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ストレスの捉え方

ストレスは良くないだけじゃない

何かに対して、不安や妬みといったネガティブな気持ちを感じていると、ストレスは溜まっていくものです。

かつての僕は、自信を失い、自分を信じることが出来なくなっていました。そうなってしまうと、常に不安がつきまとい、常に周りばかりが気になっていました。その当時、僕の思考は常に強いストレスを感じていたのでした。

ちょっと失敗しても、すぐにこれはストレスを感じていると思いました。誰かに、ほんの少し何か指摘されただけでも、これは凄いストレスだって心の中で叫んでいたくらいです。

ストレスを貯め込んでしまうと、心身ともに支障をきたしてしまいます。更には、感情的になってしまうものです。当時僕は、いつも体調を崩していたし、いつもイライラしていました。急に湧き上がる感情を止められなくて、怒りに任せた行動をとってしまったり、あからさまに落ち込んではどんよりしていたのです。

だから、ストレスは完全に良くないものとして、僕は認識していたんです。

ストレスの捉え方が変わった

ですが、ある心理学者の方が、逆にストレスが無さ過ぎてもやる気を失ってしまうということを法則として発見されたそうです。適切なストレスとなり得るレベルの目標や頑張れば出来そうなくらいの具体的な条件の設定によってかかるストレスは、人の力を最大限に引き出すものだというものです。

ストレスは、適切に付き合えば、自分の力を引き出すことが出来るというものです。

これは、ストレスをネガティブなものとしか捉えていなかった僕には衝撃的なものでした。きっと、自分の夢や目標に向かって真っすぐ追いかけている人や、自分らしく毎日を充実した日々をすごしているのは、ストレスさえもポジティブに捉えて味方につけているのですから。

これまでの自分を振り返ってみたんです。何かにつけてはストレスだと言っていたと感じました。ずっとずっと、ストレスを貯めてはいけないと思うばかりに、ストレスを意識していたということに気が付いたのです。

そもそも、やれストレスになるとか、今日もストレスが溜まったとか言ってしまっているから、ストレスに対して明確に認識してしまい、全てのことにストレスと結びつけて反応していたのだということです。

ある意味、ストレスと常に言っているのは、自分の感情をストレスの一辺倒でしか見ていなかったのではないかということ、自分の感情に対して短絡的にしか捉えていないじゃないかって反省したんです。

失敗して悔しい気持ちをストレスと言っていたんです。

誰かに嫌なことを言われて、悲しかった気持ちをストレスと言っていたんです。

上手くいかなくてイライラした感情をストレスと言っていたんです。

もっと、自分の気持ちを知ろうとしてあげるようにしよう。自分の気持ちをちゃんと言葉にしてあげようと思いました。

悲しみ、怒り、嫉妬や妬みといった感情をストレスという言葉で片付けてしまわないように。ストレスという言葉を出来るだけ使わないように意識しただけで、以前より自分の気持ちに寄り添えているような気がします。より深く自分と向き合えているように思えるのです。

そして、僕の中で、ストレスそのものが、ずっと軽減されたように感じました。

これも、ひとつのストレスとの向き合い方ではないかと感じます。

ストレスって、ストレスと思うからストレスになるというものを実感したのでした。

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