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婚活疲れは自分と向き合う最大のチャンスかもしれない

こんにちは!
本日は、結婚や婚活について思うアレコレについて書いてみようと思います。


婚活疲れは最大のチャンス?


年齢がいわゆる結婚適齢期になると、友人の結婚・出産が増え、周囲からも「結婚しないの?」とか「そろそろ彼氏作らないと、いい人いなくなるよ!」とか、ありがたい?お言葉を頂く機会が増えるようになりました。

挙げ句の果てにはYahooニュースやYouTubeの広告がマッチングアプリの広告だったり‥
広告まで煽ってくるんですよね、 「はよ結婚しろ!」って🤣

周囲からの助言や広告の煽りに負けて、私も渋々ですが婚活を開始しました。
マッチングアプリに登録して、マッチした人と会ってみたり、婚活パーティーに参加してみたり‥
最初はそれなりに楽しかったです。新しい出会いもあるし、話のネタも増えるし。

でも、この人とお付き合いしたい!とか、結婚したい!って、心がときめく人にはなかなか出会えず‥。妥協して付き合った方がいいのかな?と悩んでは辞めてを繰り返したり、なかなか彼氏ができない自分に自信をなくすことも多くありました。そんなに私って魅力ないのかな?と‥。

もともと初対面の人と話すことが苦手な私は、早々に婚活から離脱しました。

で、考えました。そもそも、なんで婚活してるんだろう‥?私を婚活に突き動かした動機は何?

婚活疲れって、自分の内面と向き合う最大のチャンス
だと思うのです🙌

人はなぜ婚活をするのか?

「人はなぜ婚活をするのか?」ですが、一見「結婚したいから」というのがシンプルな回答に思えます。
ただ、その願望が湧いてきたきっかけを探ることで、「結婚したい」の裏に隠れた本当の願望に気づけるのではないかと思います。

私が結婚したいと思ったきっかけは、よくよく考えてみると、周囲からの言葉(いつ結婚するの?早く結婚しないとダメ等)や、結婚・出産を経験して幸せそうにみえる友人を見て、「私も早くパートナーを見つけないと(世間の幸せな人達から)取り残されるかも!!」という焦燥感からでした。
当時は無意識でしたが、私が婚活を始めたとき、以下のような気持ちが心の奥底にあったのだと思います。

  • 結婚していない人=普通ではない人(何か問題があるのでは?)と、周囲から思われたくない。

  • 年齢を重ねるとモテなくなる/良い相手に出会いづらくなるので、今頑張らないといけない。

  • 結婚、出産を経験しないと幸せにはなれない。だってA子、旦那さんと赤ちゃんに囲まれて幸せそう。(私には旦那さんも赤ちゃんもいないから幸せではない)

言語化してみるとよく分かりますが、私が婚活を始めた動機って、世間の常識とか友人とか、周りの目とか、ぜーーんぶ「外側」に起因するものです

ですが、世間の常識とか大多数の意見って、よくよく考えるとおかしなことが多いです。
皆がそうだ!っていうからそれっぽく見えるだけ。

例えば、「年齢を重ねるとモテなくなる」というのも、「若い=モテる」という方程式が前提にあるからですが、人間の魅力は本来年齢で図れるものではないですし、そもそも誰のどこに魅力を感じるかなんて、人それぞれ違います。

世間の常識って、前提を疑いながらじっくり考えてみると、辻褄が合わないことって沢山あるのに、そこに疑問を持つ暇もなく、大多数の声で「それが真実だ!!」と言われると、「それが真実なのかも?」と思ってしまうわけです。

無意識に生活していると、世間一般の常識や価値観が、自分の意思とは関係なく擦り込まれるので、本当の望みは別のところにあっても、「大多数の意見=絶対的な正解=自分の願望」と勘違いしてしまうのかな、と思います。

「絶対的な正解」を、自分の内側ではなく外側を基準にして設定してしまうと、自分の現状と周囲を比較し、自分の幸せを決めることになるので、結果的に「焦り」や「不足感」がでてきてしまいます。

つまり、私が婚活を始めた理由は、単に結婚したいからというよりも、結婚という世間が決めた幸せを得ることで、みんなと同じぐらい私も幸せなんだ!というお墨付きや安心感を得たかったから、だと思います。

それはそれで間違いではないのですが、
正解を外側に設定する生き方ってとても苦しいし、幸せとはほど遠いなぁと、私は思っています。

本当の安心感とは、世間で良しとされている考えや、他人からの評価は一切無視して、本当の自分の望みは何かを知り、自分の内側に絶対的な正解を持つことで得られる、と考えています。

だから、婚活を頑張る前に、まずは自分の本当の望みを知ることを意識してみるとよいかもしれません。

自分の本当の望みを知る

では自分の望みってどうやって知っていくの?ということですが、ポイントは以下のとおりです。

  • 前提を疑う

  • 「自分の本音」を大切にする癖をつける

前提を疑う


先程の章で記載したことと重複しますが、「前提を疑う」ことはとても大切だと思います。なぜなら、その前提が自分の本当の望みを見えづらくしていたり、自分の望みに制限をかけている可能性があるからです。

結婚適齢期は20代だ、若い方が需要がある、結婚していないと魅力的じゃない、家庭を持つことは幸せだ、女の幸せは子育てだ‥

例のように、自分の考えとは関係なく、世間一般で常識とされていることって沢山あると思います。
まずはその常識が本当に真実なの?というところを疑っていくんです。 

例えば、結婚適齢期が20代って本当?適齢期は自分で決めたタイミングでよくない?とか、
若い方がモテるって本当?年齢重ねるほどモテモテでよくない?という具合に。

人間は生まれ育った環境や性格が一人一人違うので、その人が信じている常識も一人一人違います。
自分が絶対だと思っている常識は、他の人からすればおかしなことかもしれない。常識って絶対正しいみたいな顔をしているけど、本当はあやふやで絶対的な真実なんてどこにも存在しません。

では何を真実にすれば良いかですが、あなたが正解だと思うことがあなたの世界での正解であり、絶対的な真実です。
あなたにとってモヤモヤする常識は、そのまま鵜呑みにして嫌な気分になるのではなく、一度疑ってみましょう。その常識って本当?って。

普段無意識に考えていることがあなたの世界を創っています。

無意識を意識してみて、自分がどのような前提で物事を考えているか、制限をかけているかを知る。自分にとって不都合な前提を持っているのであれば、一度俯瞰しその前提を疑ってみる。
そして、実はそうじゃないかも?と新しい可能性が入る余地を作ってみましょう


「自分の本音」を大切にする癖をつける

自分の本当の望みを知るには、外側の雑音の中から自分の本音を掬い上げる癖をつけることが大切です。

外側の声は絶対的な真実のように聞こえてしまい、自分の本音と混同してしまいがちなのですが、自分の本音かそうでないかを見分ける方法がひとつあります。

それは、自分の心(感情)の動きです。

何か行動を起こす時や選択をする時など、必ず思考が働くと思うのですが、思考にばかり意識を向けるのではなく、思考に伴う感情にも意識を向けます。

自分が何か選択をした時、心が安心する、落ち着くという感覚があれば、その選択は自分の本音からきたものだと、私は考えています。背伸びしていない、本来の自分そのままで在る感覚です

対して、心がザワザワしたり、落ち着かなかったり、胸につっかえができる感覚があれば、その選択は自分の本音とはズレている、と考えます。

本音とズレているけど、ズレていることを認めたくない場合、私は外側の常識からそれっぽい理由を探そうとすることが多いです。

例えば、婚活で知り合った人にお付き合いを申し込まれたとして、心はザワザワしているのですが、頭の中では「でも、これから出会いづらくなるかもしれない」とか「そろそろ決めないと結婚できないかも」みたいな、自分の意思とは関係がない思考がたくさん出てくる、という感じです。

行動や選択が、自分の本音とズレている場合は、なぜモヤモヤしているのか?について自己対話すると、自分の本音がみえてきます。

この、自分の心のセンサーを研ぎ澄ますことで、より自分の本音に沿った選択ができるようになります。

私は、自分の心のセンサーを磨くために、普段の小さな選択でも、自分の本音を無視しないように意識しています。

例えば、ランチのメニューを決める時も、「安いから」など、自分の意思とは関係がない外側の基準ではなく、本当に食べたいものは何かを意識してみる。

その選択に対して、幸せだな〜という感情を存分に味わう体験をしていると、徐々に自分が本当に望んでいることを選ぶという感覚が磨かれていきます。

今すぐ自分を幸せにする

自分と向き合い、自分にとっての幸せを探していくと、結婚は人生を創造する一要素でしかないことがわかります。

私は自分の本音と向き合った結果、「今は自分のやりたいことをしたい、誰かと一緒に住むより一人でいたい」というのが本音で出てきたので、婚活は再開せず、自分が本当にしたいと思うこと、幸せだと感じることに時間を使うようにしています。

アラサーという年齢や置かれている環境から、「結婚すること」が最大の豊かさ、のように見えがちで、結婚したら今より幸せになれる(結婚できるまで私は不幸せだ)と思いがちですが、結婚しててもしていなくても、自分の人生を豊かに、幸せに彩ってくれるものはあちこちにあると思います。

結婚に自分の幸せを委ねるのではなく、自分の在り方、つまり自分にとっての幸せとは何かをよく知り、今まで見えていなかった沢山の豊かさに気づく心のセンサーを養うことで、誰に頼ることなく、いつでもどこでも幸せになることができます。

好きなものを食べて、アロマでも焚いて、今この瞬間から自分を最高に幸せにしてあげましょう♡
今でも十分に素敵なあなたが、もっともっと光り輝きますように✨

ここまで読んでいただき、ありがとうございました♡

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