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人が最も恐れているもの

価値観のお話しで学んだこと

人は世界をどのように捉えているのかによって、人生は大きく変わっていきます。

例えば、頭の良い人の基準は、どこで判断するものでしょうか。成績が良い悪いで判断する人もいれば、職業で判断する人もいます。知識があるかどうかや要領の良し悪しで判断する人もいます。

では、いったいその基準はどのようにして出来たものなのかというと、それは、経験や個人の感情によって、凄く影響を受けるもので、絶えず修正しながら変化するというものなのです。

こうした時に、頭が良い人の基準の判断を柔軟に判断することが出来ることが、人生において、様々なことに上手く対処することが出来るというものです。

例えば、電話がかかってきた時に、知っている番号や、誰がかけてくると分かっていれば、何も問題なくいられますが、知らない番号や非通知でかかってきたら、不安になったりはしないでしょうか。それは、もしかしたら仕事関係の人かもしれないと仮説を立てることが出来れば良いのですが、ついさきほど、詐欺の被害にあったというニュースをみたり、過去に被害にあったりした経験があるひとは、たちまち恐怖に陥ってしまうものです。

これは、自分の評価の基準に当てはまらないから不安に陥ってしまうというものです。そして、ネガティブな感情を持つことによって、その不安が恐怖にかわるものだということなのです。

僕は、立派な人間であるというのは、どんな時も笑顔で明るい人あって、オシャレで言葉が巧みであり、困っている人がいたら、自分を犠牲にしてでも助ける。自己分析してみると、そんな風に認識していたように思います。本来は、もっと複雑なものであると言えるのですが、大まかにして分かりやすくしています。

立派な人間になりたいと思っていた僕は、自分自身がこれらの基準に当てはまらないと、凄く不安になるのです。そして、周りを見渡したときに、自分に足りないものを誰かが持っていた場合、脅威をかんじたり、敵意を感じてしまうことがあります。それはひとえに、人は否定されることをもっとも恐れているからなのだということを知りました。

学んだことで新しい視点に触れられた

しかし、恐れていることに、起こす行動が、自分を否定してしまうものであると感じました。

僕自身、すぐに落ち込む自分に嫌悪感を感じていました。そんな時に、いつも明るく元気な人がいたら、その人と自分を比較しては、出来ない自分を無意識に否定してしまうと思ったのです。

それは、どういうことなのかと言うと、出来ない自分を認めると否定することになると思い込んでしまっていました。そうなってしまうことを恐れてなのか、僕はその人を批判したり、攻撃的になってしまうのです。しかし、それは結果的に、自分に対しての批判や攻撃しているのと何の変りもなく、事故否定してしまっているようなものでした。

僕は、こうして知らず知らずに恐れていた自己否定を、自らしていたことに気が付いたときに、心は崩壊してしまったように、自分の心を檻の中に閉じ込めてしまうのです。それは、どうせ僕はだとか、何をやったって意味のないことだ。そんな事を言っては、心を押さえつけていたといえます。

ここまで、お話しさせていただきましたが、人が最も恐れているものは、何よりも自分を否定されることであるということです。それなのに自己否定してしまう原因は、普段さりげなく無意識にしている、良い悪いといった評価基準からくるものだというものでした。

こうした時に、僕らが意識しないといけないものは、物事を良し悪しで判断しないというものです。物事を決めつけずに、純粋にその出来事を受け入れるということが大切であるということです。

こうした心理的観点から、自分を分析してみても、何が大切なのかは同じなのですが、僕はひとつ学びを深められたように感じました。

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