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『傷つくことなど、恐れている場合ではなかったのです』『いつでも難しい方の道を選んでください。あとで良かったと思えますわ』

【金の国 水の国】

■日本/2023年
■監督∶渡邉こと乃
■脚本∶坪田文
■出演∶浜辺美波、賀来賢人ほか

やっぱりアニメがキテるな(^^)/\(^^)
純愛モノの映画と聞いていましたが、国同士の争いや政治的な絡みもあって、なかなか壮大なストーリーでした(^ー^)


長年争いを続ける2つの国がありました。1つは金の国と言われるアルハミトです。商業国家で近代的で華やかな国ですが、水が枯渇しており、数十年で国の水が尽きてしまうという状況にありました。もう1つは水の国と言われる自然豊かなバイカリです。自然あふれる国ですが、貧しい国でした。
アルハミトの第93王女であるサーラはおっとりした性格で、バイカリの賢い建築士であるナランバヤルはひょうきんで優しい青年です。2人はひょんなことから出会い、お互いの国のため、争いを避けるため、偽りの夫婦を演じることになります。次第にサーラとナランバヤルは惹かれ合っていくのですが、2人の出会いと小さな嘘が、やがて2国間の壮大な運命を握ることになるのでした。


別作品を劇場で鑑賞した際に、こちらの作品のトレイラーを見て、面白そう!!と思っていたのですが、すっかり忘れてました(´∀`;)
そんなこんなしてたら、Amazonプライムさんがしっかり私にオススメしてきてくれました\(^-^)/
ありがとうアマプラ\(^o^)/

あらすじやトレーラーを見て、主人公の2人の純愛もので、ラストはハッピーエンドというのは想像ができましたが、思っていたのよりも大分力強いストーリーでした。サーラの雰囲気や全体的な絵のタッチが優しいので、もっとほっこりしている作品かと思っていました。ほっこりはしてるのですが、お国問題もしっかり描かれており、主役の2人以外も魅力的なキャラがでてきます(^ー^)

サーラは「自分が美しいと思ったことなんて、今まで一度もない」と言っており、自分に自信がありません。しかし、ナランバヤルと出会い少しずつ変わっていきます。タイトルの「傷つくことなど、恐れている場合ではなかったのです」というサーラのセリフは中盤に出てきます。彼女がネガティブな部分から立ち上がろうとする想いが感じられるので個人的にお気に入りです。

また、ナランバヤルがサーラに「お嬢さんが生きている間に、水に困らない国にしたい」と言うシーンがあります。サーラへの告白の言葉でもあり、ナランバヤルの建築士としての夢でもあり、2国間の平和への想いも感じられるセリフでとても素敵でした。

しかし、、、主人公の2人は純愛だったかもしれませんが、第93王女って、、、(-_-;)



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〈一言メモ〉

子供から大人まで楽しめる作品でした!
オススメのアニメ映画ある方は教えてください(^ー^)

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