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おわりとはじまり

3月末に、6年間勤めた会社を退職した。
辞めると告げてからの3ヶ月はとても長かったけれど、6年間はあっという間だった。

最後の日は、私が望んだことでもあるけれど、少し呆気ないくらいのあっさりとした一日だった。

終わった日々の余韻に浸ることのできないほどの、慌ただしい新生活を送る中で思うことは、
何も終わっていないのだということ。
そしてやはり、この仕事がすきだということ。

区切りがつくと、リスタートだというくらいの気持ちでいたけれど、それは6年間をやり切ったという私の自己満足でしかなくて、
これまでがあるからこそ、繋がっているからこそであることを、改めて思う。

出会った全ての人に、ずっと寄り添うことができないからこそ、課された宿題を別の形で返せるように、しっかりと歩みを進められるように。

気持ちひとつで飛び込んだ、新しい世界に少し恐々としながら、たくさんの優しい記憶に心を馳せながら。

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