誰かの自慢話を聴くのが好きである

という話を少しだけ書く。1時間後にはバイトが控えているので.....。


1度だけインターンの自己紹介で、「相手を不快にさせないちょっとした自慢話をしてください」と指定されたことがある。

自転車で日本を横断したことがあるとか、1日にスイカを○玉食べたことがあるとか、、、、
私は何の自慢をしたか正直覚えてないのだけれど、給食の米粉パンを最大4つ食べたことがある?みたいな「胃袋が化け物系」の話をしたような気がする。。。



それはさておき、私は誰かが自慢げに自分の功績を語っていることをただただ聞いていることが苦ではない。

これを前とある大人(社会人?)に話したら「それはおじさん耐性があって良いね」と微妙に貶された?褒められた?りもしたのだけれど。

別にその人の功績が「本当にすごいのかどうか」は時と場合によってはどうでもよくて、
その人が何を持っていたからその成果を出せたのか
実はその人が自分のことのように語っているだけで、実は周りからのこんな支援があったのではないか
というような「成功の背景」を予想するのが好きなのである。


だからTV番組とかでたまに見かける、「ものすごい成果を残した人(歌手とかアスリートとか)の裏側の努力に密着!」みたいなものが結構好きであるし、もっと自慢げにその成果を語ってほしいなぁなんて思ってしまう。



話を戻す。就活に置き換えてみると、誰かの自慢話を聴くのがむしろ好きである....というのは、就活においては好都合である。

たまに就活ノウハウがまとまったようなサイトで、「最終面接は役員に成果を語らせて、良い気持ちにさせればこっちの勝ち」みたいなものを見かけることがある。
そりゃあ自分のやってきたことを自慢げに話すことによって大抵の人が良い気分になれるのではないかなぁと思うし、学生側は「困難をどう乗り越えてそのお立場になられたのかを知ることで、自分の学びにしたい」という意図をチラつかせることができる(嫌な言い方かもしれないけれど)ので、どちらにとっても「面接」が「良い場」で終われるのかもしれない。


ただそれ以上に、私は若手経営者の話を聞くのが本当に好きだった。ギラギラ目を輝かせて野望を語り、新卒1社目はベンチャーどう?と語る方の話を喜んでいくらでも聞くことができた。
そしてこれが就活を楽しめた1つの理由であると思っている。

就活をしたおかげで世の中にある山ほどの「今まで出会うこともなかった」会社に出会えた。特にBtoB企業とか。
社名を知って、事業内容を知って、そこで働く社員の方々の話を聞いて、そしてその会社を生み出した経営者の方の話を聞く。

これの積み重ねで、「たった1行で書かれる社名」に色をつけることができる。
会社へのイメージを膨らませて、また1つ新しい出会いを楽しむことができる。


この繰り返しが、本当に好きだったなぁ。
誰かが目を輝かせながら、自分が会社でやってきたこと、成し遂げてきたこと、自信を持ってこれだけは言える!ということ などを語っているのを聞いていると、いくらでもワクワクすることができたなぁ、と思う。

もちろん説明会などで「自社の強み、良い部分」だけ語れば良い、というわけではないかもしれないけれどね。



この辺にしておく。


この記事が参加している募集

#就活体験記

11,796件