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マーダーミステリーおける視点の違い
マーダーミステリーを遊ぶ際、プレイヤーの興味深さや楽しさを引き出すための重要な要素の1つに、それぞれのキャラクターの視点の違い(キャラクターにとっての見え方の差)があると私は考えている。自分自身の思考整理を兼ねて、それぞれの見え方の違いを掘り下げてみる。
マーダーミステリーにみられる見え方の違いはざっくり挙げて3種類ほどあると思っている。
1.対象との距離の違いによる見え方の差(知っている、
min的マーダーミステリー創作法
いろんな方々がマーダーミステリー創作論を公開しているので、私も自分の考え方の整理を兼ねて、min的マーダーミステリーの創作方法を書いてみようと思います。
とは言っても、私は元々マーダーミステリー以外に物語を書くことがあまり多くはなかったので、これは私個人の我流で非効率的な方法であり、決して人に勧められるものではないと先に注意しておきます。
1.私の素地〇物語づくり
私は小説を読むことは子供の
東京旅行(2023年11月)の備忘録
2023年11月23日(木・祝)~11月26日(日)、東京旅行でマーダーミステリー作家の錚々たる方々と交流する機会を得た。
そこで、色々な会話や議論を通して自分自身が気付きを得たことを、備忘録としてここに書き留めておくことにする。
どれも、自分の中で結論にまで到達したものということではないので、文章が整理されていなかったり矛盾があったりしても許してほしい。
1.思考の仕方
(a)自分の思考の仕
マーダーミステリーで「ピーク・エンドの法則」は成り立つか?
こんにちは。minです。
一応、これまでマーダーミステリーゲームとしては、「黒と白の狭間に」と「赤の導線」の2作を制作しました。
これまでの私がやってきたマーダーミステリーの作り方は、「これやりたい!(もしくは、「これ、プレイヤーにやらせたい!」)」から始まり、「やりたいこと」を効果的にできそうな世界観、キャラクター、物語をその後考えていくという手法でした。
ですので、私のゲーム制作方法は、多分
マーダーミステリーゲームの面白さの『成分』を考えてみる
マーダーミステリーの面白さ、楽しさは多岐にわたっている。
何を面白い、楽しいと思うのかはそれぞれの人の主観によるものであるので、マーダーミステリーの共通認識とは定義させずに、私の主観で考えを進めてみようと思う。
従って、以降は「minの主観」というフィルターを通した考えを述べていくので、ただの個人の考えを垂れ流したものとして受け止めて欲しい。
誰に対する議題提起でもなく、とりあえず自分の考えを整理
ショートショート人狼2投稿作品
祝福徒名草
「こんにちは。お久しぶりです。お義父さん、お義母さん。」
―お腹、かなり大きくなったわねぇ。
「もう臨月です…。とても元気なんですよ。」
―大丈夫なのか?母さんの時よりも、だいぶ大きいが…。
「双子だってさ。しばらく体調を崩してて、なかなかこっちに来られなかったけど、もう大丈夫だって。」
『そうそう!僕たちもお母さんが元気になるように、ちゃーんと
マーダーミステリーゲームの強みと弱み
マーダーミステリーゲームを30~40個くらい遊んでみたけれど、そこで感じた雑感をつらつらと述べてみる。
マーダーミステリーゲームって何?と聞かれたときに一言で答えるとすれば、「名探偵コナンみたいに事件の登場人物の一人になって、事件の謎を解いたり、犯人だったら逃げ切ったりするゲーム」と説明することが多いと思う。
推理小説好きな人がこれを聞くと、自分が小説の中の名探偵のように難解なトリックを解く体