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ステイドッグ

2024年6月8日
キャプテンバイソン第1回単独ライブ「ステイドッグ」を拝見した。

配信期間も込みで詳述は避けたいが、ネタの世界観に引き込まれ、体感5分だった。
多分60分とかやってないです。5分です。あっという間に終わってました。

キャプテンバイソンさんのネタはお二人の存在を認識してから好きだった。
独特の世界観も高野さんの演じるキャラクターも、言葉のチョイスも好きだ。

キャプテンバイソンさんのネタは
「普通の人間(西田さん)が町で変なやつ(高野さん)に出会った記録」
だと思っているので、変なやつを違和感なく引き立ててくれる西田さんの演技も込みで全部ドンピシャでタイプのコントだったりする。

弊社の作家にも勝手にYouTubeのリンクを送りつけるくらいではあった。

今回、それが凝縮されまくった2人の空間がとにかく最高だった。

私はネタについては専ら見る側で、ネタのことは言えないので、幕間映像のことだけ特筆します。

オープニングカッコ良すぎませんか?
映像の質感が2人の空気感、オープニングコントの空気感にマッチしすぎていて鳥肌だった。
撮り手でここまで変わるんですね。悔しいです。

各幕間についても、近年の幕間映像って編集の技量(エフェクトや加工やカット)によるものが多かったり、テロップで誤魔化すものが多い。
だからこそ、そんな中でお2人がここまで喋りをメインに立てた動画を作っているとは思わなくてかなり驚いた。

「最小限のテロップしか入っていないのにここまで面白くできるのか」と「お笑いってすごいな」と「演者の力量も大事だよな」と「2人のトーク中々良いな」と改めて感じた。

日頃、ガリガリカットして、めちゃくちゃ効果音入れて、BGM付けて、テロップ付けて…が当たり前になっている私的には軽くカルチャーショックだったし、初心に帰らざるを得ないと感じた。

単に彼らが器用なのかもしれない。
多分その線が正しい。
そう思いたい。思わせていてほしい。

西田さんは相も変わらずずっと喋ってたし、「高野さんもネタか」って思うくらい情報の魅せ方が的確で面白かった。
是非、配信とかで見てほしいし、配信の期間が終わったら加筆します多分。

幕間や、ネタが終わった後の挨拶を拝見していても高野さんと西田さんは割と違うタイプの人間だと思う。
そして、タイプの違う人間が同じ空間で一つの作品を作る現象は、恐らく私の半径2mくらいの世界には存在しない。
それが当たり前のように存在していて、当たり前のように会場が埋まっていて、当たり前のように見た人に最高の時間を届けている事が凄いと思った。

高野さんの目指すタイトルに辿り着くまでには通算で10回の単独ライブを経る必要があるらしいので、是非これからも2人の作品を見たいです。

お疲れ様でした!
最後の記念写真、告別式の例えがしっくりしすぎて大好きでした。

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