youmin / yuyamikawa

札幌の街中でデザインのお仕事している人|札幌の森の中でデザインの研究をしていた人|札幌…

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札幌の街中でデザインのお仕事している人|札幌の森の中でデザインの研究をしていた人|札幌市立大学卒|すきなもの・こと / Figma・Notion・Apple / サービス・UX・UIデザイン / デザイン実践・研究・ナラティブ・ランブリング / 歌い手さん・ライブ・フェス・お酒

マガジン

  • 原初マグ

    • 79本

    これからの世界はどうなるんだろう?わかりっこない。ならば、今いちど原初に立ちもどり、自分のやりかたで〈わからない〉を楽しむデザインをやってみよう〜!私たちは、札幌市立大学デザイン学部 横溝研究室、原初的デザインラボのメンバーです。私たちは、人びとが原初的にもっている 、誰かと何かをつくり出す営みのデザイン知を明らかにすることを目的に、 生活の現場を気楽に歩くことから人びととの関係を形づくるデザイン活動をおこなっています。このnoteマガジンはゼミ生おのおのが現場に出向き、 話を聞いて学び、やってみたデザイン実践の記録です。 原初的デザインラボのデザイン活動に関心のあるかたは下記まで連絡をください。 primordial.d.lab●gmail.com ●を@に置き換えてからメールを利用ください。

  • Diary

    日記的な、特にデザイン的ではない(かもしれない)ものたちです。

  • Design Research

    リサーチのまとめや、言葉の定義、それに満たない覚え書きなどたちです。

  • Design Works

    yuyamikawaのポートフォリオ的なmagazineです。

最近の記事

1年の終わりに。 - Arigato 2023

数年前から、1年の終わりに1年をまとめる、という試みをやっていたんですが、去年はバタバタしていたみたいで、インスタもnoteも残っていないという感じですが…。 今年もいろいろありましたが、今年こそまとめておきたいな、と思って、書き残しておこうかと思っております。 ⚪⚪︎⚪︎ 2023年は、今までの日常とこれからの日常がよく織り混ざった1年だったのかな、と思っています。 思い返せば、定期的に出かけたり、誰かとご飯に行ったり、オンラインの打ち合わせが減ったり、どう暮らすこ

    • 自分のエモを遡ること、問いを問い直すこと。

      まだ春になりきれていない、4月中旬のこんな夜更けに、冷たいお茶をグラスにいっぱい注いで、それを一気に飲み干してしまったのだから、この時間の空気を寒いと感じてしまうのは、完全に自分のせい。 さて、この4月で、うちのゼミが札幌市立大学に爆誕してから2年半が経とうとしている。もうそんなに経つのかと、時代の流れの速さと、わたしの感覚の鈍化が気になるところだけれど。 その時のドキュメントやnoteを今でも振り返ることが多い。例えば、プレゼミの公開活動報告会のnoteだったり、 石

      • 1年の終わりに。 - Arigato 2021

        1年の終わりに、1年をまとめておこうと、かれこれ数年続いております。これは、後々の自分のために、やっておきたいな、と深層心理的に思っているから続いてるのであろう、と思う今日この頃です。 今年もいろんなことがありました。 今年もどこにも行けない、誰とも会えない、外でデザインできない、とても原動力が削がれ続けながらも、そこからなんとかしよう、と思って動いていた1年間だったような気がします。 相変わらずの社会情勢の中で、わたしたちができる「デザイン」とはなんだろうか、と問い続

        • エンタメに生かされているわたしが、エンタメで生きようとしない理由。

          不要不急が叫ばれ、早1年と半年。 不要不急の代表格として名高い存在になってしまったエンタメ。 人は楽しみがないと生きていけない。わたしがそういう訳じゃないけれど、エンタメに生かされているのは、一点の曇りもない。 ひたすらに頑張る誰かを見て、応援して、「あぁ、この人を推していてよかった」と思える瞬間を楽しみにしている。それがエンタメに生かされているわたしのライフスタイルだった。 不要不急が叫ばれ、真っ先に削られたのはエンタメだった。不要不急なはずがないとわたしは分かって

        1年の終わりに。 - Arigato 2023

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        記事

          デザインの中に生活がある、というのはなんだか居心地が悪い。

          最近、物書き欲がとっても出ているターンです。大抵こういう時は少し自分に鬱々としたものを感じています。書くことで乗り越えていこうと、そう本能が感じ取っているんだと思います。 今日も、とある授業の課題として書き下ろしたものから。テーマは、テクノロジーとデザインについて、自身の研究分野に関連して書くというものでした…。が、普通にエッセイになってしまって…。そのまま提出しました。(このnoteの文章は、課題提出ではないので、提出したものよりもっと、刺々しく書いています。) いまの

          デザインの中に生活がある、というのはなんだか居心地が悪い。

          最大の悲劇は悪人の暴挙ではなく、善人の沈黙である。

          先日たまたま見たNHKのドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」のワンシーンに心が乱された。 そもそも、我が家は「NHKって面白いよね〜」派なので、割と民放+NHKと同列にチェックしている。 そもそも、このドラマの主人公は大学の広報マンで、舞台も大学である。次々に巻き起こる不祥事に振り回され、その場しのぎで逃げ切ろうとして追い込まれていくのだが、その内容が現実世界で起きている出来事にとても似ているというか…。(実際に起きていそうで怖い出来事ばかり…。) で、本題

          最大の悲劇は悪人の暴挙ではなく、善人の沈黙である。

          気がついたら古くなっていた自分のプロフィールを更新してみた。

          はじけすぎた私の写真。 (大学の卒業アルバムに載ってます。) 札幌市立大学大学院 デザイン研究科 人間情報デザイン分野 在学中、原初的デザインラボ所属。 札幌で生まれ、札幌で育ち、今も札幌に住んでいるという、生粋の札幌っ子。 ライフワークは歌い手さんのライブ参戦に参戦することだが、ここ数年は全く満足にできてないので、そろそろライブ巡りの旅に出たい。とても現場に行きたい。音を全力で浴びたい。あとは、Apple製品、おいしい食べ物とお酒、文房具、写真を撮るのが好き。 イベ

          気がついたら古くなっていた自分のプロフィールを更新してみた。

          内省をビジュアル的に描き留める、見返す。そしてまた表現する、その繰り返し。

          このnoteは、とある授業の、授業用Webサイトに寄稿したものです。 一部、脈絡のない文章になっていますが、ご容赦ください。 今日は、この前のプチ課題にあった「内省エクササイズ」について、わたしのデザインの現場で、どのように役立っているのか、紹介したいと思います。(だいぶ長くなるので、コラム気分で読んでくださいね。) ——— さて、内省エクササイズと呼んでいましたが、私の普段の言葉で言うと「省察」という言葉になります。これをGoogle大先生で調べると「自分のことをかえ

          内省をビジュアル的に描き留める、見返す。そしてまた表現する、その繰り返し。

          くう、ねることと、meets me。

          とても遅ればせながら、2021年の春に行いました札幌市立大学の卒展について。 なんというか、こういうパブリックな場での発信を私自身がしないことになるべく努めた(挨拶文とかそういうのは除いて)のですが、もうそろそろ良い時期かな、と思いまして。 というのも、noteの下書きをみていたら、挨拶文の元となる物が出てきたので…。 2019年の年末に書いていた下書きから、挨拶文だったり、meets meという言葉だったりにつながっていたわけです。 その下書きは、次のようなものです

          くう、ねることと、meets me。

          人びとの営みを素直に受け止め、濃やかに描き出していくこと。

          とっても独り言なのですが、デザインは人びとの営みを素直に受け止め、濃やかに描き出していくことが大切だよね、と思いました。(唐突ですみません…。) いろいろな人のお話を聞いているうちに、ふと考えてしまっていることを、一度言葉にしてみようと思って久しぶりにnoteに向かっています。 私たちの営みはとっても複雑なもので、シンプルに伝えようとすればするほど、営みの中にある私たちが大切にしていることが削がれていってしまうなぁ…と思うことが最近増えました。 例えば、毎日のシャワー後

          人びとの営みを素直に受け止め、濃やかに描き出していくこと。

          1年の終わりに。 - Arigato 2020

          1年の終わりに、1年をまとめておこうと、かれこれ数年続いております。なかなか習慣が続かないんですけど…。 今年はいろんなことがありました。卒研を走り終えられそうな今日ですが、春頃はどうなることやら…。とヤキモキしながらも、夏から秋にかけてはどこにも行けないもどかしさがあって、とても気が落ちていた感じでした。 どこにも行けない、誰とも会えない、外でデザインできない、とても原動力が削がれ続けた1年間だったような気がします。 そんな時だからこそ、できることはないのかな…。と思

          1年の終わりに。 - Arigato 2020

          Mac to Bed to Mac to...

          最近、暮らしがコンパクトに、無駄がなく動き回れる、時間もみっちり使える、そんな日常になってしまったように感じます。 別にこれが悪い、とは言いません。でもこれは大体、良く思っていない時の枕詞です。 毎日を有効に使える、という言葉は一体だれの目線の言葉なんだろう、と考えたことがあります。大体は使用者としての目線です。つまり、仕事もっとできるだろうと。(個人的には) 大概は「リモートで時間有効的に使えるようになったでしょ〜」と、紅茶を飲みながら足を組んで鼻高々に言ってくる素っ

          Mac to Bed to Mac to...

          浅い呼吸と、少しのため息。

          気づいたら、呼吸が浅いまま、1日を過ごしている。 そんなことに気づいてしまったのは、ほんの少しついたため息だった。 ため息をつく、たったそれだけのことで、こんなにも息が苦しいのかと感じた。 弱目に祟り目とはよく言ったものだと。 フレッシュとは言い難い部屋の空気を、酸素を探すかのように、深く息を吸う。 頑張れば、この場の空気を全て吸い尽くすことができるのではないかと、そう思う。 去し事のいくつもを頭の片隅から引っ張り出しては、思い倦ねている。 そのどれもが、考えて

          浅い呼吸と、少しのため息。

          LIFFアプリ「Today's Health Check」をリリースしました。

          こんにちは、Knead Design(兼 Earthist 兼 SCU)の yuyamikawa です。 この度、「Today's Health Check」というWebアプリケーションをリリースしました。といっても、一風変わったこのアプリについて、この記事でご紹介してきたいと思います。 どんなアプリ?LINEのトークルーム上でのみ動作するWebアプリケーションです。 といって「あ〜なるほど」となられた方は勘が鋭いですね。LIFF(LINE Front-end Fram

          LIFFアプリ「Today's Health Check」をリリースしました。

          デザインとテックとウイルスの狭間で

          世の中には、2種類のデザイナーしかいない。自らの経験を言語化するか、身体化するか。 これは置いておいて、私の近況を記録しておかなければ、と思いMacBook Proの前に座っている。といっても今までの環境とは少し違う。 目の前には大きなモニター、Webカメラ、USBマイクに、イヤホン、オーディオインターフェースと、それにつながるマイクとヘッドホン。そしてもう1台のMacBook Proと、iPad、Bluetoothスピーカー。しかも化石級の掘り出し物であるSurface

          デザインとテックとウイルスの狭間で

          生きることは無駄ではないが、辛い。 - Keep Wearing the Mask

          やらなきゃいけないことはたくさんあるけど、なにもやりたくない。 何かしらの不安を抱えて日々生きているけど、不安が解消することはない。 虚無になりたいときだってあるけど、虚無になるには虚無を演じなければならない。 日々を暮らすって大変なことだな、と感じている。 毎日を大切に生きようとすればするほどに、それが辛くなる。 自分からしか自分の言葉が出てこないように、自分の暮らしの中からしか自分の生きる姿は出てこない。 そうやって頭では分かっていても、その頭が自分に対して

          生きることは無駄ではないが、辛い。 - Keep Wearing the Mask