みなと

AD時代に強みが欲しくて劇場に行ってたらしっかり沼った人。好きな人を推すためのnote…

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AD時代に強みが欲しくて劇場に行ってたらしっかり沼った人。好きな人を推すためのnote。私が書いた人達が売れたら嬉しいな。

最近の記事

新作のハーモニカの「遺作」について

ただのお笑いレポのつもりで書いたり書かなかったりしたnoteをまさか「お笑いプラス」のプロデューサーとして出すことになるとは思っていませんでした。 何が起きているのかというと「お笑いプラス」のことではあるのですが、そもそもこのチャンネルが何者かというと、「文化×お笑い」をテーマにして、若手芸人が様々な施設で専門家とロケを行うYouTubeチャンネルです。 実は若手芸人の5年後に投資して、ロケ強化を図るという裏テーマもあったりします。 立ち上げる際にラヴィットのディレクター

    • マセキの事務所ライブが面白すぎる

      今年の目標:1ヶ月に1回は行ったことのないライブに行く 2月はマセキ事務所のライブ「ネモフィラブルー」を拝見した。 色々な部分で新鮮でかなり面白かったのでメモしていきたい。 まずオープニングVTRがあるのがいいなと思った。 あまり事務所ライブでオープニングが付いているのを見たことがなかったので新鮮だったのもあるが、全体的にアタマ(とケツ)にVTRがあると締まるなという印象を持った。 加えて、各演者の出囃子中もそれぞれのカラーの反映されている映像が入っているのも面白いなと思

      • 栄えたい自治体

        2023年10月1日 村民代表南川さんの単独ライブ「栄えたい自治体」をアーカイブで拝見した。 私はあまりピンネタを見ていない人生だったのでもちろんピン芸人の方の単独ライブは初めてで、アーカイブの動画の時間が1時間45分を超えているのを知った時は正直「どうしよう」が強かった。 そんな私が仕事を定時で切り上げ、家で見て会社で見て電車で声上げて笑ってしまうくらいにはハマった。 配信を買ってから2日しか経っていないのに2回は見た。 …面白すぎた。 ずっと、村民さんの優しくて太陽

        • 夏ノ夢

          2023年9月9日 バーバラ鬼頭単独ライブ「夏ノ夢」 現場で撮影スタッフとして参加しました。 とても貴重な経験だったのでメモがてらnoteを更新しております。 実はなんだかんだで鬼頭さんとお会いするのが初めましてだったこともあり、緊張しつつ会場へ向かった。 印象的だったのがチームワークの良さで、和気藹々とした場当たり(リハーサル)だった。 音響照明映像出しを「オルフェーブル」あるいは「パラオーズ」というコンビ、トリオの坂本さん、バジトウフーの久保田さんがされていた。

        新作のハーモニカの「遺作」について

          タイプのネタ

          ちょっと前、池袋でかなり面白いコントを見た。 親知らずを上下2本抜いていて口が開かない。 鎮痛剤も3時間置き飲まないと痛すぎて仕事にならない。 そんな状態なのに、そんなことはどうでもいいと思えるくらい笑ってしまった。 明点からの秒数カウントで伝わる緊迫感。 明点1秒後のカウントから見て取れるシチュエーションのわかりやすさ。 緊迫した冒頭から、緊張感のない「あざした」で観客の緊張の糸がほぐれるあの感覚。 ずっと言動が怖い対戦相手に翻弄される3分間。 シチュエーションを生かし

          タイプのネタ

          売らせたい人

          売れたい、売れて欲しい、売らせたい この3者がいるエンタメって面白いと思います。 他人の人生にここまで関与する、関与できる業界も珍しいんじゃないかなって。 売れたい人はもう自分のためにひたすら足掻いてくれればいいと思うんです。 その姿を見て勝手についてくので。 売れて欲しい人は言わずもがなですね。 売らせたい人、はなんだろう…負けないで頑張ろうって感じですか? この部類に私はカテゴライズされますね。 よく先輩作家さんとお話しますが「ADなんて変態かマゾ」です。 い

          売らせたい人

          アーシングステップミニ単独ライブ

          2023年6月11日 アーシングステップミニ単独ライブ 「#110 〜あなたの笑顔を守りたい〜」 を拝見した。 という感想を本当は6月11日に上げたかったけど気付いたら2週間が経とうとしているのは何故? …まぁいいや。 とにかく今、私は文章を書きたい気分なので、時差やタイムラグは無視してあの日の私の気持ちのまま書いていきたい。 ヲタクは「ヤバい」「最高」「死ぬ」の3語で基本的に感想を終わらせてしまう傾向がある。 そのセオリーに則って言えば、 ヤバい。マジで2人がかっ

          アーシングステップミニ単独ライブ

          止まない雨はないと願って

          私はお笑い芸人「EXIT」の兼近さんが好きだ。 初めはチャラいだけの人だと思っていた。 「さんまさんに「シーフードパイセン」や松本人志さんに「金髪兄やん」とあだ名を付けてヘラヘラしているこのチャラい人はなんだ!?」 と若干怪しんだ記憶がある。 でも、ネタを拝見して、バラエティの振る舞いを見て、ADになってからは同業の方から周囲からの話も聞くようになって、番組で関わることこそなかったものの、エレベーターなどでお会いする機会はあったりと、遠い所で接点を持つ度に兼近さんの人とな

          止まない雨はないと願って

          そいつどいつ新ネタライブ「スペード」

          2023年1月26日 そいつどいつ新ネタライブ「スペード」を拝見した。 キングオブコントに向けてネタを磨いていくという趣旨のライブで全4回開催される。 トランプになぞらえてネタを行っている。前回は「ハート」今回が「スペード」。 そいつどいつさんのコントネタが世界で1番好きだから前々日くらいから楽しみで仕方がなかった。 今回の披露したネタは全6本 ・運び屋 ・画鋲 ・猫 ・寸止め ・待たされるやつ ・骨折 全ネタ最高に面白くて、気付いたら終わっていたのでネタの詳細について

          そいつどいつ新ネタライブ「スペード」

          元警察官おめでとう

          1月13日はアーシングステップの小松標(こまつたかし)さんの誕生日らしい。 小松さんをいい感じに紹介してみる。 なお、普段のnoteは私が客観的にネタやYouTubeを拝見し、「至って冷静に」書いているつもりだが、今回は多分無理だったので、その点をご了承いただければと思います。 アーシングステップは結成4年目くらい、ケイダッシュステージ所属のコンビで、漫才を行っている。 元警察官の小松さんの経歴を活かした警察官をクサす系のしゃべくり漫才が特徴。 界隈では(?)「コンビ

          元警察官おめでとう

          そいつどいつリスペクトニキ

          2023年1月10日はストロベリーロマンスのくらちさんの誕生日だ。 ストロベリーロマンス… 略してストロマさんのことを知って、まだ日が浅いが、面白いと思った芸人さんは積極的に発信したいタイプなので、「関係ない!」精神でストロマさんの好きなところ、くらちさんの好きなところについて書いてみる。 まず、ストロベリーロマンスはCURACHIさん、石田さん、クドウミキコさんからなるトリオのコント師。いろいろな経緯を経て、今の3人の体制になったらしい。結成日は2021年の3月14日で

          そいつどいつリスペクトニキ

          ずっと金属バットで

          noteで記事を更新しようとするときの初期画面の文章の書き出しが、 こんばんは。今日もおつかれさまです。 になっている。 これについて「その書き出しで面白くなる?」という疑問をずっと抱いていたので、 改めてこの始まりから面白く書ける芸人さんを考えたところ、1番初めに思い浮かんだのが金属バットさんだった。 多分納得してくださる方も少なくはないと思うのだが、彼らへの安心感はどこから来るんだろう。 金属バットさんは、若手芸人が一度は彼らを目指し、その超えられない壁の高さに

          ずっと金属バットで

          YouTubeチャンネルを畳む

          6月から? スタートさせたYouTubeを閉じることにしました。 理由はよくあるやつです。 腐っても私は作家、ディレクター、プロデューサーを目指している業界の下っ端です。 相手の今後を守る義務もあるので、 特に今ここで私の主観で何か言う事はありません。 私が目標のためなら手段を選ばない性格だったことが今回は凶と出たことは分かりました。 これで死ぬわけではないので次に生かします。 関わってくれた芸人さんには感謝しかないです。 1秒でもみてくれた方にも感謝しかないです。

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          岩井勇気『僕の人生には事件が起きない』

          AD時代に週に一度だけお会いするみんなが怖がっている50歳くらい?の男性上司がいた。 実際こわい時は怖いし、怒られることもある。 ただそれはすごく理路整然としていて、ごもっともなので何も返す言葉はないし、どれだけ怒られても私はその人が好きだった。 その人は映像に音を吹き込むプロの方だ。 例えば、吹き替えの映画。 音声を消して日本人の声で吹き替えをするわけだから、ヒールで走り去る音なども当然消えてしまう。 そういった時にヒールで走り去る音などを付けるのがその人の仕事だ。

          岩井勇気『僕の人生には事件が起きない』

          桜井さんで自己ベスト更新

          noteを書くと決めてから書いては消して…を繰り返して今になった。 書きたい人も書きたいこともあるのに何も進まない。 ので、とりあえず最近衝撃を受けた方について書いてみる。 私の仕事は「その人を徹底的に好きになること」だと思っている。 一緒に仕事をした人、一瞬でもお話をした人、ライブでお見かけした人…些細なきっかけがあればその人を好きになれる自信がある。 先日、自己ベストを更新した。 ハナフダ(元「岡田桜井」)の桜井さん。 ハナフダさんは京都出身の高校の同級生コンビ。

          桜井さんで自己ベスト更新

          推しには勝ってほしい話

          キングオブコントの決勝進出者が決まった。 M-1の1回戦が終盤に差し掛かった。 3年前より2年前、2年前より去年、去年より今年… 「守りたいもの」…というよりは「世に出さなければいけないと感じるもの」が増えるほど賞レースの結果を見るのが怖くなる。 今後、業界で裏方の歴を重ねたときに「私は◯◯の同期にあたるのか」の意味が重くなる気がする。 段々と純粋に楽しんで見られなくなってしまうことが増えていく一方で、ずっと変わらないこともある。 やっぱり推し、というか好きな人達が

          推しには勝ってほしい話