わたしがサバランを好きな理由
家から歩いて行ける距離に
小さなケーキ店があります。
何種類か食べている中で
特に好きなのはサバランなのですが
先日、
「そういえば、いつからサバラン
好きになったんだっけ?」
ふと考えて見ました。
・・・・リバプールだ。
ちなみに、英国では
サバランは「ラムババ 」
と言う名前で出回っていました。
1997年、リバプールに旅行した時、
スーパーで初めてラムババ を見つけて
リバプールのアルバートドックで
景色を見ながら食べた時、
ラム酒がふわりとかおるそのケーキを
とても美味しく感じたのです。
その後、帰国してあるケーキ屋に行った時に
「あれ、サバラン?
ラムババ と一緒だよね?」
と思いつつ、サバランを食べ始めて
現在に至ることに気がつきました。
旅先では基本的には食事は簡素で
そんな風に外で景色をみながら
食べることもありました。
そんな記憶をたどってみると‥
リバプールからロンドンまで夜行バスで一緒に移動した
トルコ人女性に別れ際に
(彼女は同じYWCAに滞在していたトルコ人の癌の研究者でした)
「わたしは帰国するから、よかったら食べて」
といただいた果物は
翌朝のわたしの朝食になりました。
エディンバラのユースホステルの
共同のキッチンで
いつぞやホームステイ先に
下宿していたモーリスが
「これ、食べるかい?」
と渡してくれた
インスタントラーメン
(1997年、すでに英国でも
よく売っていました)
を食べて夕食にしたこともありました。
スコットランド名物
「ハギス」がのったトーストを
バスを待ちながら
インヴァネスのドライブインで食べた時には
「ハギスって癖があるって聞いていたけど
そぼろみたいで、意外とあっさりしてるなあ」
などと美味しくいただいたことも
懐かしく思い出しました。
(「ハギス」は茹でたヒツジの内臓ミンチ、オート麦、たまねぎ、ハーブ、
牛脂とともに羊の胃袋に詰めて茹でたり蒸したりする詰物料理です)
旅先の食事やおやつも旅の大きな楽しみですよね。
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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