見出し画像

何も行動をしていない人間に、文句を言う権利はあるのか?

っていうこのタイトル見た時、パッと「はい」もしくは「いいえ」の答えが思い浮かんだ人はどのくらいいるのだろうか???

そして、「主語を大きくして語るのは危険」ということを感じた人(私もそう感じることがしばしばある)はどのくらいいたのだろうか?



例えば世の中の人が文句を言う対象の1つに、「政治」がある。文句を言う権利は、誰にでもあると思うか?
実際に行動を起こしてから、その現状を変えようと思って何かしようとしてから、文句を言わなければダメなのだろうか。
小さな行動かもしれないが、少なくとも選挙権のある人は「投票に行く」という行動をすることができる。だが選挙権がない人はどうだろう。何も行動していないのに、文句だけ言う権利はあるのだろうか。


だから主語が大きすぎると難しいんだよね。正直投票さえも行こうとしない、つまり投票に行ったところで「どうせ何も変わらない」と思っている人がただSNSで愚痴を垂れ流しているのを見ると、なんだかしょうもないなぁと思ってしまう。
もちろんそうなるまでの絶望を与え続けた政府に全く非がないか、と言われると当然そんなわけはないけれど。

文句を言う「権利」はあるけれど、それちょっと違うんじゃない?と言われてもしょうがないような気がしてしまう。というかそれだけ不満(意見)を持っているなら、もっと直接ぶつけることに労力を使ってみてほしい。
たった1人でも声を上げ続けることに絶対意味はあるわけだから。そう思って行動を続けている人も何人もいるだろう。





さて、では「就活」はどうなのだろう。
就活をまだしていない人間に文句を言う権利はあるか?
だと問いが大きすぎるので、ここでは「23卒で、まだ就活を始めていない大学生に、就活に対する不満をただ垂れ流す権利はあるか?」を考えてみる。

正直私は、権利は「ある」と思ってしまった。
どちらかといえば普段の私なら「何もしてないくせに、不満だけ陰で垂れ流すな」と言う。つまりこのnoteの題となっている問いに対して、はっきり「いいえ」と答えるだろう。


だけど就活は何か違うんだよなぁ、と思ってしまった。

実際に、「日本の就活はおかしい」(例えば「一括採用」とか「就職にかける時間が長すぎ、大学は勉強する場所なのに」とか「対策した者勝ち、のような風潮」とか)と言ってなかなか就活を始める気にならない友達にその理由を聞いてみたのだ。

「面接に何度も落ちて、自分を否定された気がして、自分はダメなんだと気づくのが怖い」

そんな風に 友達は言っていた。「選ばれない」という事実を突きつけられるのは辛いと言っていたし、「選ばれた人がいた上で、自分は選ばれなかったんだ」ということを実感してしまうと悲しくなる、とも言っていた。


確かにそうなんだよねぇ。だから私は「不合格」を突きつけられても、絶対そのことを考えないようにしている。つまりダメだった自分と合格をもらえた誰かを比べないようにしているのだ。

だけど言えなかったなぁ、「自分と他の人を比べてしまったらダメだよ」とか。「落ちたのはあなたがダメだったわけではなくて、あなたがその会社に合わなかっただけ。」とか。「ミスマッチがなくなったってことだよ」とか。
そんな綺麗事、言えなかったなああああああ。



少し話が逸れた。
まぁ言いたかったのは、「何も行動していない」の意味合いが "精神的な意味で「行動できない」"というのが就活の特徴なのかな、と思ってしまった。
(例えば政治に関して行動できないのは、自分の権力とか立場の小ささみたいな「可能不可能」の領域があるよね)

もちろん文句を言い続けていつまでも就活から逃げることはできないのかもしれない。でも就活をせずに文句だけ言い続けている人を、100%敵には回せなかったなぁ。

だって正直、就活をおかしいと思いながら就活をしているけれど、自分が起こせる行動なんてほんのちっぽけなんだなぁと思ってしまったんだよね。


(ここで5分経過)

やばいまた話が逸れた。「面接で落とされる」=「自分を否定された気分になる」という考え方をこの世からできるだけ無くしたいなぁ。別にお祈りメールの内容がダメ、とか言っているわけではないんだけれどね。
上記の考えがなくならないと、「働くを選ぶ」ということがもう楽しくなくなってしまうよね。つまりその先の「働く」さえも楽しくなくなってしまうことにつながるかもしれない。
就活に対する不満と不安ばかりが募っている人に向けて、自分は何ができるだろうか。






今日はGD1つ経験してきたけど、愛想の良い〜〜人が多すぎてやりやすかった。
でも気づいたけどすっごい疲れたね。みんな「今日専用」「この場専用」の顔してた。何を言っても賛同されてしまうのも怖すぎ。ちなみに選考官からのフィードバックが「ありのままかどうかも1つ見ているところだよ」という言い方だったのももっと怖かった。結果はどうかな。

また明日から頑張ろう。