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🇳🇿NZロードトリップ〜ブルズからウェリントンへ〜

今日の考えごと

私は海外を旅しながら、観光の旅行をがっつりしているのではなく、あくまで旅する暮らしを実践しているのだけど、
数日おきに寝泊まりする場所が変わるというのは移動の疲れやチェックアウト日の朝は落ち着かないなど、結構体力を消耗する。
私は人並み以下の基礎体力と通常の状態で貧血っぽい軟弱野郎なので、そういう局面で体力を削れば、気力でカバーして生きてきている感覚。

これは昔から思ってたことでまさに的確だなと思った内容で、今まで学生時代のバイトから社会人になるまでいろんな人と仕事をしてきたけど、
仕事できる人は体力がある、というのはまさにそうだなと思う。思えば受験勉強だって、部活だって、全部体力がある人が得意なもの。
成績がいい人は体力テストでも上位に入っていたし。

生まれ持った基礎体力が低い動物は、生まれ持った基礎体力が高い動物と比べて劣勢で下等な生き物だと思わざるを得ない。

体力は自分の努力でつけられるものなんだけど、今こうして旅暮らしをしていて気づいたことがあって、
努力で体力はつくけど、我慢は気力を削るだけということ。
そして努力と我慢の線引きとは、それに取り組んでいるときに楽しいか嫌か、というところで分けられるものだと思う。

私の場合(一時期はまってたけど)やっぱり走るのは嫌だ。筋トレを一人で自主的にやるのは嫌。
散歩は楽しい。パーソナルトレーニングならトレーナーさんがいるから楽しいとか。
同じ内容をこなすにも、気の持ちようで全然努力か我慢か変わってくる。
ここを気づかずに気力ばっかり削っているのが、会社員激務時代(ずっと激務だったわけではない、暇な時の方が多かった)の自分だったなと思う。
気力を削り続けても、体力がつくわけでもなく、感覚が麻痺してオーバーヒートする。いつの間にか自律神経が乱れて不眠、肌荒れ、生理不順。体力がある人はそれが訪れるタイミングが人より遅れてるだけ。
全部ちゃんと原因があってそうなっていたのに、そこをきちんと考えないで目を瞑ってしまっていた。
そしてその時崩した体調は、簡単には治らなかった。

病は気からなんていうけれど、本当にそう。
気の持ちようで気力が削られて、体調が乱れるんだから、我慢してまでするべきことってなんなのか、ちゃんと考えた方がいい。

今の私は仕事もせずに旅人をしながら、気ままに好き勝手生きているだけだけど、それでもあー疲れる、動きたくない、と思うことがいっぱいある。
人は働かなきゃ生きていけねーだろうがよと思われるかもしれないけど、本当にそうなのかはじっくり考えてみるべきだとも思う。
世界には最低限のお金とわずかな物資だけで生活している人が、世界中にたくさんいるんだから。

会社勤めと限定しなくても、日本で仕事してる人たちみんながそうだと思うのが海外暮らしで感じる大きな日本と海外のずれ。
それで日本経済が確固たるものなら、それが日本の美学で強みだと言えるけど、実際に海外の経済状況を目の当たりにして、今の日本がどれだけ貧しいかをみてしまうと、日本人は(日本の金銭感覚で言うと)時給500円で18時間労働してるようなイメージ。

それが好きな人はそれでいい。
でも、仕事から大きく離れてみたときに、こんなに人生のこととか世界のことについて考えることがたくさんあって、それをゆっくりじっくり納得いくまで考えられることがどれだけ有意義なのかを知った。

自分の体力の矛先を自分の人生の骨組みや肉付けを考える時間に変えて、極力気力は使わない。
どうにか違う生き方が見つかりそう。

ブルズ出発

今日も移動🚗
昨日の宿、屋外シャワーは蚊だらけで(この季節のこのニュージーランド蚊いるんだね)部屋もちょっと窓開けたら蚊とか他の虫も入ってきてなかなかこっちきて一番ハードだったかもしれん。
極め付けに、昨日は夜ご飯作らなかったけど朝からがっつり食べようとキッチンに行ったら、キッチン用具と皿とカトラリー貸し出しが有料(しかも$20!!!)で、1泊だけにしといてよかった。
しょうがなく、誰かが置いてた私物の鍋を勝手に使い、朝からラーメン食べました。
そんで、ロトルアにお箸忘れてきたみたいでショック。お弁当用の小さいお箸はあるけど、長い普通の箸、重宝してたのに〜

部屋にヒーターがあったので、昨日洗濯した服たちに熱風を当てて乾かし、10時にチェックアウトして出発。
今日の道は首都のウェリントンに向かうため、進むにつれて道が綺麗に整備されていってどんどん快適なドライブ。
ブルズからすでに1時間50分の距離でウェリントンだったので、昨日のドライブと比べて楽ちんだった🎶

ウェリントン到着

ウェリントンで最初の目的地はメカニック(自動車整備場)
昨日書いた通り、早速バッテリー交換へSNSで調べておすすめされたローカルのメカニックへ。
バッテリー交換したいんだけど〜と受付で伝え、車のナンバーで車種とバッテリーの型番を確認してもらい、見積金額を聞いてOKと伝え、終わったら電話するね〜と言われスムーズに入庫。
思ってたより2〜3倍はかかったけど、しょうがない。
安心安全はお金で買うのが海外の鉄則。

近くのカフェで時間を潰そうとふらっと入ったお店のマフィンがめっちゃ美味しかった。

1時間ちょっとで電話がかかってきて、あっという間にお迎え。
エンジンかけたらやっぱりかかるの早くなったから変えてよかった。

キッチンない問題発生

ちょうどいい時間だったのでそのまま宿に着いてチェックイン。
ニュージーランドに来て一番ホテルっぽい宿。
建物は古いけど、レトロな洋館チックでいい感じ〜と最初はテンション上がっていたのだけど、そういえばキッチンどこ?となり、館内を探してもない。
もしかしてと思ってBooking.comを見ると、普通にキッチンのない普通のお宿をとってたことに気づく😀
ウェリントンの宿相場が高くて、駐車場付きの個室宿にするか、バッパーとオークランドで使った駐車アプリを使うかを迷いすぎて、検索条件にキッチンを入れてるか確認できてなかったっぽい。
昨日のタウポで買いだめした野菜たちがしなしなになってしまう(涙目)
3日後には南島に渡るので、少しでも生き残っててくれますように。

そんなこんなで宿に着いてからはなんとなく体が動かず部屋でゆっくりして、夕方から頭も痛くなってきたので今日はどこも行かず引きこもり。
宿の目の前の大盛り中華をテイクアウトして食べてシャワーを浴びてnote執筆。
バッテリー交換できただけで、十分満足の日になりました。
こういう時に、ローカル整備場なんて地元でも行ったことないのに、事前に何も考えず乗り込んで英語で依頼するとか、自分結構やるね。自己肯定感アゲ

ウェリントンは動物園があるから、明日行ってみようかな〜
昨日早く寝過ぎて今日は5時半に起きて、今日ももう寝る健康生活。

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