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JR東日本が新卒社員の初任給を引き上げます!

今回は初任給引き上げのニュース。
先日、ファーストリテイリングでも話題になりました。
鉄道業界においてもJR東日本が4月以降の新入社員について初任給引き上げのニュースがありました。

以下はネットより🔽
JR東日本は18日、4月以降に入社する新卒社員の初任給を8000円引き上げると発表した。これまでより3~5%増えることになる。優秀な人材の確保や若手社員の士気向上につなげる。4月に入社予定の約380人から対象とする。入社2~4年目の社員の給与も2000~6000円改善する。
 JR東はコロナ禍で2年続けて赤字決算となり、若手社員の間では先行きを心配する声もくすぶっている。待遇改善で若手の離職を防止し、幅広い学生層に就職先として関心を持ってもらえるようにする。

鉄道というのはいわゆる大卒幹部候補の総合職と
現場を主に担当する一般職(今回のJRはエリア職)とがあります。過去にはこんな記事も🔻

今回のJR東日本のニュースはどちらの採用も対象とこのと。この背景は鉄道業界での人材確保を強化したいという狙いがあります。
昨今の状況によって、鉄道業界も安泰とはいえない状況になっています。以前は鉄道といえば就職においてそれなりの人気企業でしたが。
このところは多少様子が変わっています。

こんな記事も参考までにどうぞ🔻

大卒の就職人気ランキングを見てみます。
20年卒では20位だったJR東日本。
24年卒の学生を対象にした最新調査では‥

なんと64位という結果!
そう、鉄道はそんなに人気が無くなっている。

感染症の影響が長引き売上高が回復せず、純利益も赤字を脱していないなどの状況を、学生側が懸念したものと見られます。

鉄道現場でも、働き方は大きく変わってきています。
人員削減はどんどん進んでいる。
まず都市部でワンマン化がこれからは進んでいきます。
それこそJR東日本は本気で取り組み始めています。
記事はコチラ🔻

ワンマン化によって乗務員は削減がすすむ。
そして、駅においても無人化は進んでいます。
人を減らしてコスト削減。これが今後のスタンダード。

そしてJR東日本のエリア職。
面白いのはこれまでと違って様々な仕事を経験します。
これまで一般的に、現場採用は駅員や乗務員一筋。
管理職になるとしても現場の助役や区長でした。
しかしエリア職は乗務員だけという訳ではなく。
事務仕事もやれば、接客もやる。

定年まで乗務員やれればいいや、それは通用しません。
様々な仕事をこなせる人材が必要とされています。

こういった環境は一昔前では考えられませんでした。
しかしこれからは一般的な考え方になるでしょう。

鉄道から離職する人間も一定数います。
先行きに不安を感じている人は多く、ずっと同じ会社に留まっていて良いのか模索する状況なのです。

つまり。
鉄道業界も変革の時を迎えています。
ただ私も鉄道にいたからわかりますが。

鉄道業界は変化や変革には弱くスピード感もないです。

この先安泰でもないし、他業界に優秀な人材が流れてしまうかもしれない。初任給引き上げはそんな危機感の表れかもしれません。

鉄道の採用対策はコチラ🔻

スピードといえば新幹線❗️
新幹線くらいのスピード感が今後は大切!🔻





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