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あなたの居場所になると決めた

孤独を感じることがどれだけ辛いのか

孤独であると感じることが何よりも辛いものであると、僕は思っているのです。それは、逃げ場を失うことを意味するからです。

かつて僕は、ずっと孤独を感じていました。今振り返ってみると、周りに誰もいなかった訳ではありませんでした。なのに、僕は一人っきりなんだと打ちひしがれていました。誰にも、悩みを打ち明けたり相談することが出来なかったのです。誰にも辛い、苦しいと言うことが出来なかったのです。

どうしたらいいのか分からない悩みは、ひとりで抱えていると、より分からなくなっていくものです。はじめは自分でも解決できそうなものでも、悩みは膨らみ、複雑に絡み合うものだから、徐々に、何処から手を付けていいのか分からないものになっていしまう。

分かっているけれど踏み出せない悩みは、ひとりで抱えていると、どんどん、気持ちが弱気になっていまうものです。

悩みとはそういうものだと思う。誰かに聞いてもらえることで、悩みを共有することで、抱えている重荷が少し軽くなるような気がするものなのです。大丈夫だよ。大したことないよと言ってもらえるだけで、いけるかもしれないと、思えるものだし勇気が湧くものなのです。

それが出来ないものだと感じることは、行き場をふさがれたと感じるだけでなく、どんどん自分の居場所がなくなったように感じるものであるのです。僕は、それを身を持って実感させられたのですから。

どうして相談出来なかったのか

僕は、いくらでも人に相談できるチャンスはあったのだと思います。しかし、当時はどうすることも出来ないと感じていました。

家族は守るものだと思っていたから、家族に弱い自分を見せてはいけないと自分の中で決めていました。

友人との関係は、対等であるべきだと思っていました。釣り合わない関係は成立しないと考えていました。その思考によって、自分の人生は順調だと見栄を張ってしまうようになってしまったのでした。挙句の果てには、相談する振りをして、マウントを取る有様でした。

会社というものは、貢献しないといけないものだと教えられました。「君が生活できるのは、会社があるからだ。」って。今は時代も変わり、それは違うと思うことが出来るものですが、当時は、それを信じ切っていました。会社に尽くさないといけないと思っていたから、出来ないと言えない。無理だと言えない。自分でどうにかしなくちゃいけない。上司や同僚に助けてというものはもっての外だと思い、言えなかったのでした。

そして、何より僕は自分が嫌いでした。自分をこれでもかっていうくらい蔑んでみていました。自分の気持ちなんか後回し。ありのままの自分だと、沢山の人に迷惑をかけてしまう。自分なんか。自分なんかがって。

そんな自分が、悩みを相談することは迷惑になると思った。そう思うと、みんなよそよそしく感じました。

そうやって、自分の殻に閉じこもることが多くなったのです。そして、閉ざした心の中だけが、唯一の居場所だったのでした。しかし、膨らんでいく悩みによって、その場所も失っていくのでした。

孤独を感じ続けた僕が、何を選択してしまったのかは、今でも言いたくありません。最期は、精神が壊れ過ぎてしまい、意図が切れたように、何もかもがどうでも良くなっていたのは確かなことです。

あなたの居場所になりたい

そんな風に苦しんできたものだから、ずっと思っていたことがあります。それは、僕とおなじように、誰にも相談できずに悩みを抱えている人は、案外少なくはないのではないかと。その方たちに、微力ながらでも、役に立ちたいと。

誰かに相談できることの重要さは、心から身に染みている。人は一人で生きていけないというのは、そういう意味が込められているのだと思います。

そう学んだはずなのに、僕はなかなか、自分の居場所を見つけることができませんでした。それは、僕自身が受け身であったから。全て人のせいにしてきたからです。あの人に相談出来ないのは、あの人の問題があるからだって。自ら変化を起こすために、動き出さなければいけない。

もし、あの時に誰かに相談出来ていたのなら。どれだけ、救われたことなのかって。

相談するのにも、勇気がいると思う。それが、自分と同じように苦しんできたからこそ、理解してもらえる。そう思うと、相談してみてもいいと思えるのではないかと思うのです。

相談できると思えることは、そこで誰かの居場所になれる。そう感じていました。

ただ、僕はプロのカウンセラーでもなければ、先生でもありません。ただこうして毎日、自分を変えようと必死に、自分で学んできただけです。まだまだ未熟で、スキルや専門のことは言うことは出来ないかもしれません。

でも、だからこそ、共に悩むことも出来るし、理解することが出来ます。

僕は、何者でもないから、誰よりもくだらないことで人一倍悩んできたし、誰よりも自分が嫌いで苦しんだのです。そして、自分が恵まれていることも知らずに、誰よりも人生のどん底だと思い悲観してきました。だからこそ、人の気持ちがわかるし寄り添うことが出来るのではないかと思っています。

また、悩みというものは、自分で悩みを書いているうちに、自身で俯瞰することも出来ます。これまで、僕自身が自分の過去と向き合えたのも、こうして記事を書いてきたからです。

このことから、お悩み相談をチャレンジしようと思い、踏み出してみました。悩みをひとりで抱えて苦しい方。人生を迷っている方。自分らしく生きられないと感じている方。どんな些細なことでもお気軽にご相談下さい。

ここがあなたの居場所になりますように。

※注意書き
ご相談いただく場合、この注意書きのすべての内容に同意したものとみなされます。

相談したいとお考えの方は、コメント欄にてお願いいたします。

ただし、これはあくまで僕個人の意見です。それが正解だとは限りません。

あなたの相談内容を記事として書かさせていただきます。ですので、第三者の共有することをご了承下さい。

回答までに時間がかかるのかもしれませんのでご了承ください。

医師ではないため、精神疾患の診断や治療を含む医療行為は行なっていません。また、自殺や自傷行為、犯罪や反社会的行為の助長につながるようなアドバイスも行なっていません。

相談出来ないものもあるかもしれません。その場合は、私個人の判断でやむを得ず相談を終了させていただくことがあります。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー

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