![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124775828/rectangle_large_type_2_8390050770a29983f37097c752504bea.jpg?width=800)
人間関係においての大事な原則
人は信用できない、人間関係は思う様にいかない事ばかり
人というものは裏切るものであると、いつしか、そう信じるようになってしまっていました。人と接っしていくなかで、思う様にいかないことばかりで、いつもいつも四苦八苦させられるのです。
この人なら、心を開いてもいいと思えたような人でも、いとも簡単にあっさりと裏切られてしまうのです。
以前、勤めていた職場に、とてもかわいがってくれていた先輩がいました。いつも、僕のことを気にかけてくれて、いつも声をかけてくれるのです。僕はよく失敗をしていたので、他の先輩によく叱られてしまっていました。それで落ち込んでいたら、必ずちゃんとフォローしてくれるのです。兄貴肌で、よく飲みに誘って頂けて、プライベートの相談もするくらいの仲でした。まさに絵にかいたような、良き先輩だったのです。
ですが、ある時に聞いてしまったんです。僕は、その先輩に陰口を言われてしまっていたんです。その時のショックは大きなものでした。
また、ある時は、僕のことをとても慕ってくれる後輩がいました。僕自身も、信頼してその人にきちんと仕事を教えて、一人前なる為の手助けがしたいと思いました。ただ、その子は少しさぼり癖があったんです。昨日まで、とても元気にしていたはずなのに、急に具合が悪いといって休むのです。しかも、次の日にはケロッとして出勤してくるのでした。問い詰めてみると、ズル休みをしたと白状したときもありました。そんな事では社会では通用しないと、必死になって伝えたのですが、彼が変わることはありませんでした。明らかにズル休みを繰り返していたんです。何度も直すように努めていたのですが、遂に我慢できずに叱ってしまったんです。それは、ある意味裏切り行為であると。人が信用しているのに、どうして裏切るのかって。次の日から、彼が出勤することはありませんでした。この時も、大きなショックを受けて心に傷跡を残してしまったのです。
そんな経験を、大なり小なり繰り返し積み重ねてきたから、僕は人を信用出来なくなってしまったのです。親友だと思っていた人の裏切りや、母親との衝突もあり、僕は人に心を開くことができなくなり、信頼関係を築くことから逃げていたのです。
人間関係において、いつも問題を抱えている訳
人は信用出来ないからこそ、僕は、仕事で実績を残し、たくさんの人から、あるいは社会から認められたいと、無意識に考えていたのかもしれません。何としても、成功したいと強く願うようになったからです。
ですが、実際はそうでないというのです。そうした人に裏切られた経験だけを意識の中に集めて真実であるかのように捉えているのです。僕自身が自分を信じられない問題点から解放されたいために、人は信用できないものだと決めつけていたに過ぎなかったんです。
言われてみれば、その当時の僕は、実際に自分自身のことを1mmも好きになれていなかったのです。そのために人を信じられないことになっていたのです。そして、信頼関係を築くことから逃げていたのです。
ですので、人間関係において、苦しい部分や悩ましい部分を無意識に意識して求めていたのです。だから、信頼関係を築くことが出来ずに、問題ばかり起きてしまうと感じてしまっていたのでした。
人間関係の大事な原則
人は、自分の価値や存在を受け入れられて認められたいという欲求を持っているものです。いくら仕事で認められても、いくら社会に認められて地位を得られても、それは、次から次へと、出てくる才能ある人に抜かれて、すぐに満たされた心は渇いてしまうのです。
だとするのなら、信頼関係の中で、ありのままの自分を認めて貰うことこそだけが、心を満たすことが出来るものだということなのです。
ですが、先ほどの僕自身が経験した例えのように、人は自分の思う様に、期待に応えてくれるものでも、上手くコントロール出来るものではありません。その人の考えていることの全てを把握することも出来ません。それは、その人自身の問題であるからです。
そうした中で、信頼関係を築くためには、やはり、自分を信じて、相手を信じてあげることしかありません。例え、どんなことがおきたとしてもです。それは、簡単なことではないのですが。でも、豊かな人間関係において、とても大切で大前提になるものだと感じるのでした。
お知らせです
お悩み相談はじめました!
人生に迷った時、どうしたらいいのか分からない時、誰にも相談できずに、苦しみました。いつか、僕自身も誰かに寄り添い、背中を押すことが出来たらと思い続けてきました。
だから、あなたのお悩みに、寄り添いたいのです。
どの記事でも構いませんので、コメント欄にてお待ちしております。
詳しくは、こちらを読んでください。
相談される方は上の記事内にある注意事項を読んでから、ご相談下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日と言う一日が皆さまにとって最高の一日となりますように。
メルシー
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?