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2024

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#言葉

2024年 3月メモの書き置き(一部)

2024年 3月メモの書き置き(一部)

●AirPods、調子悪い

●「アンタのことはそれほどでも」
執着がすごいアンタのこと、それほどでもないよ
執着の愛も、狂気じみた愛も、認めるよ
でもね、嫌いだよ
ホラーだよ
その愛、余計なモノだよ
いらないよ
受け取らないよ

●夜が更けるごとに、明日が近づいていることに気付いては怯えている。
鼓動を感じては、ハチミツを溶かした白湯を飲んだ。
脈拍を感じては、時計の針に視線をズラす。

●私に

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別れ際のセリフに「ごめんね」は似合わない。

別れ際のセリフに「ごめんね」は似合わない。

(2023.12.8 の書き置き)

別れ際のセリフとしてふさわしい言葉とは、何なのだろうか。

「ごめんね」なのか?
「ありがとう」なのか?
「またね」なのか?
「さようなら」なのか?
「じゃあね」なのか?

それとも全ての気持ちを最後にぶつける?
言いたかった言葉を全部口にしちゃう?
不満とか怒りとわがままとか。
本当は一緒にいたいよって縋っちゃう?

一体、どれが、何がふさわしいのだろうか。

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SOSの消滅

SOSの消滅

言葉になる手前でSOSは消滅した。

喉の奥で
消滅した。

頼りたかったあの人へ
そのSOSが届くことはもうない。

SOSに対しての助け船が欲しかった。

救ってほしいだなんて、そんな烏滸がましいことは言えなかった。
でも、助け舟が欲しかった。

何か言葉がほしいわけじゃなかった。

どこかに連れ出してくれたりして、
今この瞬間の感情から、自分から、逃げ出せればそれで良かった。

でも、SOS

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好きが薄っぺらい

好きが薄っぺらい

空っぽになった心をどこかの誰かが手繰り寄せては
そっと口付けをした。

誰かが云う、私への愛の言葉は、
私にとってはあまりにも薄っぺらいものであった。

「好き」という言葉は呪いだ。

そのセリフを吐かれるたびに、私は複雑な気持ちを抱いていた。
本当に、受け取り難い言葉だ、とつくづく思った。

受け取ってしまったのならば、それに値する受け答えをしなければならなかった。
だからこそ、受け取り難かった

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