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仮説の力~思考を深め、世界を探求する~

日々の生活の中で、ふと疑問に思うことはありませんか?
「なぜこんなことが起こるんだろう?」
「もしかしたら、こうではないかな?」と。

私はよくあります。
いろんなことに疑問を持つことは、小さい頃からの癖で、読書が好きな理由の一つとして、『いろんなことを知りたいから』というのもあるかもしれません。

疑問を持つことは、きっと私たちが積極的に物事を理解しようとしている証拠だと思います。受け身ではなく、能動的に世界と関わっていこうとしているのではないでしょうか。
そして、疑問を持ったあとに、私がおススメしたいことが『仮説を立てる』ということです。

仮説を立てることは、問題解決の第一歩でもあります。
「もしかしたら、このようなことが原因ではないか」と仮定することで、私たちは解決策を探る方向性を定めることができるのです。
また、自分の考えを言葉にすることで、思考がより明確になり、
頭の中でぼんやりとしていたアイデアも、『言葉』という形を得ることで、輪郭がはっきりとしてくるのです。

ただし、ここで大切なのは、自分の仮説があくまで『仮説』であると認識すること。確かなことではなく、検証が必要な考えなのです。
仮説を『思い込み』にしてしまっては視野が狭くなってしまう気がするんですよね。

だからこそ、自分の仮説を他者と共有することも試してみてください。
他の人の意見を聞くことで、自分では気づかなかった視点に出会えるかもしれません。会話を通じて、仮説はより洗練され、自分の考えも深まります。

科学の世界では、仮説を立てることは研究の基本中の基本らしいです。
観察から仮説を立て、それを実験で検証し、結果から新たな仮説を立てる。この繰り返しが、科学の進歩を支えているんですね。素晴らしいです。

でも、仮説を立てることは、科学者だけに必要なスキルではありません。
日常生活においても、仮説を立て、言語化する習慣は、私たちの思考力を鍛え、問題解決能力を高めてくれるはず。

今日から意識して『仮説』を立ててみませんか?
例えば、「なぜ今日は頭痛がするのかな?気圧の変化が関係しているのかな?」といった具合に。そして、その仮説を誰かに話したり、文章にしたりすると文章のネタにもなりますね!
(頭痛がする時は無理しないでください!)

仮説を立て、言語化すること。
これは、私たちが世界とより深く、より能動的に関わるための、とても大切なスキルだと私は考えています。
ぜひ、日々の生活の中で実践してみてください。みなさんの思考が、より豊かになることを願っています。

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