地方都市の会社員。自分にちょうどいい生活を模索している。

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ドラマ「ネメシス」のテーマ曲『Nemesis』について

最近、Twitterではこの話しかしていないのではないかというくらいに展開予想ばかりしています。 テレビドラマ「ネメシス」。 コメディ・ミステリ・SFその他の要素の配分が絶妙に自分好みで(コメディ寄り+各話完結ながら縦軸強めのドラマが大好物のためドンピシャ……)、1話から非常にドキドキワクワクしながら視聴しておりましたが、残すところあと2話。沢山の謎が解けだして嬉しい反面、終わりが近づいていることが寂しくもあります。 そんな感じで、ストーリーも各所で考察など行われていて盛り

    • つぶやき採集 ーーTwitterと収集と記録に関する雑記③

      もうずっと、Twitterでブックマークした言葉やその先の情報(記事など)を、時間を見つけては書き写すという行為にとり憑かれています。一冊目のノートの一番最初が2017年の若松英輔さんのツイートで始まっているので、およそ3年くらいそうやって書き写し続けているようです。 たまに呟きから脱線して、なぜか「サンゴ」についてウィキペディアで調べた内容だったり、好きな俳優さんが出演している映画作品の列挙だったり、その年のイグノーベル賞の各部門で受賞をされたテーマだったり……どこかの誰

      • つぶやき採集 ーーTwitterと収集と記録に関する雑記②

        ①では突然「Twitter専用ミニプリンタ」という、とんでもガジェットについて書いたのですが、②はもう少し現実的に何がどうしてああなったのかと、収集と記録とSNSについて、とか書いていけたらと思います。 全ては「永遠のブクマ帳」を作りたい、と思い立ったところから始まりました。 重度のツイッタラーである私のブックマークはとにかく毎日パンパンで、常に上限を超えています。ブックマークするほどのツイートというのは、言葉にしろ記事へのリンクにしろ写真や絵や漫画にしろ、私にとって「宝物

        • つぶやき採集 ーーTwitterと収集と記録に関する雑記①

          こういうガジェットがほしいな…… ということを考えていたら休日が終わりました。 著作権的にとかいろいろアウトでは?とか インクどうなってるの?とか ツッコミどころ満載ではありますが…… 記録魔・スクラップ好きで ブクマしたツイート全て、本当はアナログで永久保存したい重度ツイッタラー夢のガジェットです。 あと、なんとなく細かいところまで見ていただけたらお分かりかと思いますが、道具が好きです。特に、最新機器ではなくひと昔前からあるようなもので、そこまで便利じゃないけどフォル

        ドラマ「ネメシス」のテーマ曲『Nemesis』について

        • つぶやき採集 ーーTwitterと収集と記録に関する雑記③

        • つぶやき採集 ーーTwitterと収集と記録に関する雑記②

        • つぶやき採集 ーーTwitterと収集と記録に関する雑記①

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          夜散歩

          昨晩、仕事から帰ってきてからふと思い立って、桜スポットに散歩しに行ってきました。日も長くなってきて、夜はそこまで着込まなくても凍えない季節になってきて嬉しいなぁ。

          夜散歩

          劇場版『奥様は、取り扱い注意』

          「どうして公安の協力者になれないんだ」 「私がなりたかったのは、あなたの奥様」 監督:佐藤東弥 原案:金城一紀 2017年に放送されたテレビドラマの劇場版。先日、19日からの公開ということで、20日の舞台挨拶中継付きの回で映画館に観に行ってきました。 劇場版は、時系列的にはテレビドラマ本編のその後の話となっています。このドラマ(huluで全編視聴可能のようです)、予告編の動画にもありますが、最終回の最後の最後で夫が妻に銃口を向けて、暗転。銃声が響き渡り終わるという、かなり

          劇場版『奥様は、取り扱い注意』

          映画『あん』

          「あんを炊いている時の私は、いつも小豆の言葉に耳をすましていました。 それは、小豆が見てきた雨の日や晴れの日を想像することです。 どんな風に吹かれて小豆がここまでやってきたのか、旅の話を聞いてあげること。そう、聞くんです。 この世にあるものはすべて、言葉を持っていると私は信じています。 日差しや風に対してでさえ、耳をすますことができるのではないかと思うのです。」 監督:川瀬直美 原作:ドリアン助川『あん』(ポプラ社) 樹木希林主演で2015年に公開された作品です。 仕事

          映画『あん』

          星野藍 著 『旧共産遺産』

          その名の通り、旧共産圏(旧ユーゴスラビアの各地+α)の建造物・独特の世界を撮った写真集です。本当にこれらの写真は自分と同じ世界に実在する風景なのか? アニメの設定資料か、SF映画のセットか何かでは? と、疑ってしまうような写真の数々。圧倒されます。 石と金属の色の世界。広大な土地に建つ、朽ちかけた巨大な人工物を見つめていると、血を流し苦しんだ人々の歴史を言葉でしか知らずとも、知らない人間でさえ、心にざわざわと風が吹きすさぶようなどこか寂しく切ない感覚に陥ります。その寂しさにど

          星野藍 著 『旧共産遺産』

          おいしいものを食べる

          節分ですね。 なんとなくぼんやりと「春になる境目」のタイミングなんだろうなくらいの知識しか無かったのですが、年越しくらい大きな節目のタイミングだったということを知りました。 「節分(せつぶん、せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは『季節を分ける』ことも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。太陰太陽暦(旧暦)では、立春に最も近い新月を元日とし、月(太陰)の満ち欠けを基準(月切)

          おいしいものを食べる

          夢を記録してみる

          今朝は早朝から強い風が吹き荒れていて、何度かその音と揺れに起きたり寝たりしていた記憶があります。うっすらとした意識のなかで、これは朝起きたら窓が全部割れているかもしれない……と想像するくらいには強い風でした。 夢をよく見ます。今日のように、一晩じゅう音がしていた記憶がうっすらとあるような日は特に、睡眠の質が低いのか、よく夢を見ます。そして、よく覚えています。覚えていないけれど何か見たぞ、ということを覚えている時もたまにあります。 夢の話をするのが好きです。人の夢の話を聴く

          夢を記録してみる

          一周年だそうです。

          誰かのためになることが沢山載っていて、統一感があり、かわいくてかっこいい文章が書きたい。そういうのしか載せたくない。と思うけれど、自分にそれを求めても、全っっっ然始められる気がしない。 物事を身につけたり、考えたり、知識や考え方を自分のものにするには、やはりアウトプットに力を入れていくのがいいらしい。本当なら、もっともっと人が読みやすくて読みたくなる何かを生み出したい。そんな気持ちはいくら下書きに書いても尽きない。 尽きないなら、もういい。 いくらやっても尽きないのだか

          一周年だそうです。

          映画『ナラタージュ』の魅力④

              ↑①はこちらです ・『エル・スール』と『ナラタージュ』――引用作品でさらに立ち上がる人物像 『ナラタージュ』のストーリーの中には、いくつもの他の映画が登場します。それらは、ただ単に泉と葉山が映画好きだからという理由だけで会話のなかで挙がったり、映像に映ったりしている、という以上の意味を持ってそこで引用されています。 ストーリーの深い部分で重なっている引用作品を知っていることで、『ナラタージュ』の世界をより味わうことができるのではないかと思います。 ・『隣の女』が

          映画『ナラタージュ』の魅力④

          映画『ナラタージュ』の魅力③

          ↑ ①はこちらです ②では、おもに泉について書きましたが ③では、葉山と小野について書いていこうと思います。 先にも書いた通り、そもそもでこの作品が 「工藤泉のナラタージュ」 つまり 「泉の視点から語られる過去の物語」 なので、あくまでも泉から見て二人が、それぞれどんな人物としてうつっていたのかというのを、泉との関係も併せて書いていけたらと思います。 「相手は自分をうつす鏡」だとか、「誰を好きかより誰といるときの自分が好きか」などとよく言われますが、 「誰といるかで見えて

          映画『ナラタージュ』の魅力③

          映画『ナラタージュ』の魅力 ②

          こちらの記事 ↑ の続きです。 ・雨(水)に濡れる/濡らされる/濡れない/濡らす に見る泉の変化 言外の表現の豊かさについては①でも触れましたが、そのなかでも注目したいのが雨です。 「雨の音や匂いで あの頃の感覚がよみがえってくる 寂しそうな目をしてた 今も私はあなたを思い出す」 冒頭、こんな泉の語りから始まり、前半、印象的な場面はことごとく土砂降り。この作品において雨が重要というのは言うまでもないと思います。また雨だけでなく、川、海、プール、シャワー等々、この作品は

          映画『ナラタージュ』の魅力 ②

          映画『ナラタージュ』の魅力 ①

          監督:行定勲   原作:島本理生『ナラタージュ』(角川書店) 「売れっ子女優と人気アイドルの出演作」 「高校教師と生徒のラブストーリー」 と、書かれていたら、とりあえず見てみようか?と思う人も少なくはないのかなと思います。これらは、私がこの作品を見る前に把握していた全情報です。 Netflixで何の気なしに見始めて、気がついたら本編を二周したうえブルーレイディスクを買っていました。そして、前情報として把握していた言葉の印象は一切合切、頭のなかから消えていました。 情報が

          映画『ナラタージュ』の魅力 ①

          Antique Cafe Road

          喫茶店に行った記録③ 静岡県掛川市の Antique Cafe Road です。 カーナビも途中から役に立たないくらいの、狭い山道の向こうにある「秘境カフェ」でした。小川沿いの牛舎を改装してつくられたお店で、天井が高く、広々とした空間でした。お店の名前の通り、店内にはアンティークのコレクションが並んでおり、タイプライターや公衆電話、時計、車……ビクターの犬もいました。 広い空間に点在する照明、ひとつひとつ違う椅子やソファ、長い時間使い込まれたテーブル、川の流れる音、飾

          Antique Cafe Road