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目を伏せていたものと向き合うために

僕の心の奥に閉じ込めていたもの

自分の心の中に、ずっと閉じこめている自分がいます。意地汚い自分や嫉妬深い自分。うじうじしている自分がいるのです。僕自身は、それらを抑えているつもりなのですが、時々抑えきれずに出てきては、問題ばかりおこしてしまいます。

なのに、僕は、まるで見て見ぬ振をしてしまうのです。そのことで悩んでいるはずなのに、知らぬ存ぜぬなのです。人は汚いものを見ようとはしません。自分の汚い部分も同じで見ようとはしないものです。それでは、何も解決しないし、人生トラブル続きなんです。

だから、心の問題を解決するためには、どこかで自分自身と向き合う必要があります。それは、頭では理解しているものですが、どうすれば良いのか分からないために、心に蓋をしてしまうのです。それは、まだ、心が未熟だからなのです。いくら大人であっても、心が、未熟な部分があるのです。

大人である僕らは、自分に大人だからって言って、完璧であろうとします。しかし、皆さん自身が、痛いほど分っていると思うのですが、完璧な人間はいません。心も同じなのです。心もまた、完璧ではないのです。未熟な部分があるから、どうしていいのか分からずに蓋をしてしまうのです。

自分の心と向き合うために、心を育くみ、心の器を広げていくことが大切だと思うのです。

心の中が見えないときは

心を育むためには、心の状態を知る必要があります。今の自分の心がどんな状態であるのか知ることが最初の一歩なのです。しかし、多くの人が、ここで躓いてしまうことでもあります。

それは、自分の気持ちに正直になれないからです。

大抵は、どんな自分でありたいのか理想を描いています。その自分と現実の自分が、かけ離れてしまっているときに、正そうとはしないで、誤魔化してしまうのです。その方が、その時は楽であるからです。

ですので、自分の心が分からないことは、往々にして起きるものなのです。しかし、それは、自分をよく観察することで、見えてきます。

どういう事なのかと言うと、心の表れが行動になっていることがよくあるからです。心と身体は密接に関係しています。

元気な時、身体の調子が良い時は、心もポジディブでいられます。しかし、病気になってしまうと、たちまちメンタルも弱まってしまい、ネガティブに陥ってしまいます。

また、病は気からといわれているように、心が前向きになると、病気が治るということはよくあることです。逆に、気持ちが沈んでしまった時は、病気にかかりやすくなります。失恋すると、脳や内臓器官、免疫力様々な体の部分にまで、出てしまうしまうことが判っているそうです。

トイレの神様の話

成功者の中には、トイレを素手でお手洗を掃除する方がいらっしゃるそうです。皆様も話には聞いたことがあるかもしれまんが、トイレには神様がいるからです。今の時代で素手はあんまりだとは思うかもしれません。僕自身も試したことはありません。

毎日、トイレ掃除を欠かさずに一生懸命すると、トイレに対する概念がかわります。僕は子供のころから、トイレは一秒でも早く出るように心がけていました。それは、トイレの中は汚いところというイメージが強く残っているからです。

その汚いところを懸命に掃除をすることで、「トイレの中は汚い」という気持ちを無くすことが出来るのです。それは、自身の汚い部分を受け入れることが出来たということ。それを意識の深い部分にまで浸透させることができるのです。そうすると、無意識の部分「潜在意識」の部分では主語が存在していないと言われてはいますが、トイレが汚い部分を受け入れる。それは、まさに自分の汚い部分を受け入れるようになれたということです。トイレを磨くことで、心を磨くことが出来たということです。

他にも、自分の身の周りを見逃してみて下さい。家の隅っこが埃まみれになっている。それは心の隅々まで、細かく見れていないこと。トイレと同じように、部屋や車の汚れに気が付かないままになっていること。それは、心の隅にある、汚い部分から、目を背けてしまっているサインなのです。

心を磨くつもりで、自分の身の廻りのあちらこちらを掃除してみて下さい。きっと心も磨かれていくことです。

つまり、心を育むとはどういうことなのかというと、それは自分の感情や思いをひとつひとつ受け入れていくこと。ですので、自分の心を知ることがだいじであると言えるのです。心が分からなければ受け入れることはできないからです。

心の表れは身体が反応します。身体は行動に直結しています。その行動の表れは、自分の身の廻りの状態と繋がっているのです。そのことを把握し、上手く利用することが出来れば、自分の心を整えたり、解放することだって出来るのです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー


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