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煮詰めるだけで蕎麦豆腐(そばとうふ)が作れる?蕎麦湯(そばゆ)の健康効果と保存方法について

こんにちは

暑い日が続いており、
冷たくのどごしの良いものを
欲するようになりますよね

お蕎麦が大好きで、
過去に蕎麦の健康効果についての記事を
UPしておりますが

先日、蕎麦を食べた後にとても濃厚な蕎麦湯が出来て
食後に飲んでみたものの
お腹がチャプチャプになってしまい
大量の蕎麦湯が残ってしまいました

このまま捨てるのはもったいない…
と思って、
蕎麦湯を保存する方法はないかな?と思い
調べてみると

蕎麦湯の素晴らしい健康効果と意外な食べ方を知り、
実際にやってみたら
プルプルのプリンのような物体に変化しました

今回はそんな蕎麦湯の健康効果と保存方法に
ついてのお話です


蕎麦の健康効果についてのおさらい

まず、こちらの記事も
合わせてお読みいただけたら幸いです

蕎麦は低GI食品で、さまざまな栄養素が含まれ
ダイエットに適した食材であることを
記載させていただいております

こうした栄養食である蕎麦ですが、

実は蕎麦粉に含まれる植物性たんぱく質や
水溶性のカリウムやビタミンB群、でんぷんなどは
水に溶けやすく、

半分以上はお蕎麦を茹でた時に流れ出てしまうそうです


蕎麦湯を飲まないともったいない

こうしてできた茹で汁が蕎麦湯なのですが、
蕎麦湯には蕎麦の栄養素がつまっており
飲まないと、とてももったいないのです

蕎麦湯は昔から胃腸薬の代わりに飲まれており、
消化を助けるうれしい栄養素が含まれています


そば湯を飲む風習は、
信州から江戸に広まったと言われています

蕎麦の名産地・信州では
蕎麦湯を蕎麦の後に飲むのが習慣だったそうで
胃腸の調子が悪い時に、
そば湯を飲むと元気になれると信じ
飲まれていたそうです

これがたちまち江戸に伝わり
関東地方を中心に広まった経緯があるそうです


信州の人々は、蕎麦湯を飲むことで
実際に健康効果を実感していたでしょうね

地域によっては飲む習慣がなかったり
蕎麦屋でも出さないお店があるそうですが
健康効果が高いのであれば
飲まないのはもったいないですよね


蕎麦湯の栄養価と健康効果

蕎麦湯は、独特の粘性と白さを持ち、
これは蕎麦粉から出た成分によるものです

ではどんな成分が蕎麦湯に含まれているのでしょうか


1.植物性タンパク質

蕎麦湯には、植物性たんぱく質が含まれており、
植物性たんぱく質は、動物性たんぱく質に比べ
脂肪燃焼の効果が高いそうです

また、このタンパク質は
二日酔いに大変効果があるそうで、
肝臓の解毒を促進する働きもあるそうです


2.パントテン酸・ナイアシン

そして、二日酔いの原因となる
アセトアルデヒドやアルコールの分解を助ける
栄養素であるパントテン酸、ナイアシンも
蕎麦湯に含まれているそうです


3.水溶性ビタミン(ビタミンB1、B2)

蕎麦湯には水溶性ビタミンである
ビタミンB1とB2が含まれており、

ビタミンB1は、
疲労回復や神経系を正常に保つ効果や
摂取したカロリーを燃やす役割を担い、
ビタミンB2は、
主に脂質の代謝に関わる栄養素で
正常な代謝の維持によるダイエット効果や
成長促進および皮膚や粘膜を正常に保つ効果が
期待できるそうです

また、ビタミンB1、B2は
食欲低下の改善効果も期待できるそうです

水溶性ビタミンは、水に溶けやすく
体の外にすぐ出ていってしまうので
継続的に意識して摂取する必要があるといわれています


蕎麦に含まれるルチンは水には溶けない?

蕎麦に含まれるルチンは
抗酸化作用があり、血液をサラサラにして
ビタミンCの吸収を促進し、血管の老化を防ぐ
効果が期待できる成分だと知られていますが、

実は天然ルチンは難水溶性で、
蕎麦湯にルチンはほとんど含まれない
そうです

ルチンには、天然ルチンと人工ルチンがあり、
蕎麦に含まれているのは天然のルチンです

主に食品添加物として使用される人工のルチンは
水に溶けますが、
天然のルチンは水に溶けないそうです

しかし、蕎麦を茹でると
先程挙げた栄養素がかなり溶け出てしまうので
健康維持のためにも蕎麦湯を摂取して
溶け出した栄養成分をしっかりと余すことなく
補いたいですね


蕎麦湯の味わい方

アツアツの蕎麦湯を
お茶のようにそのまま飲むと
体が温まり、美味しくいただけますが

味がない!美味しくない!
と感じるのであれば

少量のお出汁や麺つゆで割ったり
ネギやわさびなどの薬味を入れて飲むと
美味しいです

残った蕎麦湯を
味噌汁を作る時の水代わりとするなど料理に活用すれば

余すことなく蕎麦湯の栄養を
他の料理でも補うことができます


蕎麦湯を煮詰めてみたら、お豆腐のようになった

栄養価の高いものは痛みやすい、
という説は本当ですね

蕎麦湯も冷蔵庫で保管することができますが、
もって三日間でしょう

そこで、今回
思い切って煮詰めて冷やし固めてみました

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すると、

プルンプルンの物体になったのです!

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これは、蕎麦豆腐とでも呼んでもいいのでしょうか

ちなみに、固める成分は一切入れていません

おそらく、蕎麦のでんぷんで
冷えたのちに自然に固まったのでしょう

蕎麦のように麺つゆをかけて食べたら
美味しくいただけました

蕎麦湯というより、もはやデザート感覚 笑

蕎麦湯を煮詰めて冷やし固めるだけで簡単に出来ました

これならお腹がチャプチャプにならず、
また違う食感で蕎麦の旨味を楽しむことができますし、
煮詰めることで凝縮された蕎麦湯の栄養を
余すことなく摂取することができますね


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

蕎麦の溶け出した栄養素を摂ることができ、
ただの茹で汁ではないと言うことがわかりました

そして今回変わった保存方法や食べ方も
ご紹介させていただきました

『ほんまに固まるの?』
と疑問に思われるかもしれませんが
是非一度試してみてください

ちなみに今回、
蕎麦粉100%の十割そばを使用しました


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