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「わざとじゃないから、ごめんなさい」


子どもに話をしている中で、
「わざとじゃなくてもゴメンなさい、でしょ?」
というフレーズは割と聞くと思う。

誤って誰かにぶつかってしまった、足を踏んでしまった…
些細なことだけど、よくあること。

そんなときに大人は「わざとじゃなくてもごめんなさいでしょ」って
自然と使ってないですか?

でもわたしはこのフレーズは使ってなくて
代わりに「わざとじゃないから、ゴメンなさいだよね。」って言う。
これは、わたしが子どもにかかわる仕事を始めてから
現場で諸先輩方から学んだことだ。

ちょっとした言葉の違いじゃん、そんな深く考えなくて良い、ておもうかもしれないけど
わたしは大切に思っていて、、、

子どもが何かをしたとして、
「わざと」やっているときは、「理由(ワケ)」がある。
「ごめんなさい」は最終的に必要かもしれないけど、もし「わざと」なら、まず理由を聞くほうが大事。

本当に「事故」で、わざとじゃなかったなら、謝るのは当然。
わざとじゃないからこそ、そういうときに躊躇いなく謝れないといけない。

この言葉に子どもたちはまだピンときていないかもしれないけど、
言い続けることは大切だなと思ってる。

いつかふとしたときに「ああ…そういう意味か」
ってなる瞬間がもしかしたら訪れる…かもしれないから。

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