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詩+日記「嘲りの奥底のコンプレックスの奥底の、」


その嘲りに隠した
あなたの本音はなあに?
その言葉で繕った
あなたの本音はなあに?

どうして見下してしまうんだろう
どうして笑ってしまうんだろう
どうして許せないんだろう
どうして応援できないんだろう

ひとつ零した涙で湿った感情をくしゃくしゃにして
わたしもまた取り繕って
同調した

この嘲りに隠した
わたしの本音はなあに?
この言葉で取り繕った
わたしの本音はなあに?

くしゃくしゃにした感情を
広げてみれば
見えなかったなにかが 見えてくる

本当は叶えたい願いを
本当は愛されたい心を
信じきれずに
認めきれずに
消して諦めて見ぬふりして

そんな心は
意地悪に卑屈に窮屈に
なっていく

そんなあなたに
そんなわたしに
ならないで。

心の本音に気付いて。

投げ捨てないで
放置しないで
破り捨てないで
握り潰さないで

広げた心の文字を辿る

本音に素直にいて。

あなたとわたしで
優しい笑みを。

浮かべていたいから。


***

きょうはひさびさに会ったひとと、ある共通の人の話になりました。
その共通の人とは、ある夢を追っている人なんですが、それがあまりにも現実離れしていたのでふたりして嘲り笑ってしまったのです。
わたし、そのあとすごく悲しい気持ちになりました。
どうして人の夢を笑うことができるのだろうって。
深掘りしていくと、
わたしにはできないことだから、
わたしはわたしの夢をどこかで踏ん切りつけて現実を見てきたつもりでいたから、
そうでないひとのことを笑うことで自分を正当化しようとしていたんじゃないかって。そう気づき始めました。

この詩はそうして生まれたものです。

いつだって人への攻撃は自分のコンプレックスの裏返しや羨ましさのあてつけだったりします。

そしてそれは最終的にだれのことも幸せにしません。

願いや本心を素直に受け入れている自分であること。


それがだれかを許すこと、応援すること、尊重することに繋がり、自分+周りの人の幸せにもつながるのかもしれません。

気をつけていたいな、意識していたいな

そうおもいました。。💦

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