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mikieee
2021年5月5日 15:04
だめだなあ。もっとたくさん背負えるように空っぽになりたい。手の内になにもなくていいし、なにも手に入れていなくていい。 お気に入りのカバンもピアスも、ネックレスもわたしを縛るものは全てこの世から消えてしまえば身軽になれるのにな。 大切なものをずっと抱えるために、内部を空っぽにするわけなんだけど、空っぽにするってことは、いま大事なものを一回全部捨てることだから圧倒的に矛盾してるんだよなあ。
2021年4月2日 02:51
歩いた歩数をカウントするかの様にたくさんの言葉が紡がれ、その度にそれぞれが見えている世界を共有しあえた気がして嬉しかった。今日はそんな話をしよう。 わたしの物語には、突如としてそれらぜんぶを攫っていく人物の登場はあまりない。だから今思うと羊くんとの出会いは人生の転換期のはじまりだったのかもしれない。 とはいえ、彼がどのような過去を過ごし、わたしとどこで出会ったのかに関してここに記すつもり
2020年8月18日 00:04
「好きなように話していいんだよ」なんて言われたって、好きなように話す方法を知らないから出来ないんだよ。もっと自由に、とか思ったことを言っていいとか、そんなこと今更言われたって出来るわけないじゃん。小さい頃はあれだけ決まりとレールで雁字搦めにした癖に都合がいいなあ。だから絶対子供にはそんな思いはさせない。あ、違うわ。そもそも子供なんて作らなければいいんだ。親の血は許せないし、だから自分の血が許せ
2020年7月18日 20:40
仕事帰りに喫茶店に行って、ぬるくなってゆくアイスコーヒーをだらだらと飲む。実はその時間が至福だったりする。なんというか、コップにくっついている結露を見ていると、拭き取られるだけの存在と心を通わせられる気がしてくる。いや、もはや拭き取られさえされず、洗われるかもしれない。でもそれならこの結露は、なんのために生まれてきたんだろう。冷えたアイスコーヒーが常温の場所にいる代償として涙を流しているのだ