見出し画像

ネガティブなのは脳が疲れている?

時々、ネガティブから抜け出せないことはありませんか?

一日中、辛い気持ちから解放されない時があります。同じ悩みや不安や後悔が、何度も繰り返し浮かんでくるのです。それはそれとして、今、目の前のことをやらなくちゃと思い、このネガティブな感情を振り払おうとしても、苦しい気持ちに悩まされてしまうのです。

僕は、ポジティブでありたいと日々を生きています。ポジディブな人に憧れて、ポジディブな生き方を目指しています。それは、何よりも、僕自身がネガティブな人間だということを、ようやく理解することが出来たからです。それまではネガティブな自分をずっと否定しながら生きていたのですから。でも時に、そんな思いが、負けてしまうことがあります。

ポジディブな自分が負けて、ネガティブな自分に支配されるような気分になってしまうのです。

それは、僕自身の弱さのなにものでもないと思っていました。

ネガティブな思考から抜け出せないのには原因があった

でも、これまでたくさんの人の話を聞いてきた中で、こうした状況に陥ることは、僕だけではないことを知りました。深く傷ついたり、大きな悩みを抱えている人のほとんどは、起こりえる問題であるように感じたのでした。

それは、以前脳科学の本を読んだときです。

セロトニンという脳内物質を知った時のお話しです。

辛い気持ちやネガティブな気持が切り替えられないのは、脳科学的に言うと、前頭葉の疲労だそうです。考えを切り替える能力は、脳の前頭前野という部分で、脳内物質ならば、まさにセロトニンが関係しているそうです。

つまり、脳が疲れているから、辛い気持ちがネガティブな気持ちが切り替えられないというものでした。

脳が疲れているというものは、何も珍しい状態ではないそうです。忙しい日々が続き、睡眠がとれないとか、心配ごとがあるといった状態が続けば、誰もが陥る状態であるということだそうです。

脳が疲れた状態でいると、自分の頭では判断しにくくなるために、視野も狭くなります。だから、ネガティブな気持ちが生まれると、ネガティブなことしか思えなくなるのです。それが、より苦しみを生み出してしまいます。もちろん視野が狭くなるために、調べようといった解決へのアイデアさえも浮かばなくなってしまうのです。物事も論理的に考えることも出来ないことだと思います。

更に、感情をコントロールすることも難しくなってしまいます。僕のように不安に支配されたり、怒りっぽくなるし、イライラしやすくなるといったものです。悲観的になってしまうと、精神的な病気にもなりかねません。

まさに負のスパイラルだと感じました。悩みによって、脳が疲れてしまう。それによって、思考が狭くなり、感情をコントロールすることが出来なくなるために、悩みが深刻化するというものです。脳の疲れこそが、悩みの深刻化の原因と言えるのです。

実際に、僕が辛い気持ちが一日、抜け出せなかった時も、思い起こせば、仕事で忙しい日々が続いていたり、体調を崩しても休めなかったり、解決しないといけない問題が立て続けて起きたりしていた時でした。

確かに、言われてみれば、脳が疲れ切っていたと言えると思いました。

悩みの解決の糸口が見えた気がした

脳が疲れていたということが分かれば、やる事が見えた気がしました。悩みや不安でいっぱいになった時は、何よりも休むことが大事だということです。

睡眠がとれていないのなら、しっかりと寝る。身体が疲れているのなら、休みをとる。運動をして体を動かして気分をリフレッシュさせる。そうしたことは、自分が疲れていることを認めることが出来ない限り出来ないことです。自分の整えかたを知ることが大切であるということです。

更に、自分の状態をきちんと把握すれば、不安に支配されることもなくなるのではないでしょうか。すぐに不安になったり心配になる。ミスや忘れ物が多くなる。朝起きるのが辛くなる。考えが堂々巡りになる。イライラしたり、怒りっぽくなる。疲れを感じる。よく眠れない。食欲がコントロール出来ない。お酒の量が増えた。ゲームが辞められない。こうした自分の状況をみて、すぐに脳が疲れていると察知することが出来れば、自分を整えることに行動が移せるのですから。

それが、悩みに支配されない生き方であるように感じました。

お知らせです

お悩み相談はじめました!

人生に迷った時、どうしたらいいのか分からない時、誰にも相談できずに、苦しみました。いつか、僕自身も誰かに寄り添い、背中を押すことが出来たらと思い続けてきました。
だから、あなたのお悩みに、寄り添いたいのです。
どの記事でも構いませんので、コメント欄にてお待ちしております。

詳しくは、こちらを読んでください。

相談される方は上の記事内にある注意事項を読んでから、ご相談下さい。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?