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築60年の木造アパートを脱出し、築浅1LDK43㎡に引っ越したアラサーのルームツアー

「何回引っ越しするの?」

と思われる読者さんも多いと思いますが、わたくしもそう思います。

またまたルームツアー記事です〜

いつも大人気でお読みいただきありがとうございます! という気持ちでいっぱいです。

わたくしは、社会人になってから、2年に1回引っ越しをしているくらい、引っ越しが趣味の人間です。

まず物件選びがたのしい、引っ越し作業がめちゃくちゃ得意(今回は荷造り4時間。荷解き2時間で終わりました)、インテリアを考えるのが楽しい。

でも、歳を重ねるとともに引っ越しがしんどくなってきました。

さらに既婚・ペットありの引っ越しは、一人暮らしの物件ほどの気楽さもなく、どんどん腰が重くなるように。

それでも今回重い腰を上げ、前回の引っ越しから1年ほどで引っ越した理由は、家の古さでした。

築60年の木造アパート暮らしになる

「いまの家賃から半額くらいになるなら、引っ越してもいいかもね」

そう話したのは、子どもを産んで育てるかと考えだした頃でした。

フリーランスの妊娠出産には、育休手当もなく貯金が必要だから、固定費を大幅に減らして貯金をしたい。

そんなまだ見ぬ子のために、家賃を大幅に減らす目的で引越しをしました。

引っ越したのは、築60年の木造アパート。緑に囲まれたアパートだったので、みどり荘と仮称しましょう。

みどり荘は、フルリノベがかかり内装はきれい。特に水回りはよくできており、お風呂も前の家より広かったのです。

過去にも、築60年の鉄筋アパートには住んだ経験もあったので「全然住める!」と意気揚々と引っ越しました。

内装が新しいこともあり、エアコンが1台しかなく、みどり荘で過ごす初めての夏は1台のエアコンを、サーキュレーターで送風し、なんとなくやり過ごしてました。

でもこれって、いま振り返ってみるとセルフネグレクト状態の始まりだったなと思います。

外より中が寒い

季節は冬になり、いよいよ寒さが身に染みるようになってきました。

何とも言えない寒さを感じたのは、まず窓からでした。

壁についた、なにも差していないコンセント穴から、冷気が入り込み、窓から冷気を感じる。

雨戸を閉めないと、寒くて寒くてとても過ごせない。雨戸の必要性を初めて感じたのも、みどり荘でした。

家の中から、外に出たら

「え?きょうあったかい?」

なんて外より中が寒いことも何度もありました。

ついに自腹を切ってエアコンも設置して、ホットカーペットを導入したものの、しんしんと冷える、底冷えのようなものがあり、寒さから不機嫌になり、口数も減りました。


「目を合わせてくれないのはしんどい」

夫からそう言われたのは冬本番にあたる1月のこと。
無口で不機嫌で、夫にもネグレクトをしているような状態になり、家庭がおしまいになっていました。

暑いよりも、寒い方がダメだ。

人間、暑いのも無理だけれども、寒いのも無理というのが、みどり荘での学びでした。

常に身体が疲れていて、風邪をひいたり、ずっと不調が続いていました。

持病のシェーグレン症候群の妊娠出産を調べるうちに、子どもを持たない人生を選ぼうと決意したこと。当初、目標にしていた貯金もできたこともあり、

「2024年は引越しをする」

と引越しを決意しました。

寒くない、築浅のマンションにしよう

「引っ越しの条件?寒くないこと」

そのくらい参っていました。

築60年からの引っ越しからなら、築30年未満でもいいと思っていたのですが、家を建てたことのある知人から

「家の材質などいろいろと進歩しているし、築20年でメンテナンスが必要になってくるものだから、築5年未満かせめて築10年未満にしなよ!」

と強めにアドバイスをいただきました。

そこから築10年未満で物件を調べてみたのですが、出ているマンションに問い合わせをした時点ですでに、申込が入っていることが多く、次々とフラれれてしまいました。

毎日、大好きな不動産サイト『SUUMO』を眺め、不動産屋さんとLINEし、確認してもらう日々。

ある日、築2年のマンションを発見。2LDKを申し込みたくて、問い合わせたところ既に埋まっており、また悔しい思いをしていたところ

「同じマンションで、まだ入居されてるんですけど、1LDKのお部屋だと、今まだ申し込みが他に入っておらず、いけそうです!!!」と不動産屋さんから連絡がありました。

「よろしくお願いしまぁぁぁすっ!!」

引用:映画「サマーウォーズ」とコラボ、CTC・伊藤忠が「よろしくお願いしまぁぁぁすっ!!」

とサマーウォーズのシーンさながら、高速で必要事項を入力し、申し込みボタンを押しました。

みどり荘からの引っ越しの日。隣に住むおばあちゃんに「寂しくなるわ〜」と熱い送別を受け、築60年の木造アパートを後にしました。

内見はできていない。想定してある2LDKから1LDKへの間取りの変更と、かなり勇気のいる申込でしたが、

結論

大大大大大正解でした。

ピアノも置けるようになって歓喜

窓からは借景の緑が見え、ウォークインクローゼット付き。

なにより二重ガラスの窓で暖かい!静か!!
防音もしっかりしており、スピーカーを使ってもクレームが入らない!
建材の進歩、最高でした。

木造アパートはスピーカーを使うとクレームが入ってしまい、大好きな音響のある暮らしができていませんでした。

ひさしぶりに鳴らしたスピーカーの低音が心地よくて感動しました。

なにより木造アパートからの、築浅マンションは、毎日ホテルに帰宅しているみたいでテンションがあがりました。

「引っ越してどう?」
「毎日ホテルに帰ってるみたいだよ」
「そんな大袈裟なw」

みたいなLINEを友人にしました。

「あ、人生よくなりそう」

そう思わせてくれる物件で大満足。

自分を大事にするって、家選びから始まっているのだなとしみじみしました。

帰宅するたびホテルみたいと自惚れているので、インテリアもホテルライクにしようと、照明や収納家具を新調しました。

今回の部屋のテーマは「ホテルライクインテリア」

なるべく主張の少ない空間を目指します。

というわけで前置きが長くなりましたが、新しいお部屋のルームツアーです。

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