ミハラ

小さな会社を経営しています。 犬3匹と猫1匹、人間1人。 うまく泣くことも頼ることもで…

ミハラ

小さな会社を経営しています。 犬3匹と猫1匹、人間1人。 うまく泣くことも頼ることもできないけれど、日々淡々と。 気付きや思ったことを取り留めなく書いています。 2024/1/8〜

最近の記事

小さな失恋

小さな失恋をしました。 失恋と呼べるものではないかもしれないけれど 近所のちょっと気になる常連さんが、今日は女の子と来てた。 でも私が気になるのレベルなんて ほんのちっぽけなレベルで 好きかと言われたら正面きって「はい」とも言えないレベル。 それは好きという言葉で表現していい感情ではない。 私は、自分ではそんなつもりがなかったけど きっと自分を世界の中心に置いた考え方をしていたんだと思う 気になる相手に対して平等ではなかった 弱い人間だなと思う。 勇気を持って生きていくこと

    • 人に点数をつけてはいけない

      またしても、2週間も経ってしまいました。 なんとあっという間なことよ。 GW中に最低でも2冊は本を読もうと思って 読もうじゃない。読了しようと思って (読みかけの本が常時10冊くらいあるんです) ひとまず「傲慢と善良」辻村深月著を読了しました。 婚活?アプリで恋人探し?をしてきた身だからこそわかる部分が多々あり。 猛省。 人に点数をつけてはいけない もうあったり前のことですよね。 でもやってた。 他者を見下しちゃいけないなんて綺麗事で、全然やってた。 ピンとこないの一言で

      • 元彼からの電話

        元彼から電話がありました。 唐突に。 舞台が始まる直前にバッグの中で振動があって (その時携帯を確認しなくて本当によかった) (もちろんマナーにはしてたけど、消してなくてすみません) 終わってから着信を確認したら 懐かしい名前(といっても関係が終わったのは今年の初め)があり 留守電も入っていた。 留守電なんか残す人じゃなかったから 恐る恐る留守電を確認したら ガサガサ・・・ 無音 無音 ガサッ 誤作動でかかったんですね。 まさかの私に! たくさん女性はいたはずなのに(めち

        • 母親が嫌い

          母親が嫌いです。 父は他界しているし、兄弟姉妹もいません。 離婚してパートナーもいないし 家族は母親だけです。 だから本当は嫌いにはなりたくなかった。 (言葉にしたくなかった) でもやっぱり嫌いです。 一番嫌いになりたくなかった。 でも嫌いになってもいいんだと言いたい。 あっちもこっちも人間だから相性もあるし 嫌なことをされたら、それが母親だからって許す必要はない。 産んでくれたこと、育ててくれたこと、 その全てには感謝してる。 でもだからって母親を好きでいる理由はない。

        小さな失恋

          続けることの難しさ

          何かを続けることってとても難しい。 鍛錬がいることだと思う。 だから何かを何年も続けてきましたよって話を聞くと この人は強い人なんだなあと純粋に思う。 私は何かを続けることが本当にできない。 今年に入って始めたことは何個もあるけども。 食べた物の記録 なんとか続いてる 簡易的な家計簿 なんとか続いてる(人生で何回目の挑戦・・・) ストレッチ 週1もないペース(こちらも何回目の挑戦・・・) ハンガリー語 今30日目くらい(おそらくそろそろ終わる) この日記 今久しぶりに書いて

          続けることの難しさ

          恥ずかしい本を読んだ(読めなかった)

          己の内面をだらだらと 読む人のことを考えずに書いたんじゃないかって思うような そんな本を読んだ 正確には最後まで読めなかった どんなにそれまでがつまらなくても最後まで読まなくては 最後の最後の一行に今までの時間を全て掻っ攫うような 一文があるかもしれない だから最後まで読む、をモットーにしていたけど 今回は難しかった それだけ意地がなくなって諦めてしまうようなオトナになったのか わからないけど もうこれ以上は言葉が頭に入ってこなかった というより1ページ前の文章すらも思い出せ

          恥ずかしい本を読んだ(読めなかった)

          みんな知ってると思うけど、人はみんな孤独

          私はとても孤独だ 何度も何度もそう思った。 昨日の夜も一昨日の夜も今だって。 でもみんなが孤独であるとは思ってなかった。 先日、ふと人の孤独を感じる瞬間に出会して ああ、誰しもどこか孤独を感じる瞬間があるのだなって ずっと言われてきたことだけど カウンセリングとか心理系の本を読んでいると 必ず(ここ太字にしたいくらい) 孤独なのはあなただけじゃない と言われる/書かれている。 でもどんなに言われたって、文字で目にしたって 本当の孤独に触れてみないとそんなの実感できない 実

          みんな知ってると思うけど、人はみんな孤独

          ハリボテの自分

          自分らしくある、ということは現代においてとても難しいことだと思う いつでもTPOに適した自分を求められるから その場、その場に対応しているうちに自分らしさは迷子になってしまう。 家だったり、会社だったり、SNSだったり どこでなら自分は一番自分らしくいられるのだろうか ましてやこれだけSNSと切っても切り離せないような日常があると スマホを水没させて強制遮断するかして 自分だけの世界を作らないことには自分なんてものは見えてこないのではないか。 そのどれもが自分なのかもしれない

          ハリボテの自分

          子供を産むということ

          今日書こうとしていることはとても不快に感じられる方もいるかもしれません。倫理についての問題なので、読んでくださる方は、ひとつの私の意見として読んでくだされば、と思います。受け止めてほしいとも思いませんし、私と違う意見の方も多くいらっしゃると思います。 久しぶりに会った友人が妊娠をしたそうです。 彼女は子供がすごく欲しかったわけでもなく、子供好きというわけでもありません。 結婚して旦那さんとの話し合いの中で子供を作ろうという結果に達しましたが、あまり相性が良くなく、不妊治療を

          子供を産むということ

          人を頼るということ

          人を頼るということは難しい 少なくとも私にはとても難しいです 頼るということは、やり方も結果も全て任せなくてはいけない それが成功しても失敗しても全て できなかったとしても、頼った私に相手を責める権利はない そう考えるとどうしても頼れないのです。 自分の失敗なら、自分を責めることができる 失敗を次に活かすことができる でも頼ってしまった場合、 頼った側、つまり私の責任なのです。 その頼ったということも私の決断の一つだから 思い通りにいかなくたって、仕方ない。 私の責任だか

          人を頼るということ

          足るを知りたい

          あれが欲しい ここに行きたい これが食べたい あれがしたい 欲望って何故こんなにも次から次へと湧いてくるのか この欲望があるから 明日もそれらを糧に生きていけるわけですが それにしてもこの欲望は満足することはないのか 靴も服も一揃えでいい 樹木希林さんの境地にいくことはできないの それともあの人にはそんな瑣末なこと以外にもっともっと 大きな欲望があったのか 新しい洋服が欲しい 有名なレストランに行きたい 素敵なパートナーが欲しい 理想の家に住みたい 例えばこれらを全て

          足るを知りたい

          孤独と向き合う

          SNSを徘徊していると 友達がいない、という投稿をしている人をよく見かけます。 私も友達とは、とよく考えます。 いないことはない。だけれどもある一定の距離がある。 つまり 本当に困った時に連絡ができるか、と言われたら 少なくとも10分は考えます。 そのまま連絡しないかもしれない。 勇気を出して連絡するかもしれない。 ・・・勇気を出して、ね。 私は今まで大きな企業で働いたことがなく 今の会社に入り、10年働き、代表を引き継ぎました。 大きな企業で働いたことがないので 同僚と呼

          孤独と向き合う

          信じる、ということへの猜疑心

          つい数ヶ月前まで、私はたくさんの方から 「何か困ったことがあったらいつでも連絡してね」 と言っていただく機会がありました。 とても大変な状況下にあったので 周りの多くの人が手を差し伸べてくださって本当に感謝しています。 でもその時にひとつ感じたことがあって。 その中に、とても親身になってくださって お食事を一緒にしたり、私の内面にも深く切り込むような そんな会話をしてくださった方がいました。 私もその方のことを、家族のように感じて 自分の心情を逐一話していました。 でもね

          信じる、ということへの猜疑心

          おまけという考え方

          最近ずっと仕事のことで悩んでいて。 私は今、小規模ですが会社の代表取締役をやらせてもらっています。 前代表が引退するから、繰り上がって、みたいな形で。 でも私は代表の器では決してなくて。 ゼロから始められる人じゃないから、度胸もない。 だからこんな私が代表なんてとんでもない荷物背負ってしまったな と思っていたんです。 でも今日お会いした方に「器があったから代表になれたんです」 と言っていただいて。 ただそれでも自分の器なんてものを信じられない私に 「おまけだと思えばいいじゃな

          おまけという考え方

          何も不安がなかった一瞬

          坂本龍一の Aqua という曲を初めて聴いた時、 どうしても涙が止まらなかった。 とても不遜な言い方だけれど、特別驚くようなメロディでもなく どこか聴いたことのあるような でもとても懐かしくて、 心の中に放って置かれていたけど大切な 浜辺に落ちているガラスの破片を宝石のように感じていた頃の 蟻の行列を追いかけたくて 降り積もる雪の結晶を掴み取りたくて そんな何も不安がなかった一瞬一瞬を 小さな大切をそっと両手で掬い上げられているような 私は今、ごく簡単に 何も不安がなかった

          何も不安がなかった一瞬

          大事な人を亡くしたら 私はもう料理をしないだろう

          お初の日記です。 新しい年が明けて、地震があって、羽田での事故があって。 この数日でたくさんの痛ましいエピソードを目にしました。 昨年は、私の母がステージ4の癌と診断されました。 手術も抗がん剤も受けて、余命を宣告されました。 その時、私はなんてしんどい現実なんだって思いました。 でもこの数日の出来事の直視できないほどの辛さを。 目の前で突然に大切な人を亡くすということとは。 その時にやっと気付きました。 私は母の為に 何ができるか を考える時間の猶予がある。 でもね、

          大事な人を亡くしたら 私はもう料理をしないだろう