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つぶやき採集 ーーTwitterと収集と記録に関する雑記②


①では突然「Twitter専用ミニプリンタ」という、とんでもガジェットについて書いたのですが、②はもう少し現実的に何がどうしてああなったのかと、収集と記録とSNSについて、とか書いていけたらと思います。
全ては「永遠のブクマ帳」を作りたい、と思い立ったところから始まりました。


重度のツイッタラーである私のブックマークはとにかく毎日パンパンで、常に上限を超えています。ブックマークするほどのツイートというのは、言葉にしろ記事へのリンクにしろ写真や絵や漫画にしろ、私にとって「宝物」です。それが毎日あまりのペースで増えていくために、みるみる間に把握しきれない量になってしまう。
部屋で例えるなら、最初は引き出しにひとつひとつ丁寧にしまっていたのに、あまりの量とペースに対応しきれず引き出しからはみ出し、机の上に積み重ね、それでも増えるので仕方なく床に直置きを始めて足の踏み場もないし、最初の頃に引き出しに何をしまったのかもう記憶が無い。全部「宝物」なのに。という感じです。


Twitterというのは、流れてなんぼ。きっちりとしたログというよりは、今この時の流れにのって発信され、やり取りして、いずれ消えていくだろうという気軽さみたいなものも魅力ではあるのかなと思うのですが、そんな大量の「つぶやき」の中に、魂のこもった1ツイート、流されていくのを黙って見過ごせないような、思わず懐にしまい込みたくなるようなグッとくる1ツイートがいくらでもあります。むしろ、そういう気軽に書かれた、どこかの誰かの力の抜けた何気ない「つぶやき」だからこそ貴重であり、グッとくるということも多々あります。


そんな、自分が厳選した大切な宝物であるブックマークのなかみが、大量のあまり把握も整理もままならず、見返したいのにどこにあるかもわからず、ただただ消えていく状態が我慢ならない。モーメント等SNS上・オンライン上で纏めるという方法もあるけれど、できることなら個人的にオフラインでひっそりとやりたい。そのツイート自体をそうやって纏めて誰かと共有したいわけではないし、何かの手違いで非公開が公開になってしまったり、ツイートしたご本人にそれが伝わって見ず知らずの交流も無い人間が、自分が気軽に書いたつもりだった内容をよくわからないが他の人のものと纏めている……と、不安にさせてしまうのではということも私個人としては、少し考えてしまう。というか、できるならオフラインかつアナログでやりたい。
自分だけの、永遠のブクマ帳を作りたい。個人的に、モノで欲しい。必要な時にすぐ引けるよう丁寧に分類して、繰り返し読んだり見たりできるようにしたい。


激流のTwitterにのまれるように、毎日脳直でいいねやRTをして、情報がこころやあたまの浅いところを滑っていくような使い方で終わりたくない。自分が本当に美しいと思うもの、愛すべきものを確実にキャッチして内に留め、じっくり楽しんで、味わって、自分に刻み込みたい。

そんな思いがあって、実は、時間がある時にブクマしたツイートを直接ノートに手で書くということをもう何年もやっているただのメモ魔なのですが、手で書くというのは、とにかく時間がかかります。手で書くぶん記憶にも残りやすくてそこはいいのですが、ただひたすら進みが遅いうえに書き写すのが精いっぱいで分類などする余裕は無く、何より画像が無い。自分が思い描く理想のブクマ帳には程遠い出来です。
こうして、ラベラーのような小型プリンタの妄想が始まったのでした。


そんなわけで、現実では地道にただただノートに書きまくっているよという話だったのですが、もし、もっとこうすれば早いのにという方法をお持ちの方がいたら教えていただきたいです。。
あと、こういう分類の仕方をして、こういうブクマ帳を作ったらとても楽しいのではないか、ということについて③で提案というか……自分のためにも纏めていきたいと思います。


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