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不登校と私

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不登校にまつわる徒然なる日記
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記事一覧

「学校から逃げて、よけて、隠れて」実業家・澤円さんが語る不登校からの人生戦略の練り方【全文公開】

「学校から逃げて、よけて、隠れて」実業家・澤円さんが語る不登校からの人生戦略の練り方【全文公開】

 「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタントなどを幅広く手掛け、働く人のメンターとして活躍する澤円(さわ・まどか)さんはそう語ります。「学校なんか大きらいだった」という澤さんに、社会の変化や不登校について、また刹那的に生きることの強みについて、不登校の子どもを持つ親がお話をうかがいました。(※写真は澤円さん)

* * *

――澤さんはどんな子どもだったのでし

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「少しだけでも学校へ」の一言が地雷、登校圧力はなぜリスクなのか

 子どもが学校を行きしぶり始めたとき、保護者や周囲の大人は「なんとかして学校へ行かせてあげたい」と思うものです。しかし、そうした「よかれ」には、リスクが潜んでいます。「函館圏フリースクールすまいる」の代表を務める庄司証さんに、登校圧力のリスクと対応のしかたについて解説していただきました。

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 休みが増える傾向になるタイミングのひとつが、5月の連休明けです。新年度からがんばろうという気持

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不登校家庭の安心をつくる食事講座🍀を続ける話

不登校家庭の安心をつくる食事講座🍀を続ける話

不登校新聞のSNS「親コミュ」で、1年間お食事講話や栄養講話をzoomでしてきました。

ありがたいことに、フリースクールや支援団体からもお声がかかり、食事講座を開催。

これが結構好評だったので、誰でも参加できる形に出来ないかと昨年思いついて会場探し。

あちこち会場として使用できる場所を探して問い合わせたら、偶然協力して下さる方々と出会うことができました。

なんてラッキー…

「 不登校の子

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不登校になってインスタントラーメンを食べること⭐︎不登校新聞掲載

不登校になってインスタントラーメンを食べること⭐︎不登校新聞掲載

新聞の中に「不登校新聞」というものがあるのをご存知でしょうか。

こちらは不登校に関する様々な情報が沢山載っています。

たとえば識者の見解や、こんな時どうする?の対応。

不登校家庭の親子の話、当事者である子どもの経験談。

各地で活動している不登校の親の会の情報なども。

私は栄養士として普段は勤務しています。

そこで栄養士として、不登校の子どもがインスタントラーメンを食べることについて記事

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不登校家庭のための食事講座をやります

不登校家庭のための食事講座をやります

はじめましての方もご覧になっていると思うので、あらためて自己紹介。

私は普段、現役の栄養士として勤務しています。

その傍ら、不登校のご家庭が少しでも明るく幸せに過ごせるよう、お食事の方法などをお伝えしています。

不登校というと

●子どもが昼夜逆転

●不規則な食事時間

●栄養が偏りがち

●元々の偏食がさらに加速

●子どもが部屋から出てこないので、一緒に食事出来ない

●食事回数や量が

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「カップ麺ばかり食べていて大丈夫?」不登校の子を持つ親の悩みに栄養士が答えます

「カップ麺ばかり食べていて大丈夫?」不登校の子を持つ親の悩みに栄養士が答えます

 不登校で家に居るわが子。学校で給食を食べなくても、せめて家で栄養のあるものを食べてほしい、というのが親の思い。でも、毎日のようにカップ麺・インスタントラーメンばかり食べている子もいて、親としては悩んでしまいます。そこで今回は、不登校の子を持つ親であり現役栄養士・めいめいさんに登場いただき、カップ麺・インスタントラーメンを食べることについてのさまざまな疑問に、栄養士として答えていただきました。

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息子のつけ麺

息子のつけ麺

不登校になると、お昼ごはんを家で用意しなければならない。

人によっては大変な苦痛である。

我が家では、息子には小1の頃から自由にキッチンを使わせてきた。

包丁もガス台も自由。

今時は火事にならないように、ガスコンロにオートオフ機能もあるしね。

たまに私にも作ってくれる息子さん。

今日の昼ごはんに作って頂いた「つけ麺」。

市販の焼豚、メンマ、もちろん太麺、魚介ベースで美味しく頂きました

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「育て方を間違えた。息子を殺して自分も死のう」あれから8年 母と息子に訪れた変化

「育て方を間違えた。息子を殺して自分も死のう」あれから8年 母と息子に訪れた変化

 めいめいさんの息子さんは、小学1年生で不登校。当時は「育て方を間違えた。息子を殺して自分も死のう」と絶望したと言います。それから8年、今の息子さんのようすは「学校へ行っている子と同じですよ」とめいめいさん。息子さんとの8年間を書いていただきました。(リレー連載「私の子が不登校になって」第2回)※写真はめいめいさん

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 息子が不登校になったのは小学校1年の7月。同じクラスの仲よしだっ

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長い不登校からの☆通信制高校生活

長い不登校からの☆通信制高校生活

今年の4月から、めでたく希望の通信制高校へ入学した息子さん。

あれから5か月経ち、どうしているかというと…

ボチボチ登校しているんです。

入学して1ヶ月ほどすると、研修旅行なるものがあった。

しかも、すんごく遠い場所。

なんと本人は「行く」とのこと。

小学1年生から登校しぶり→母子登校→別室登校→放課後登校&完全不登校と移行し、学校というシステムからは遠のき、同級生との関りもネットゲー

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不登校からの登校1日目

不登校からの登校1日目

奇跡的に出席した高校入学オリエンテーションから早1週間。
今日からお勉強を織り交ぜた登校が始まりました。
夕べから「明日イヤだなぁ」と憂鬱な息子さん。
そりゃあそうでしょう、なにせ自信のある教科がひとつもない。

小学校1年生から学習指導要領とは程遠い生活を送り、学校の先生たちからは愛情だけを頂いて、話したり遊んだりするだけ。

しかも家庭では、ただただ心身の健康を重んじていたため、日本の勉強とい

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長い長ーい不登校

長い長ーい不登校

今日は初めての投稿だ。
思えばブログは、息子が0歳の時に育児日記として書いていた以来。
そんな息子がまさか不登校になるなんて、当時は夢にも思わなかった。
息子は小学校1年生の、忘れもしない夏の暑い7月に不登校になった。
きっかけはお友達とのこと。
しかし、これはあくまでもきっかけであり、原因ではない。

不登校の原因は様々だろうが、私は「ひとつのこと」で不登校になる子どもは、ほぼ居ないと考えている

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