったようです。ちなみにこだぬきはどうでしたか?気になります。

🍩会員NO.9 たゆ・たうひとさん

 たゆさんは「洋酒入りお菓子」がとってもお好きなんだそうです。以前コージーコーナーでアルバイトをされていたこともあり、美味しいサバランを忘れられずにいたとのこと。偶然、駅ビルに入っているタルト屋さんでサバランを発見!こちらは真ん中に生クリームを挟んでいて、さらにスポイトの「追いラム」タイプ。さらに、お取り寄せでもサバラン体験✨お取り寄せのほうは真ん中にカスタード、上に生クリームで、カスタードにも洋酒がはいっているのだとか。お酒はあまり強くないシロップタイプ。いろんなサバランがあるんだな~💕と思わせていただいた記事でした!

🍩会員NO.10 みらいの子さん

 パリにお住いの「みらいの子」さん。みらいの子さんは「みらっちから無理やり(以下略)組」のおひとりです。サヴァラン、という表記が素敵✨森茉莉の「貧乏サヴァラン」がきっかけで、サヴァランを意識するようになったそうです。パリにはババはあるけれどサヴァランはない、と聞いていたので、写真にしっかりと写ってる「ツンデレ女王」の姿に、いたいた!と叫んでしまいそうになりました。貴重なパリのサヴァランです!「子供に媚びを売らない姿にはただならぬ迫力というか、ロックな精神を感じてしまう。」という言葉には、ガツンとやられました。サヴァランをロックと表現されることに、新鮮な陶酔を感じてしまいました。うっとりするみらいの子さんの文章をぜひお楽しみください。

🍩会員NO.11 御月秋枝さん

 東京某所の洋菓子店のサバランをご紹介くださったのは、御月秋枝さん。地域住民から愛されている感じの老舗のお菓子屋さんのサバランは、なんとフルーツがもりもりたっぷり乗っかったもの。スポイトも独特の形が目をひきます!カップも透明で、中にラム酒が染み込んでいく様子が見られます。カップの中も層になってますね✨クリスマス時期には見つけられなかった、とのことで、確かにそうなんです。クリスマス時期にサバラン、ないことが多いです。やっぱりちょっとサバランはほかのケーキより手間がかかるからなんでしょうか。

🍩会員NO.12 惠さん

 静岡市のラ・ローザンヌキルシュのサバランをご紹介くださったのは惠さん。キルシュというのはサクランボのリキュール。サバランに用いられる洋酒はラム酒が多いようですが、サクランボのリキュール。なんてオシャレなんでしょうか💕シロップ系のサバランは、ラム酒よりリキュールを使う場合も多いのかもしれませんね。ぐっと食べやすくなるようです。こちらのサバランはカップに生クリーム、上にブリオッシュの上方がのっているシンプルなタイプ。カップの中も層ができていて、魅力的。

🍩永久欠番のナゴミさん

 発案者にしてプロデューサーである金森P(旧ナゴミさん)のサバランレポートを、私が代筆した記事です。最初に文献調査(?)、その後に実地調査をされています。本格的!ていうかほぼミステリ!
 実地調査に選ばれたのは「ロンポワン」(三鷹)、「ローラン」(三鷹台)、そして不二家のサバランです。それぞれのサバランの詳細は、ぜひ記事をご覧いただければと思いますが、しっかり断面図付きで撮影が行われ、抜かりなしです。

🍩最後にみらっちが食べたサバラン記事

 下の記事にレポしたのは、
①横浜・反町たんまちの某老舗洋菓子店のサバラン
②横浜・戸塚の某老舗洋菓子店のサバラン
③横浜元町・喜久家のサバラン
 です。

 以上、たくさんの食レポ、および情報が寄せられた「サバランさん同好会」。

皆さま、美味しく楽しい記事をお寄せくださってありがとうございます‼

 これからも、「サバランさん同好会」はあなたの情報をお待ちしています。どんな情報でも構いません。なにしろ無期限形式自由

 サバランに出会う時は突然です。
 出会ったときが、あなたの「サバランさん同好会」入会日です✨

 ところで、日本の歴史上、横浜が開港してから結構早い段階でサバランが日本に伝わったらしいということまではわかっているのですが、その後、
 ①なぜババではなくサヴァランという名前が定着したのか
 ②どうして昭和のある時期に大ブレイクしたのか
 というところが、まだ「謎」として残っています。

 お菓子屋さんに勤めていた、あるいは実家がお菓子屋さんというあなた。  
 歴史好きで歴史の謎を解きたい気持ちで溢れているあなた。
 ぜひ、情報をお寄せくださいませ。

🍩「サバランさん同好会」会員ゆるーく募集中🍩

 自分あるいは家族が実際に食べたサバランを記事にしてください。

  1. 食べた感想(ザックリで可)をつけてください。サバラン情報、取材してみたなどの楽しいお話があったら尚可でございます。

  2. 写真をつけてください。写真に簡単な説明だけの記事でもOKです。

  3. 食べた時期を書いてください。

  4. おおざっぱな地域(南の方、東日本、関西、圏、県、市などどのようにでも)を記してください。

  5. 締め切りなし

  6. この記事の引用か、ハッシュタグ「#サバランさん同好会」をつけてください(私が発見できるように、お願いします)。

  7. 読み専の方で記事はかけないけど、という方がいらっしゃいましたら、コメント欄に情報をお寄せくださるだけでも嬉しいです。

 この条件を満たしていれば、何年か前のサバランさんでも構いません。

 あなたとサバランの出会い、そしてあなたが「サバランさん」になってくださる日を、心からお待ちしております💕

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集