問題行動の深いところを読み解く(※復讐してしまう)
只今、自分の中にある問題行動の深い部分である目的を知る事が大切であることをお話しさせて頂きました。そして、いくつかご紹介させて頂きました。詳しくはこちらを是非ご覧ください。
本日は、その四つ目をご紹介させて頂きます。
何もかも叶わないと感じてしまったら
意を決して踏み込んだことなのに、覚悟を決めて勇気をだしたのに、この人ならと決めて心を開いたのに、自分が受け入れられなかったり、何も認めてもらえなかったりとした状態に陥ってしまったとき、人は、復讐しようと考えて行動してしまう場合があるのです。
自分を認めてくれなかった人や自分のことを理解してくれなかった人に対して、これまで築いてきた関係性をひっくり返してでも、自分に注目してほしいと無意識に深層心理が働いてしまうと考えてしまいうからです。
それは憎まれたって構わないとすら考えてしまうのです。
もっと、私のことを認めて尊重してほしいという気持ちだったのが、それがもう叶わないと知った瞬間にこう思うのです。「もういい、もうわかったから。無理だってわかったから。でも、だったら、いっそのこと憎んで欲しい。」
人に憎まれたい。そんなことを考えて行動してしまうのは、あり得ないようなことのように思われるかもしれません。ですが、追い込まれた人はどうでしょうか。そういう心理に陥ってしまう可能性があるのです。
僕自身も実際に経験したことでした。
僕には絶対に叶えたい夢がありました。その夢を叶える為ならば、どんなことをしてでも、やり遂げて成功させる気でいました。失敗は許されない、成功するまでは、何もかも捨てて、死ぬ気になってやるって覚悟を持って望んでいたんです。
ですが、そうやって希望を胸に転職した先で、僕は大きな挫折を経験しました。仕事が上手くいかずに失敗して、自分の無力さを知ったのです。
その心の隙間に会社に付け入られてしまいました。いい様に利用されたのです。結果が残せないのなら、ああだこうだ言う権利はないと言われ、奴隷のように働くように強制されたのでした。
寝る間もなくなり休みなく働きました。いつか成功できるって、まだ信じていたから。ですが、身も心もボロボロになってしまい。精神を壊してしまったのでした。
お医者様からはうつ病だと診断されて、僕は人里離れた病院に入院することになったのでした。病院のベットの上で、色々と考えたんです。
僕の中では確信があったのです。成功すれば、誰もが自分を認めてくれるものだって。だから、人生に挫折してしまった自分は、もう自分を認めることが出来なくなってしまったし、周りからは誰も認めてくれないということを悟ってしまったのでした。
僕は自分で作り上げてしまった条件と虚しさしか感じることの出来ない病院のベットによって、孤立していると感じたんです。とても寂しくて悲しくて涙が止まりませんでした。
自分と言う存在を認めることが出来ずに、孤立してしまった現状を受け入れることが出来ずに、やり場のない気持ちが、僕の周りにいる人たちへの復讐心へと変わってしまったのでした。
恨まれてもいい。確かに僕はそう思っていました。恨まれてもいいから、これまでの憎しみを全部ぶつけてやる。そう思った僕は、自分の周りを手当たり次第に傷つけてしまったのです。なかには根も葉もないことで狂ったように暴力的な言葉をぶつけたこともありました。
いくら、心がボロボロだったとはいえ、いくら精神が壊れていたとはいえ、取り返しのつかない行動を僕はしてしまったのでした。
そうして、離れていった人たちの気を引くために次にとった行動は、自分を傷つけるようになったのでした。人を傷つけただけではなく、今度は自傷するようになったのでした。
ある本に書いてあったのですが、自傷する人は、自分自身や自分の価値を壊すことで、「こんな自分になったのはお前のせいだ」と訴えているのだということでした。それを読んだ時に、まさに僕の心を読まれたような感覚になりました。これも、復讐心からくるものだと考えらます。
この復讐心の恐ろしいところは、どんどん雪だるま式にエスカレートしてしまうことだと思うのです。自分と関わりのある人達が、どれだけ手を差し伸べようとしても、逆効果になってしまうでしょう。それこそ、目的の達成できる機会とばかりに一気に気持ちを爆発させるかもしれません。
僕の場合は、精神病院だったこともあり、関係者との面談を一切断ち切って、専門家に観てもらうことが出来ました。その後もカウンセリングを続けて自分の気持ちを落ち着かせることができました。
だから、こうなってしまったら、全くの関わりを持たない、第三者に助けを求める他ないということだと考えています。
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メルシー
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