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そいつどいつ新ネタライブ「スペード」

2023年1月26日

そいつどいつ新ネタライブ「スペード」を拝見した。
キングオブコントに向けてネタを磨いていくという趣旨のライブで全4回開催される。
トランプになぞらえてネタを行っている。前回は「ハート」今回が「スペード」。

そいつどいつさんのコントネタが世界で1番好きだから前々日くらいから楽しみで仕方がなかった。

今回の披露したネタは全6本
・運び屋
・画鋲
・猫
・寸止め
・待たされるやつ
・骨折
全ネタ最高に面白くて、気付いたら終わっていたのでネタの詳細について偉そうに書けることはない。
ただのヲタクとしてフワッと良さを書けたらと思う。

久しぶりにそいつどいつさんのネタを生で拝見したが、やっぱり笑いどころが明確でわかりやすい。
それでいてストーリーや世界観がそいつどいつさんらしさ満載。台本見て誰のネタか当てるゲームがあればすぐ分かるくらいには個性的だと思う。

そいつどいつお2人の細かさ、繊細さ、キャラクターが全部生きている。
ネタのキャラクターは警察、女性、モンスター、ヤンキーと全部違うにも関わらず全てにお2人らしさが出ているからすごい。

飽きない。永遠に見ていたい。

今回のライブで1番好きなネタは最後に披露されていたネタの「骨折」だった。

ネタの中身を書かずに伝えるのはとても難しいので伝わるかわからないが…
あのシチュエーションのコントであの切り口は私の中では見たことがなく、衝撃すぎた。
タイトルからシチュエーションを想像しろと言われても難しい。

「本(脚本)が面白いネタは実際にやっても面白い」
とスピードワゴンの小沢さん(多分)が仰っていた。
多分そいつどいつの松本さんが短編小説を出したら買うし、このネタを本にしてくれたら買うくらい面白い。

それだけネタ自体も面白いのに、市川さんの演技力がコントとしての面白さを増幅させている。
他の誰でもなく市川さんがやるから面白い。

市川さんの演技力とそれを活かし切るネタがあるからそいつどいつなんだと改めて感じた。

骨折に関してはセットが多いので、キングオブコントの予選などで披露するのは難しいかもしれないが、もっと多くの人に見て欲しい。

そいつどいつは私にとって特別な存在だ。

仕事で辛い時にずっと見ていたし、頑張りたい時も見ていたし、初心に帰りたい時も見ていた。
たくさん笑わせてもらって、元気をもらって、勇気をもらった。
この「スペード」も、きっとこれからも、そいつどいつのネタが前を向くきっかけになると思う。

いつもありがとう。これからも大好きです。

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