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Diary

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日記的な、特にデザイン的ではない(かもしれない)ものたちです。
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1年の終わりに。 - Arigato 2023

1年の終わりに。 - Arigato 2023

数年前から、1年の終わりに1年をまとめる、という試みをやっていたんですが、去年はバタバタしていたみたいで、インスタもnoteも残っていないという感じですが…。

今年もいろいろありましたが、今年こそまとめておきたいな、と思って、書き残しておこうかと思っております。

⚪⚪︎⚪︎

2023年は、今までの日常とこれからの日常がよく織り混ざった1年だったのかな、と思っています。

思い返せば、定期的に

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1年の終わりに。 - Arigato 2021

1年の終わりに。 - Arigato 2021

1年の終わりに、1年をまとめておこうと、かれこれ数年続いております。これは、後々の自分のために、やっておきたいな、と深層心理的に思っているから続いてるのであろう、と思う今日この頃です。

今年もいろんなことがありました。

今年もどこにも行けない、誰とも会えない、外でデザインできない、とても原動力が削がれ続けながらも、そこからなんとかしよう、と思って動いていた1年間だったような気がします。

相変

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エンタメに生かされているわたしが、エンタメで生きようとしない理由。

不要不急が叫ばれ、早1年と半年。

不要不急の代表格として名高い存在になってしまったエンタメ。

人は楽しみがないと生きていけない。わたしがそういう訳じゃないけれど、エンタメに生かされているのは、一点の曇りもない。

ひたすらに頑張る誰かを見て、応援して、「あぁ、この人を推していてよかった」と思える瞬間を楽しみにしている。それがエンタメに生かされているわたしのライフスタイルだった。

不要不急が叫

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デザインの中に生活がある、というのはなんだか居心地が悪い。

デザインの中に生活がある、というのはなんだか居心地が悪い。

最近、物書き欲がとっても出ているターンです。大抵こういう時は少し自分に鬱々としたものを感じています。書くことで乗り越えていこうと、そう本能が感じ取っているんだと思います。

今日も、とある授業の課題として書き下ろしたものから。テーマは、テクノロジーとデザインについて、自身の研究分野に関連して書くというものでした…。が、普通にエッセイになってしまって…。そのまま提出しました。(このnoteの文章は、

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最大の悲劇は悪人の暴挙ではなく、善人の沈黙である。

最大の悲劇は悪人の暴挙ではなく、善人の沈黙である。

先日たまたま見たNHKのドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」のワンシーンに心が乱された。

そもそも、我が家は「NHKって面白いよね〜」派なので、割と民放+NHKと同列にチェックしている。

そもそも、このドラマの主人公は大学の広報マンで、舞台も大学である。次々に巻き起こる不祥事に振り回され、その場しのぎで逃げ切ろうとして追い込まれていくのだが、その内容が現実世界で起きている出来事にと

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気がついたら古くなっていた自分のプロフィールを更新してみた。

気がついたら古くなっていた自分のプロフィールを更新してみた。

はじけすぎた私の写真。
(大学の卒業アルバムに載ってます。)

札幌市立大学大学院 デザイン研究科 人間情報デザイン分野 在学中、原初的デザインラボ所属。

札幌で生まれ、札幌で育ち、今も札幌に住んでいるという、生粋の札幌っ子。

ライフワークは歌い手さんのライブ参戦に参戦することだが、ここ数年は全く満足にできてないので、そろそろライブ巡りの旅に出たい。とても現場に行きたい。音を全力で浴びたい。あ

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内省をビジュアル的に描き留める、見返す。そしてまた表現する、その繰り返し。

内省をビジュアル的に描き留める、見返す。そしてまた表現する、その繰り返し。

このnoteは、とある授業の、授業用Webサイトに寄稿したものです。
一部、脈絡のない文章になっていますが、ご容赦ください。

今日は、この前のプチ課題にあった「内省エクササイズ」について、わたしのデザインの現場で、どのように役立っているのか、紹介したいと思います。(だいぶ長くなるので、コラム気分で読んでくださいね。)

———

さて、内省エクササイズと呼んでいましたが、私の普段の言葉で言うと「

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くう、ねることと、meets me。

くう、ねることと、meets me。

とても遅ればせながら、2021年の春に行いました札幌市立大学の卒展について。

なんというか、こういうパブリックな場での発信を私自身がしないことになるべく努めた(挨拶文とかそういうのは除いて)のですが、もうそろそろ良い時期かな、と思いまして。

というのも、noteの下書きをみていたら、挨拶文の元となる物が出てきたので…。

2019年の年末に書いていた下書きから、挨拶文だったり、meets me

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人びとの営みを素直に受け止め、濃やかに描き出していくこと。

人びとの営みを素直に受け止め、濃やかに描き出していくこと。

とっても独り言なのですが、デザインは人びとの営みを素直に受け止め、濃やかに描き出していくことが大切だよね、と思いました。(唐突ですみません…。)

いろいろな人のお話を聞いているうちに、ふと考えてしまっていることを、一度言葉にしてみようと思って久しぶりにnoteに向かっています。

私たちの営みはとっても複雑なもので、シンプルに伝えようとすればするほど、営みの中にある私たちが大切にしていることが削

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1年の終わりに。 - Arigato 2020

1年の終わりに。 - Arigato 2020

1年の終わりに、1年をまとめておこうと、かれこれ数年続いております。なかなか習慣が続かないんですけど…。

今年はいろんなことがありました。卒研を走り終えられそうな今日ですが、春頃はどうなることやら…。とヤキモキしながらも、夏から秋にかけてはどこにも行けないもどかしさがあって、とても気が落ちていた感じでした。

どこにも行けない、誰とも会えない、外でデザインできない、とても原動力が削がれ続けた1年

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Mac to Bed to Mac to...

Mac to Bed to Mac to...

最近、暮らしがコンパクトに、無駄がなく動き回れる、時間もみっちり使える、そんな日常になってしまったように感じます。

別にこれが悪い、とは言いません。でもこれは大体、良く思っていない時の枕詞です。

毎日を有効に使える、という言葉は一体だれの目線の言葉なんだろう、と考えたことがあります。大体は使用者としての目線です。つまり、仕事もっとできるだろうと。(個人的には)

大概は「リモートで時間有効的に

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浅い呼吸と、少しのため息。

浅い呼吸と、少しのため息。

気づいたら、呼吸が浅いまま、1日を過ごしている。

そんなことに気づいてしまったのは、ほんの少しついたため息だった。

ため息をつく、たったそれだけのことで、こんなにも息が苦しいのかと感じた。

弱目に祟り目とはよく言ったものだと。

フレッシュとは言い難い部屋の空気を、酸素を探すかのように、深く息を吸う。

頑張れば、この場の空気を全て吸い尽くすことができるのではないかと、そう思う。

去し事の

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デザインとテックとウイルスの狭間で

デザインとテックとウイルスの狭間で

世の中には、2種類のデザイナーしかいない。自らの経験を言語化するか、身体化するか。

これは置いておいて、私の近況を記録しておかなければ、と思いMacBook Proの前に座っている。といっても今までの環境とは少し違う。

目の前には大きなモニター、Webカメラ、USBマイクに、イヤホン、オーディオインターフェースと、それにつながるマイクとヘッドホン。そしてもう1台のMacBook Proと、iP

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生きることは無駄ではないが、辛い。 - Keep Wearing the Mask

生きることは無駄ではないが、辛い。 - Keep Wearing the Mask

やらなきゃいけないことはたくさんあるけど、なにもやりたくない。

何かしらの不安を抱えて日々生きているけど、不安が解消することはない。

虚無になりたいときだってあるけど、虚無になるには虚無を演じなければならない。

日々を暮らすって大変なことだな、と感じている。

毎日を大切に生きようとすればするほどに、それが辛くなる。

自分からしか自分の言葉が出てこないように、自分の暮らしの中からしか自分

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