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次男の登園拒否から考える、これからの組織と働き方

実は先週後半から、ちょっとくたびれています。
というのも、年長の次男が先週木曜から登園拒否でして、仕事をしている隣にずっといるからです。

いつもなら給食があるのにご飯をつくらないといけないし、夢中になっているマインクラフトは15時以降しかやらないという約束なので、15時までずっと仕事の傍でゴロゴロしていて、何度も退屈の限界が来ては公園に連れて行ったりと・・

部屋はおもちゃでぐちゃぐちゃの夕方には、いつもの倍の疲労感が・・

運動会の練習で登園拒否に

どうやら、運動会の「出し物」の練習で、指導された振り付けが覚えられなくて、先生から何度も注意されるのが嫌だったようです。

幼稚園最後の年なので、先生も気合のはいった出し物を仕上げるのに一生懸命なんだと思います。でも、5分ほどの「出し物」のために、決められた振り付けを2ヶ月毎日必死に覚える子供たち、楽しいの?

ふと、あの「出し物」っていったいなんなんだろう・・と考えました。
「出し物」って一体、誰のためなんだろう?拍手する保護者のため?

社会にでてからはぼちぼちサバイバル経験を積んだ私、思いつくのは、

「人の考えた振り付けの通り踊るなら、ダンサーになりたい子だけでいいんじゃないか?自分なら、人の決めた振り付けとかやるより、歌とか何をやるかから決めたいわ!」

なんて、天の邪鬼な考えばかり。
結局、「出し物」をやる意味が全く思いつきませんでした。

なので、先生には「なんとか幼稚園に連れてきてください」と言われながらも、まあしばらくは家でゴロゴロしていてもいいかな。今年の運動会はお休みかな・・と思ってます。
(あわよくば、これを機に幼稚園の「出し物」への考え方が変わっても面白いな・・なんて変化が大好きの私は思いつつ😆)

期待に応え続けると・・

昨日「登園拒否の息子を公園につれていくので、打ち合わせ時間変更して!」と仲間にお願いしたところ、チャットでこんなメッセージが返って来ました。

「登校拒否する勇気があれば、将来大物になると思いますよ☆
私は親や学校のおかみの期待に応えようと生きてきて、大人になって社畜になっちまったので!」

実はこの次男、4月生まれでなので体も少し大きく、以前から「率先してお片付けをしてくれますよ」などと先生から言われていました。

長男と比べると、すごく人の目を気にするタイプだったので、結構プレッシャーがあるんじゃないかなと思っていて、「人の期待に応えようとする性格から、早く逃れて欲しいな」とこっそり思っていました。

でも「人の期待に応えよう」という性格のまま大人になった人って、まあまあ多いのではないでしょうか。

そして、従順に会社の期待に応えようと続けていたある日、会社の期待と自分の思いとのギャップが限界を迎えて、今回の「幼稚園行かないー!」のように出社拒否になっちゃうのかもしれません。

もしくは、自分の方は、引き続き期待に応えようと思っていても、会社の方から突然「さようなら」を告げられるかもしれません。

期待に応え続けなくて良い社会

こんな悲劇を生まないためにも、違う仕事にスムーズに移れるような転職、プロジェクトベースの仕事や、保険やお試しとして、パラレルワーク(副業、複業)と言った、2つ以上の活動ができる以外の活動。
今の日本のように、過度に雇用が守られるよりも、個人が選択肢を持てる、こんな社会の方がヘルシーかなと思います。

こんな、自分の気持ちに正直に移動しやすい社会になると良いなと思います。
いずれにせよ、定年を迎えると、誰もが会社から「さようなら」を告げられてしまうのですから。

まだまだ長期雇用が金銭的にもメリットのある社会ですが (日本は特に、長期雇用者が役員になる比率が高いというデータもあります)、兆しはあるので、きっとなっていくのでしょうね。

今回の感染症で大きく働き方が変わったように、意外に早くそんな日が訪れるのかもしれません。

子供に寄り添えられるのもリモートワークのおかげ

次男は年少の頃も、毎朝「幼稚園に行きたくない!!」と泣き叫ぶ日がありました。でもその頃は、まだ出社していたり、起業してからも打ち合わせはほとんどリアルで出かけなければいけなかったので、朝は泣き叫ぶ子供を道端を引きずって幼稚園のバスまで連れていっていました。

でも今は
「まあ・・嫌なら行かなくていいけど・・」と落ち着いて休ませられます。
(zoom打ち合わせ中に裸で登場したり、騒ぐのはやめてほしいけど!)

今のリモートワークのおかげで、子供の気持ちによりそう余裕もでてきて、「人の期待に応えなくて良いよ」と、お休みさせるという選択肢ができたのです

職種が限られてしまうとは思いますが、リモートワークできる仕事だけでも、リモートワークを選べる環境が続いてほしいものです。(残念ながら、私の住む地方都市の多くの会社では、緊急事態宣言解除と共にリモートワークがなくなったという会社が少なくありません。)

幼稚園も学校も会社も変わる時

運動会の「出し物」の練習からの、次男の登園拒否。この出来事から、新しい組織や働き方、そして教育(となりで次男から「見なさいよー」とか言っているので今日は省略!)と、いろんなことが変わりつつあることが見えてきました。

そろそろ幼稚園も、学校も、そして会社も働き方も、徐々に変わる時なのでしょうね。こんなことを感じた「登園拒否」。
子供がいると、未来を視点にいろいろなことを考えさせられますね。

zoomにいつも裸に入ってこないで、いつかは幼稚園に行ってねー!と切実に思いつつ、おしまい。

未来視点で、個人の力をいかす組織や働き方をつくるために、自分が学ぶために信頼する大学教授にお願いして企画しました。インプット✖️アウトプットでみっちり身につきますので、ご興味あればぜひ🔽


#子どもに教えられたこと #リモートワークの日常



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