年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人
印象に残った部分
300万の人は資格の勉強をするが、一億の人は資格を持っている人を雇う
300万の人は人と同じことを学び、一億の人は人の知らないことを学ぶ
300万の人は家計簿をつけるが、1億の人はどんぶり勘定
300万の人の机の上はきれいだが、1億の人は散らかし放題
家計簿をつけるには多少なりとも時間がかかる。すると、時間とお金のダブル損になってしまう。
1億の人は、借金で得られるものの大きさを知っている。最大のメリットは、時間を買えるという点にある。
失敗を経験した人間のほうが、次はよりより意思決定ができる
感想
この本は年収300万の人の思考と年収一億の人の思考を対比して違いが詳しく述べられています。お金持ちの人は特有の考え方がありその他大勢の一般人とは見ている視点や考える規模が違うということに気づかされました。
月にもう一万円あれば生活が楽になるのにな、副業して成功したら会社やめて独立しようかな、そう思っている読者の方も多いと思います。お金を稼ぐことは決して簡単なことではなく自分で悩みに悩みぬき、行動し、結果を評価して試行錯誤を繰り返した先に成功が見えてきます。
その過程でいち早く目標にたどり着くにはどうしたらいいか。お金持ちの思考を真似ることが最短ではないかと筆者は説きます。常識的な発想の差こそが凡人と成功者を分断している。凡人がやるべきは批判するのではなくまずは成功者の思考、考え方を受け入れるところから始める。
非常に具体的で実践しやすい例を多用しながら私たちが変えるべき常識をどんどん覆していきます。大変面白いので短時間で読んでしまうでしょう。
最後にここまで読んでくださったあなたに質問です。
年収1億を稼ぐ「成り上がり」と、年収300万で終わる「凡人」。
あなたはどちらになりたいだろうか?
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