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読書記録

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まゆの読書記録 ジャンルはごちゃごちゃ、なんでも読みます
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2023年1-4月に出会った42冊の中の、わたし的ベスト10

2023年1-4月に出会った42冊の中の、わたし的ベスト10

いつもよりたくさん本を読むことができた2023年1-4月、せっかくなので、特に良かった10冊のハイライトをつくってみようと思いたち、この記事を書いている。

ぶっちぎりの1位&2位

アイルランドの作家・サリールーニーさんの2作が、もうどう考えてもベスト2。紀伊國屋書店をブラブラしていた時に「著者を一躍文学界のスターにさせた小説」みたいな紹介と共にこの本たちを見つけて、気になってどちらもすぐ読んだ

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#読書記録 じっくり読めた2021年3月

#読書記録 じっくり読めた2021年3月

春休みだった3月。時間の余裕も、心の余裕もあって、じっくりじっくり味わいながら11冊の本を読めた。

対照的に、新学期が始まると毎日がバタバタで、4月ももうすぐ終わる今ごろに3月の読書記録を書いているわけで。今回はなんとなく、ジャンル別ではなく読んだ順番に並べてみようかな。

■『ゆっくり、いそげ』大好きなインターンの先輩ふみさんが「バイブル」と呼ぶ本。素敵なことになんと贈っていただき、春休みにな

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#読書記録 2021年2月:文学〜学術

#読書記録 2021年2月:文学〜学術

2月は合計14冊。
初めて読んだ村上春樹が結構衝撃的だったなぁ。あとは、卒論に向けての準備に期末期間だったこともあいまって、民族音楽関連の本がたくさん。

・文学3冊
・学術11冊

▼文学
①トリニティ
大好きな窪美澄さんの作品。
今まで読んできた彼女の作品とは少し変わって、歴史の話もある感じで新鮮だった。このインタビュー記事も読んで、改めてしみじみとする。

窪さんの作品の数々は、きっと自分が

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#読書記録 2021年1月:ビジネス〜文学〜学術

#読書記録 2021年1月:ビジネス〜文学〜学術

9冊の本に出会った2021年1月のまとめ。
いちばん心を動かされたのは
『プラハの春』、おすすめです!

・ビジネス書籍1冊
・文学6冊
・学術2冊

▼ビジネス書籍①『OKR』
インターン先の2021年OKRを決めるにあたり、冬休みの課題図書として出された1冊。前半は物語ベース、後半は実用本のようになっていて理解+実践がしやすくなっていた。

「O(目標、Objective)をひとつだけ、その目

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#読書記録 『アウア・エイジ』岡本学 [第163回芥川賞候補作]

#読書記録 『アウア・エイジ』岡本学 [第163回芥川賞候補作]

"人間が生きるということを突き詰めた先は、
伝達なのだ。"

岡本学作の『アウア・エイジ』の印象的な一文だ。

あらすじ物語の主人公は、40歳を過ぎ妻子とも別れ無気力な毎日を過ごす大学教員。そんな彼の元に院生時代に1年間アルバイトをしていた昔ながらの映画館の「映写機お別れ会」の誘いの封書が届くところから物語は始まる。

その封書は彼に当時共に働いていた"ミスミ"が遺した写真の謎を思い出させ、彼はそ

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#読書記録 『ブランディングの科学』

#読書記録 『ブランディングの科学』

「ダブルジョパディはブランドの取るべき戦略を明快に示してくれる。あなたのブランドをほとんど買った経験のないカテゴリーバイヤーを取り込まなければ、市場シェアを伸ばすことは不可能だ。」(p.38より)

▼読んだ本
『ブランディングの科学
ーエビデンスに基づいたブランド成長の新法則』
バイロン・シャープ / ジェニー・ロマニウク作
前平謙二訳

▼本の内容
マーケティングの側面からどのようにブランドを

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#読書記録 『エッセンシャル思考』

#読書記録 『エッセンシャル思考』

「やらなくては」ではなく「やると決める」。
「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」。
「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」。

▼読んだ本
『エッセンシャル思考
ー最少の時間で成果を最大にする』
グレッグ・マキューン著 
高橋璃子訳

▼本の内容
本のタイトルでもあるエッセンシャル思考について、非エッセンシャル思考とも対比しながら、エッセンシャル思考とは何か、それを

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