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アーシングステップミニ単独ライブ

2023年6月11日
アーシングステップミニ単独ライブ
「#110 〜あなたの笑顔を守りたい〜」
を拝見した。

という感想を本当は6月11日に上げたかったけど気付いたら2週間が経とうとしているのは何故?

…まぁいいや。

とにかく今、私は文章を書きたい気分なので、時差やタイムラグは無視してあの日の私の気持ちのまま書いていきたい。

ヲタクは「ヤバい」「最高」「死ぬ」の3語で基本的に感想を終わらせてしまう傾向がある。
そのセオリーに則って言えば、

ヤバい。マジで2人がかっこよすぎて最高だった。あれを拝見できた私は死んでもいい、というか死ぬ。

で、いいのかもしれないけれど、
一応端くれながら、私自身、ADから作家やリサーチャー、プロットライター、YouTubeで発信をする立場の者として、この3語で終わらせてしまうと、流石に先輩作家さんに「お前キモイよ」と言われてしまいかねないのでちゃんとする。

ただ、端的に言うと「最高だった」という一言に尽きてしまう。

私は彼らのネタが好きだ。
アーシングステップは元警察官の小松さんの経歴を活かして、警察官あるあるや刑法に触れ、警察官を腐す、警察官キャラに則った漫才をしている。
そんな彼らのネタに触れる度に「キャラ漫才」と誰かが呼びはじめたその部類の漫才の難しさと凄さを感じる。

どこかの誰かが「キャラ漫才」って軽く名付けたせいで、軽んじられるというか、「ブームが来たら過ぎるのも早いですよ」感を漂わせられることが多い気がする。

だがその実、キャラを生かしてあんなクソおもんない法律をネタに取り込みながらフリオチの道具にしたり、辞めた警察官という職業そのものを自分のスタイルとして確立させるのは相当難しいのではないかと思う。

たまに考えるが、「売れるためにキャラを付けろ」と言われて「元ADキャラ生かせ」なんて言われたら絶対嫌だし、そもそもそれを面白くする自信もない。

単独ライブではアリネタ1本、新ネタ2本、幕間VTR2本の間に養成所時代のコントを改良したコント1本を披露していた。

全部警察官のネタをしていて、新ネタもコントも、勿論アリネタも全部面白くて最高で…もっとネタが見たかったのに、あっという間に駆け抜けていった。

…誰だよ「ネタ飛ばすかも」ってぼやいてたやつ
…飛ばしてたけど面白いんか〜い

…ズルいってそんなの

舞台に立ってる時の2人は誰が見てもわかるくらい露骨に緊張していたけど、それでも2人で60分走り抜ける彼らはカッコよくて、アーシングステップらしさ全開で、改めて凄いなと思わざるを得なかった。

日頃出待ちで言い合いをしてしまうのがおこがましいのではないかと思うくらいには、2人のことを尊敬したし、どうしてもカッコいいでしかなかった。

単独ライブの準備、
ネタを作って、企画を考えて、幕間VTRの準備もして、グッズを考えて、稽古して…
私が「最高」と軽く言ってる中にこれだけのことが詰まっていると思うと何とも言えない無力感があるし、もっと語彙力があればと思うし、私自身がうかうかしていられないと思う。

そんなことを考え、「私も何かしなければ」と勝手に1人焦りつつ…私事ではあるが、
7月17日にYouTubeチャンネルをスタートさせることが決まった。

「みんなの企画カイギ」略して「ミンク」

私の周囲の構成作家さんが、過去に作成したものの映像化に至らなかった企画を若手芸人さんにやってもらい、映像化するコンテンツだ。

現在、フリーランスで映像クリエイターをしている友人と数本撮影を行いつつ、
「出張ミンク」として出演いただいた芸人さんや企業さんのYouTubeチャンネルや単独ライブの映像制作を請け負ったりもしている。

実はこの「出張ミンク」の初仕事がこのミニ単独ライブのオープニング、エンディング、幕間映像2本だった。

そこは裏方としてしっかり明言したい。
お2人は、ファンではなく裏方という別人格の私から見ても良い素材だったと思う。

遅ればせながら、アーシングステップさん、単独ライブお疲れ様でした。
いつも素敵な時間をありがとうございます。

※写真は売れ残ったアスクタ

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