シェア
紬(つむぎ)
2024年3月31日 22:03
●AirPods、調子悪い●「アンタのことはそれほどでも」執着がすごいアンタのこと、それほどでもないよ執着の愛も、狂気じみた愛も、認めるよでもね、嫌いだよホラーだよその愛、余計なモノだよいらないよ受け取らないよ●夜が更けるごとに、明日が近づいていることに気付いては怯えている。鼓動を感じては、ハチミツを溶かした白湯を飲んだ。脈拍を感じては、時計の針に視線をズラす。●私に
2024年3月22日 23:40
(2023.12.8 の書き置き)別れ際のセリフとしてふさわしい言葉とは、何なのだろうか。「ごめんね」なのか?「ありがとう」なのか?「またね」なのか?「さようなら」なのか?「じゃあね」なのか?それとも全ての気持ちを最後にぶつける?言いたかった言葉を全部口にしちゃう?不満とか怒りとわがままとか。本当は一緒にいたいよって縋っちゃう?一体、どれが、何がふさわしいのだろうか。
2024年1月29日 21:50
言葉になる手前でSOSは消滅した。喉の奥で消滅した。頼りたかったあの人へそのSOSが届くことはもうない。SOSに対しての助け船が欲しかった。救ってほしいだなんて、そんな烏滸がましいことは言えなかった。でも、助け舟が欲しかった。何か言葉がほしいわけじゃなかった。どこかに連れ出してくれたりして、今この瞬間の感情から、自分から、逃げ出せればそれで良かった。でも、SOS
2024年1月3日 20:33
空っぽになった心をどこかの誰かが手繰り寄せてはそっと口付けをした。誰かが云う、私への愛の言葉は、私にとってはあまりにも薄っぺらいものであった。「好き」という言葉は呪いだ。そのセリフを吐かれるたびに、私は複雑な気持ちを抱いていた。本当に、受け取り難い言葉だ、とつくづく思った。受け取ってしまったのならば、それに値する受け答えをしなければならなかった。だからこそ、受け取り難かった