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自社でBtoBマーケティングを立ち上げる際に参考にしたおすすめnote3選。

こんにちは!みみ@BtoB広報とメンズメイクです。
BtoB広報やマーケティングに関する情報・ノウハウを更新していく予定です!あとまったく無関係ですがメンズメイクについても。

BtoB企業のマーケティング機能を立ち上げた話。

こちらの自己紹介でも書いているのですが、私は現在IT企業の広報・マーケティング担当として業務をしています。もともとは広告代理店で営業をしていて、転職でITベンチャー企業のマーケティング担当になったような感じですね!

しかし、いまではマーケティング担当として様々な業務をしていますが、もともと私が入社したタイミングでは、マーケティングの担当者はおらず、マーケティングの仕組み自体がほぼないと言ってもいい状態でした。

HPをリニューアルしたりはしているけど、問い合わせにつながる仕組みやサイトへの集客ができていないため、商談に繋がっていなかったんですよね・・・。

そして入社後しばらくしたタイミングで、「会社としても現状のマーケティングには課題感があるので、今後は自社のマーケティングを強化したい」という話が出てくるようになりました。そこで、自分が前職でWEBマーケティング周りをやっていたのもあり、担当者としてマーケティング機能の立ち上げをすることとなったのです。

BtoBマーケティング立ち上げの一番のハードル

自社ではじめてBtoBマーケティングを立ち上げる際には、いくつかのハードルがあります。例えば、そもそもの戦略がないとか、人材のリソースがないとか、導入しているツールが少ないとか。

ただ、実際に経験してみてわかったのですが、BtoBマーケティング立ち上げ期に最も重要なのは、「社内の理解を得ること」です。そして、そのためにできるだけ短期間で誰にでも分かる成果を出す必要があります。

もちろん、マーケティングとは4Pがあって、3Cがあって、みたいな理論・フレームワークや、SEO・広告運用等のテクニカルな技術力も大切です。ですが、誤解を恐れず言えば、マーケティングの立ち上げ期にこれらの知識・技術はあまり必要がありません。4P?なにそれ?くらいの知識量でも最初はぜんぜんいいかと思います。

逆に、一番避けるべきは社内で反発を生んでしまうことです。いきなり4P(商品・価格・販売場所・プロモーション)の全てに関わろうとすると、その分関係者も増え、社内の反発や調整業務が多くなってしまいます。

自分の場合は、元々が広告代理店出身というのもあり、改善のポイントが明確なプロモーション・集客領域から手をつけていくことにしました。ただ、前職は営業職で実際に自分がマーケティング担当として手を動かしたことは無かったので、noteを中心に様々な企業や担当者の取り組みを参考にさせていただきました・・・!

noteのいいところは、無料で具体的な施策の事例が学べることです。最近では、BtoBマーケティングに関する情報がネットでも多く発信されるようになり、初心者の方でもより具体的な取り組みイメージが想像しやすい環境になっているのではないでしょうか。自分もかなりnoteの情報に助けられました。

というわけで、前置きが長くなりましたが、実際に自分がマーケティング機能の立ち上げをした際に参考にしたnoteを紹介していきたいと思います!

マーケティング業務を始める前に参考にしたnote

まずは、マーケティング業務を実際に始める前に参考にしていたnoteを紹介していきます!立ち上げ前の段階で、全体的に取り組みとして何をすればいいのか、どれくらいで効果が出るのかなどの情報を参考にしていました。

栗原康太さんの
マーケティングコンテンツにおける顧客解像度の重要性 1219

BtoBマーケティングで今一番知名度があるのではないか?と思われる才流栗原さんのnoteです。note以外にもオウンドメディアでかなりの情報を発信しており、自分はマーケティング立ち上げ期だけでなく、今もなお参考にしています。

そして、様々な記事の中でも自分が特に印象に残っているのが「顧客理解度の重要性」についての記事です。この考え方を基にして、具体的な戦略・施策に落とし込めるのはもちろん、施策の社内説得をする際にもこの考え方が使えます。

具体的な例で言うと、「SEO的に見出しタグや内部リンクの設計がよくないので、改善しましょう」と社内に提案するより、「お客さんにヒアリングすると、○○というキーワードで商品を検索しているようなのですが、そのキーワードでは自社のHPが出てこず機会損失をしているので改善しましょう。」と言ったほうが、すっと社内に提案が通ります。

もちろん、SEOだけではなく、営業資料やホワイトペーパー、営業フローなど、様々な社内提案に「顧客理解」というのは使えます。

施策の社内提案とは逆に、社内でマーケティング的に優れていない施策案が出てきた時にも「顧客理解」は使えます。「前にお客さんは○○と言っていましたよ。」「担当の○○さんにこの施策が刺さりますかね・・・?」など、客観的な意見を言うことができれば、社内で意見が飛び交いマーケティング施策の軸がブレてしまうことを防ぐこともできます。


きなこ | マーケターさんの
“広告費ゼロ”4ヶ月でリード獲得数を12倍にした話

次に紹介したいのが、広告費をかけずにリード獲得数を激増させた、きなこさんのnoteです。広告費の予算がある企業のマーケティング担当者の方は、TVCMや屋外広告、SNS広告など様々な施策にチャレンジができます。ですが、マーケティング立ち上げ時期にはもちろん予算なんてものはなく、広告費を捻出するのは社内調整なども含めてハードルが高かったりします。

自分の場合は、まずは「広告費をかけずに成果を出して社内の理解を得る!」というところをゴールにしていたので、このnoteはめちゃくちゃ参考になりました。そして、ひたすら手を動かすことの重要性を改めて実感。

こういった方たちの事例があったからこそ、最初の成果が出ない2~3ヶ月をなんとか頑張ることができました・・・!(立ち上げ期は、成果が出ない×社内理解が得られないのWパンチでかなりしんどいと思います。)

より効果的な施策をするために読んだnote

マーケティングの全体像が分かったあとは、自社コンテンツの作成やWEBサイトリニューアル、リード獲得フローの構築などを実際に手を動かして進めていきます。この時期になると、より具体的なコンテンツの制作方法や日々どうやって施策を改善していくかなどの情報が必要となってきます。

このタイミングでも様々なnoteを見たのですが、特に参考になったのはこちらのnoteでした。

ふじじゅん🍢さんの
SmartHRで実施してきた「これマジで良かった」コンテンツマーケティング施策 7選

SmartHRさんは、#オープン社内報 として社内の情報をかなりオープンに公開しているなかなか凄い会社さんです。HR領域の会社に全く詳しくない自分がSmartHRさんを知っているのも、このオープン社内報の効果ですよね。すごい。

そして、公式マガジンではマーケティング施策に関する情報もかなりオープンに投稿・紹介されています。BtoB領域でここまで具体的な情報が公開されていることはあまりなく、自社のマーケティング施策をよりブラッシュアップしていくためにはかなり参考になる情報ばかりです!

その中でも今回おすすめしたいnoteが、コンテンツマーケティングに関するこのnoteです。コンテンツマーケティングはそもそも短期間で効果が出にくい上、競合が強い場合は何かしらの戦略がなければ勝てないなかなか厳しい施策でもあります。

特にここで紹介されているトピッククラスター戦略は、おそらく多くのBtoB企業でも取り入れられる戦略である上、自社でも取り入れてめちゃくちゃ効果が出ました。(笑) 競合に一気に逆転できる可能性があるすごい戦略です。

マーケティング担当として、日々記事の更新等地道な業務をしていると、どうしても短期的なPDCAサイクルを回しがちです。ですが、このnoteを読んでからは社会の流れや環境の変化を考えてコンテンツ制作に挑めるようになりました。

そして、特に自社のマーケティング担当者が少ない場合は、コンテンツが広報や営業などでも使えるかどうかを俯瞰して施策を検討する必要があります。このnoteではコンテンツの様々な展開方法についても解説されており、SmartHRさんのようなマーケティング担当者が多い企業はもちろん、マーケティング立ち上げ段階でもかなり役に立つnoteなのではないかな、と思います。


・・・長くなってしまいましたが、以上が「自社でBtoBマーケティングを立ち上げる際に参考にしたおすすめnote3選」です!

本当は、もっといろいろな記事を紹介しようと思っていたのですが、3記事紹介するのに3500文字の文章になってしまいました・・・(笑) 紹介した記事はどれも実際にマーケティングを立ち上げる際に役立つ情報ばかりだったので、BtoBでマーケティングに困っている方は、ぜひ読んでいただきたいなと勝手に思っております!

また、自身でもBtoBの広報・マーケティング・営業などについて情報をどんどん発信していきたいと思っております。Twitterアカウントはこちらなので、よければフォローなどしていただけると喜びます。


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