見出し画像

自分の価値について

自分の価値のはかり方

以前、僕自身の経験から、無意識に、あるいは自分でも止められなくなってしまった問題行動をお話しさせていただきました。

興味ある方は、是非、こちらを読んで頂きたいです。

こうした、問題行動の原因となったのは、自分を認めて欲しいという欲求を虐げられたからであるということでした。では、何故、問題であると分かっていても、無意識であっても、そうした風に問題行動をしてしまうのでしょうか調べてみたんです。

人間のアイデンティティとして深く結びついている

人と言うのは、問題行動をしてまでも、人に認められたいという思いを強く持っているのだそうです。その心の奥には、孤独感を感じたくないという感覚が根底にあるのだということでした。

それは、人類史において、始まったばかりのこと。その時代の生物のなかでは、人間はとても弱い存在でした。その弱さゆえに、人は手を取り合い、集団で生きていくことを選んでいったのです。だから、仲間から逸れてしまい孤立してしまうことは、他の動物たちに襲われる可能性が、非常に高かったわけです。ですので、孤立することと死は直結するものでした。こうしたことでが、潜在意識として残り現代に至るまで、人間というものは孤立することを絶対に避けようと心理が働くのです。まるで、人としての機能として備わっているようなものだそうです。

つまり、僕らは、極端に孤立することを避けてしまうのだということです。

だから、この社会において、孤立していないと実感するためには、特別な地位を得ることだということです。その他大勢であってはいけない。その他大勢では、孤立する可能性があるからです。いつだって、どんなときだって、自分の居場所が確保されておかないといけないと安心できないものだったのです。

自分を満たしていくために

孤独への恐れが遺伝子レベルで受け継がれているからこそ、誰もが人に認められたいという欲求に駆られてしまうのです。そうした心理をついたものが、SNSであるとされています。そして、この競争社会もまた、こうした心理によるものであるような気がします。

ここまでが、本であり、人の話からの受け売りなのですが、このように自分の価値を誰かに認めて欲しいという欲求は、現代社会において、自然の流れであるようにも感じます。

ただ、そうやって、誰かに自分を認めてもらうことでしか自分の価値を感じられないようになってしまっては、どこまでも、人に認められようと求めてしまうようになるものではないでしょうか。根本的には、他人から認められたいと感じたいいう欲求は満たされることはないのですから。

周りに褒められれば満たされる。会社から評価されれば満たされる。人から好きだといわれたら満たされる。構ってもらえたから満たされる。話を聞いてもらえたから満たされる。これらが、絶対的なものだとは言えません。他人の気持ち次第で反応だって変わってしまいます。人の気持ちは天気のように変わっていくものなのですから。絶対的なものではないのです。ですので、不安を生みどんどん依存してしまうのは目に見えているということです。

人として生きる上で、誰かに認めて欲しいと思うことは自然の流れであり、そこで、自分の価値を求めることは、当然のことなのかもしれません。ですが、そこから僕たちは、自分の価値を感じ方を変えていかないといけないということです。

人と違うことで、人から認められたりして自分の価値を感じていくのではなく、自分らしくあることで、自分が自分を認められるようにならなくてはいけないものだということです。

僕はこうしたことに気が付くことが出来ずに、人に認められたいという気持ちを強めていきました。時には、人に良く見られたいがために、自分の気持ちに嘘をついたり、自分の気持ちを抑え込んだりしていたんです。それは、自分を欺いていることには変わりありません。それでは、どれだけがんばっていたとしても、自分を認めることは出来ないし、自分の価値を感じられるはずもありません。

どれだけ、平凡であり、みすぼらしくあっても、自分の気持ちに正直に生きることこそ、自分の価値を感じられる域に辿り着けるものであると思うのです。

お知らせです

お悩み相談はじめました!

人生に迷った時、どうしたらいいのか分からない時、誰にも相談できずに、苦しみました。いつか、僕自身も誰かに寄り添い、背中を押すことが出来たらと思い続けてきました。
だから、あなたのお悩みに、寄り添いたいのです。
どの記事でも構いませんので、コメント欄にてお待ちしております。

詳しくは、こちらを読んでください。

相談される方は上の記事内にある注意事項を読んでから、ご相談下さい。


最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日と言う一日が皆さまにとって最高の一日となりますように。
メルシー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?