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日常系・その他

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白の日常や分類できない雑文を収納したマガジンです。
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記事一覧

2024 百年の孤独

百年の孤独 The Hundred Years of Solitude

子供のころから、安心して人といっしょにいられたことがない。
決して嫌いではない親や家族と三十分家族団らんのテーブルに座るのが苦痛でたまらない。
友人といっしょにいるのは楽しい。彼らは自分の家に帰ってくれるからだ。
自分のスペースに戻ってまで人に気を遣いたくない。私にとって家族は「気を遣う人」だった。
親の愚痴を聞き、悩み相談

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2024 ツインさんセコム

 こんにちは。白です。今回は自分のツインレイさんのお話を相手のプライバシーに触れない程度にしようと思います。
 スピリチュアル系の話で、かなり変な内容です。ではどうぞ。

 ツインレイとはスピリチュアル用語で双子の魂の片割れのことを指します。
 高次元でひとつの魂だったものが三次元に来たときにふたつに分かれ、効率的に魂を成長させたのち、高次元に帰るさいに再会して統合し、ひとつに戻るという、そういう

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2021 やわらか日記 過去ログ8

2021/07/25 何が一番足りなかったか

 こんにちは。白です。
 今回は自分の投稿小説の反省会です。

 一月と七月に私が投稿している公募の締め切りがあるのですが、今回私は投稿を見送りました。
 別の公募に出したいというのが主な理由ですが、私は小説を投稿して何が一番足りなかったかを考えていました。
 たぶんそれは「自分でなければ書けないこと」ではないでしょうか。
 これを今読んでいる古賀史

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2021 やわらか日記 過去ログ7

2021 やわらか日記 過去ログ7

2021/06/17 東電OLの文章の反応について

 こんにちは。白です。
 今回は中村うさぎさんの本に対する反応のお話です。

 noteに中村うさぎさんの『私という病』についての文章を挙げています。

 この本は中村さんのデリヘル体験記と、それによる東電OLへの考察の本です。私は以前東電OLに関する文章をネットに挙げていたので、中村さんのこの本をずっと読みたいと思っていたのです。

 東電

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2021 やわらか日記 過去ログ6

2021 やわらか日記 過去ログ6

2021/05/27 網の目の話

 こんにちは。白です。
 今回は精神の網の目のお話です。

 以前私はスガ シカオさんの話を雑文に書きました。
 スガさんが、自分の本領を発揮した楽曲よりも明るい曲のほうが売れて鬱になっていた。でもスガさんの真髄は精神的にさびれた人間にしかわからないところにあって、精神がさびれた人間は少数派なのだから、そんなことで鬱になってもしょうがない。そんなお話をわりと偉

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2024 2024年の夢

2024 2024年の夢

■織物をする
ダンボール織機で布を織る本を買いました。うまくいったら織機を買います
■苗ハウスで苗をつくる
去年種で苗を作ろうとして芽の出し方がわからなかったので
■作品を三点つくる
美術の作家なので新作を作ります。仕事と並行してなので大変です
■英語で文章を書く
小説が書きたいですが、エッセイでもいいです
■自分の作ったものでお金を稼ぐ
やっていますがうまくいっていないので
■コロ助茶番を終わら

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2021 やわらか日記 過去ログ5

2021 やわらか日記 過去ログ5

2021/05/19 作品の余白

 こんにちは。白です。
 今回は作品の余白のお話です。

 絵や彫刻などで、具象的な作品と抽象的な作品があります。
 具象的な作品は表現されるモチーフや技巧で物事を訴えます。
 宗教画は具象的な作品が多いです。キリストや聖者の生涯を視覚的に訴える作品なので、見る人の想像力を掻き立てる余地はさほどありません。
 抽象的な作品には「いったい何を表現しているんだろう

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2024 DIYの神様 ゆる自給自足編 その2

2024 DIYの神様 ゆる自給自足編 その2

こんにちは。白です。
初心者が庭に畑を作り始めたお話、その2です。

新型コロ助以降世界の裏側、そして情報戦争による情報の混沌さがわかるようになり、目覚めていない人と話がまったく合わなくなった私は、「とりあえずこの社会から自立しよう」と決めて、セルフ神様を始めました。
私にとって目覚めていない方は、社会や権威に依存する人に見えます。
既存の政府、インフラ、金融システムのなかで暮らしており、新型コロ

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2023 DIYの神様 ゆる自給自足編

2023 DIYの神様 ゆる自給自足編

こんにちは。白です。
以前「朝の新習慣」という文章を書きましたが、二年前から自宅の庭を畑にして野菜を作っています。

きっかけは二年前に食糧危機が来るという警告を発したアスパラ屋仁左衛門さんのようつべの動画でした。

ウクライナ戦争にも突入して肥料が高騰し、自給率が低い日本では食料がなくなるという話題が出ていました。
アスパラ屋さんの動画を観た私は「なら自分で作ろう」と軽率に考え、農業・食料・防災

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2023 東京漂流

2023 東京漂流

 学校の写真の授業で「東京漂流」という課題があった。
 元ネタは藤原新也の『東京漂流』だろう。東京をひとりで彷徨って写真を撮る。当時はフィルムのカメラだった。
 フィルムを自分で現像して、印画紙に焼き付ける。カラーフィルムは暗闇で扱うので個人では現像は難しいが、モノクロは赤色灯の下で作業できるので、フィルムの現像も焼き付けも自分で行える。
 薬液に浸した白い印画紙に徐々にモノクロの映像が浮き出るさ

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2022 朝の新習慣

2022 朝の新習慣

 今年から家庭菜園を始めて、庭で野菜を育てている。
 きわめていい加減な性格、かつ、途中でぐれて家庭菜園を放置したせいで、野菜たちはショボショボしか育たなかった。これではネグレクトだな、悪いことをしたと思っている。
 真面目に庭へ出るようになって、ぼちぼち畑の横の草を取り、野菜を収穫した。私が住む土地は雨が多く、夏でもほとんど地面が湿っていて水をやる必要がなかった。マルチ(ビニール)をしていたから

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2020  それはあまり重要ではない

2020  それはあまり重要ではない

 私は自分が思ったことを文章にする機会が少ない。
 と言うと今までWeb 上で書いてきた文章は何なのだと人から言われそうなのだが、私は自分のなかにある筍の芽を掘っていくと文章ができあがるという、そんな文章の書き方をしている。
 私にわかるのは筍の芽の部分だけで、構成や結論はだいたい自動で出てくる。頭で構成してから書くと、構成とは別の文章ができあがる。小説も雑文も自動筆記に近い。なので「あなたは何を

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2021 嫌われる理由

2021 嫌われる理由

 「さかさま」という雑文で、自分が幼稚園生のときに苛められた話を書いた。
 私は転勤で幼稚園を三回変わっている。その都度グループのボスや上級生に苛められた。

 私はグループのボスに嫌われる子供だった。
 幼稚園の砂場で「○○ちゃんは砂場に入れてあげるけど、白ちゃんは入れてあげない」とボスに言われ、「ふうん」と言って別のところへ遊びに行った。
 「今日は腹が立つ(当時むかつくという言葉はなかった)

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2021 さかさま

2021 さかさま

 自分の外見に興味がない。生まれたころから女らしくなかった自分に、ナルシシズムを持てなかった。
 自分の外見に価値を見いだせなかったので、ファッションや化粧やアクセサリーにも興味がない。顔はついていればいい、服は着られればいい、車は走ればいい。興味があるのは本と絵と音楽。それだけで物欲は十分深い。だから他にお金がかかる趣味がなくてよかったと私は胸を撫で下ろしている。

 子供のころは、本が好きでテ

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