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webメディアはある日突然消える。ポートフォリオを見直して感じたこと

今朝、3年ぶりに自身の「お仕事依頼ページ(ポートフォリオ付き)」を見直してみると、1/4のメディアが消えていました。

いや、もしかしたらメディアはまだ残っていて、自分の執筆したページだけ消えているのかもしれないけど。(←ビビリなので、怖くて確認できません。)

この時つくづく感じたのですが、ポートフォリオは定期的に「リンク切れてないか」を見直した方がいいですね。

案件応募時に、リンク切れ切れのポートフォリオを渡したら、多分向こうも「リンク切れてると、余計気になるじゃないかァァ!!イライラ!」と、苛立たせる原因になるような気がしました。

そういえば、ここ数年ずっとリンク切れ状態のポートフォリオ提出していたので、もしかしたら相手をイライラさせていたのかも。あの時は、どうもすみませんでした。

さてさて、webライターの業界では、一般的に「記名記事を書けば、その人の実績になる」と言われるケースが多いです。

実際のところ、私自身も記名記事のおかげで、これまでさまざまなメディアの方から「記事拝見しました」と新規の依頼を頂くことも多々ありました。

そして、私もそれを狙っていたので、ライター始めたばかりの頃は、とにかく必死に記名記事が書けるところへ営業をかけまくっていました。

記名記事があると、自分が営業しなくても勝手に記事が営業マン(もしくは自分の広報)として活動してくれるので、提案や応募が苦手な人にはまさにオススメの案件という気がします。

ただ、メディアとは水のように流動性があるものなので、どんなに記名記事を書いても、メディアがなくなれば、ある日突然記事もごそっと削除されてしまうなんてこともしばしば。

そもそもメディアは、利益が出なければ運営が厳しくなるので、上手く運営が進まなければ消えることも十分考えられます。SNSであるメディアのアイコンを頻繁に見る日があったかと思いきや、突然パタリと見かけなくなるなんてことは日常茶飯事。

そして、しばらくしてから「閉鎖します」という告知記事がアップされて、再びそのメディアが日の目を浴びるなんてことも……。

私は「推しは推したい時に推せ」をモットーとして生きてるので、そのメディアが好きで書きたいと思ったら速攻応募していたのですが、実際に執筆で携わったメディアが完全に消えているのを目の当たりにすると、心にぽっかり穴が空いたように寂しくなることもありました。

もちろん自分1人の力で、好きなメディアに貢献できる力には限りがあるのかもしれない。

けれど。でも、もっとなんかできたんじゃないか……。いや、むしろ私が変な記事を書いてしまったのが原因なんじゃないかとか。

あの日あの時、私があれこれ提案しても、いやそこはライターが求められる領域じゃないから……とかになるんだろうかとか……。

自分が関わったメディアが閉鎖した瞬間に、あれこれぐるぐると思い直しては、反省してしまう自分がいました。

もし、記名記事を実績としていきたいなら、身も蓋もない話ではありますが、やはり資本金が多い企業とか、安定した企業が運営しているメディアでの執筆を選んだ方がいいのかもしれません。(↑そういえば、こんな話は昔よく婚活女子から聞いていたな)

実際のところ、ポートフォリオを見直して残っていた記事は、ほとんどの媒体が大きめの企業や出版社でした。

でも、ライターをやっている以上。媒体には拘らず、応援したいメディアや人、企業がいればお力になりたいという気持ちも沸々……。

とくに活動時期が長くなると色んな人と関わる機会が増えるので、その気持ちが強くなる訳ですよ!!!

これから先、AIの登場によりメディアやライターのあり方も大幅に変わっていくことが予想されます。

そんな時に、今まで大好きなメディアがまたなくなってしまうのかもしれない。でも、その分また新たなメディアがあらわれるのでしょう。

新しいメディアは登場するのは嬉しいけど、好きなメディアが消えるのは悲しい。そして、自分の記事が消えてしまうのも、仕方ないとはいえ寂しいもんですね。

でも、ライターが納品した時点で、その記事の著作権はメディアにあるので、仕方ないのでしょう。

まぁ、執筆した記事が消えてしまったら、その分他のメディアでたくさん記事を書けばいいんですよ。

いつ好きなメディアが消えてしまうかわからない時代だからこそ、これからも好きなメディアは推せる時に推していきたいと思う今日この頃です。

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