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2023年9月の読書・鑑賞ログ
2023年9月に読んだ本や観た作品で、印象的だったものを記録します。
島はぼくらと(辻村深月)
2013年に発行された、辻村深月さんの小説です。
舞台は瀬戸内海に浮かぶ離島、冴島(さえじま)に住む4人の高校生
・朱里(あかり)
・衣花(きぬか)
・源樹(げんき)
・新(あらた)
と、島を訪れる人との人間模様がふくざつに絡み合う、青春物語です。
ある日、島に謎の男がやってきて、4人の高校生たちは声をかけられます。
謎の男は、この島に「まぼろしの脚本」があるらしく、探しているようです。
4人は、家や公共施設をかぎまわる謎の男をうっとうしく思います。
そこで、謎の男を島から追い出す作戦を立てるのですが...
読み始めた当初は、ミステリー小説かと思っていました。
ですが、物語が進むにつれ、「島に住む者たちの覚悟」「島暮らしを選んできた者の覚悟」が、社会派小説のように考えさせられます。
島の政治的な問題に、高校卒業をひかえる4人たちの青春物語も加わり面白いです。
移住や里帰りに興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
パン焼き魔法のモーナ、街を救う(T キングフィッシャー)
中世ヨーロッパ風を舞台に、魔法使いの少女を主人公にしたファンタジー小説です。
パン屋で働く14歳の少女モーナは、パンに魔法をかけられます。
人間のように踊らせたり、ペットのようになつかせたりして、パン生地と語り合うように、楽しくパンを焼くのが仕事です。
ですが、ある日厨房に行くと、そこにはなぜか死体がありました。
主人公は、第一発見者として、法廷へつれていかれることになります。
「ぐうぜんトラブルに巻き込まれた」と思っていた主人公でしたが、どうやら事件は根が深く、まだ始まったにすぎないようです。
読む前は、魔法を使って面白おかしくパン屋が繁盛する物語かと思っていました。
しかし、いきなり死体が登場して事件が発生し、ウキウキワクワクといった物語はほど遠く、おどろきです。
表紙とのギャップが大きい(笑)
まさかのミステリー展開に、事件の真相が気になって読み進めてしまいました。
そして、主人公は「14歳の少女」ですが、14歳とは思えない主張の強さと、行動力におどろきです。
「いかにも海外ならではの例え話の言い回し」や「コミカルなセリフ」もあり、『バイオハザード』が好きな方にもおすすめかもです。
『パン焼き魔法のモーナ、街を救う』を読んだ感想はこちらの記事をどうぞ。
>めげない力強さに心から応援したくなる『パン焼き魔法のモーナ、街を救う』読んだ感想
目の見えない人は世界をどう見ているのか(伊藤亜紗)
生物学者の著者が、目の見えない人と行動をともにし、対話を繰り返しながら気づいた「世界のとらえ方の違い」の本です。
僕たちは、情報を使っているようで、情報に使われている。
自分の意志を持って生きなきゃと、あらためて感じます。
本書で目の見えない人が、目の見える人に対して「そっちの世界はどうなっているの?」と問いかけるシーンがあります。
当たり前すぎて、僕は何も感じていなかった。
だけど、僕が見ているのは「僕から見えている世界」なんだと、ハッとしました。
おとなになるってどんなこと?(吉本ばなな)
おとなや普通、勉強、友だち、年をとる、生きることなど、8つの問いに対して、著者の世界観がつづられています。
あなたにとって「大人になるとは」どんなことでしょうか?
人によって違うし、年齢やその時の状況によっても、「大人になるの定義」は変わりそうですよね。
僕は本書の中で、「大人になってから、あらゆる場面で最も必要とされるのが子ども時代の感覚」というフレーズが、1番印象的でした。
「いったん大人になってからでしか、この感覚が意味をなさない」のが、すごく分かるし不思議だな~って思います。
気になった方は、ぜひ読んでみてください。
量子論 新装増補版(竹内薫)
『ねこ耳少女の 量子論 萌える最新物理学』の増補版で、まんがでわかりやすく量子の世界に入門できます。
失恋した主人公が、量子に詳しい不思議な女の子に出会い、ときめいていくストーリーとなっています。
量子、素粒子の話が身近なものに例えられていて、めちゃくちゃ分かりやすいです。
おどろきなのは、実際の実験結果ではなくても、思考実験でもノーベル賞はありなんだということが意外でした。
いたりいなかったり、実際はどうなっているのかが気になるので、はやく解明された世界を知ってみたいです。
先生、どうか皆の前でほめないで下さい(金間大介)
金沢大学の教授である著者が、現在の大学生の行動心理を分析した本です。
大学生たちの、「ほめられたくない」や「目立ちたくない」の気持ちは分かる。
しかし、「頑張った人も、頑張っていない人も平等にして欲しい」や、「報酬は一律に平等分配」を求める気持ちにおどろきました。
オジサンな自分とは「感覚がだいぶ違うんだな」と、しみじみ感じる事例がたくさんでした。
日本の若者の考え方は特殊なのか。
それとも、日本のオジサンの考え方が、たまたまアメリカの若者の考え方に近いのか。
いろいろと考えさせられる、きっかけになりました。
そして、著者の教授が茶目っ気たっぷりな文体で、読み物としても面白い本です(笑)
一度しかない人生を最高の人生にする方法(スコット・アラン)
7か国語に翻訳されている自己啓発部門の、世界的ベストセラー本です。
自分をポジティブな状態に保ち、夢や目標の計画の立て方、取り組み方がたっぷりと紹介されています。
いろいろな自己啓発本を1冊にまとめた、総集編のような本です。
ただ、問題点は、本書で書かれていることをぜんぶ取り組むと、おそらくそれだけで1日が終わる(笑)
仕事する暇がないくらい、大量の良い習慣術が完全網羅されています。
「これをやってみよう」と3つくらいだけ、絞って取り組んだ方が良さそうです。
印象に残ったのは、「人は1日で何回、笑顔になるか」の研究です。
「子供は1日に400回微笑むが、大人は1日に20回しか微笑んでいない」とのことです。
たしかに、言われてみるとそうですね。
ケーキの切れない非行少年たち(宮口幸治)
少年院で「ケーキを等分に切れない少年たちの認知力の研究結果と、非行にはしる前に社会生活をどのように導けばよいか考察した本です。
犯罪者になる前に必要な助けが、現在の社会には備わっていない。
その制度を整えるのが、どれだけむずかしいかが分かりました。
また、個人的に、「人が自ら変わろうと思うのはどんなときなのか」が、とても興味をそそられる内容で、食いつきました。
気になった方はぜひ読んでみてください。
人生が豊かになるお金の使い方(今井孝)
「寄付をすることがなぜ良いのか」を解説している本です。
多くの人は「損をしてはいけない」という気持ちがあるのではないでしょうか?
失敗や冒険を避ける理由にもなります。
この「損をしてはいけない気持ち」を和らげるために寄付をする。
そう考えると、「寄付は良い」って、なんとなく思っていた気持ちが、自分の中で納得ができそうです。
なお『人生が豊かになるお金の使い方』は、Kindleアンリミテッド対象ですので、会員の方は無料で読めます。
他社と差がつく商品紹介文(山梨栄司)
今の時代に好まれる見やすい商品紹介文、商品のアピールポイントの見つけ方について解説されています。
思わず目を引くキャッチーなセリフが満載でした。
・〇回以上〇〇したら、必要になる
・ふと、つぶやいてしまうような言葉
・あるあるネタで質問して共感を得る
真似してすぐ使えるのも助かります。
ECサイトや広告作成に関わる方におすすめの本です。
腎臓が寿命を決める(黒尾誠)
加工食品に多く含まれる「無機リン」が老化を加速させる研究結果が満載。そして、無機リンを体の外に排出する腎臓の大切さが力説されています。
あらためて、食品添加物をひかえるように意識が高まります。
寿命だけでなく、老化、見た目を若く保ちたい方も知っておいた方が良い内容でした。
人生が好転する100の言葉(ひろゆき 西村博之)
ひろゆきさんが、YouTubeでの質問に回答した話を、1冊の本にまとめた総集編のようになっています。
自分が失敗と思わなければ、それは失敗ではない。
しかも周りの人は、あなたの失敗よりも、成功したときだけを覚えている。
だから、自分から失敗のラベルを貼る必要はない。
たしかに、そう感じます。
根拠がなくとも自分に自信を持って、もっと楽しく毎日過ごそうって思えてくる内容でした。
真面目で、ついついがんばりすぎてしまう方におすすめの本です。
職歴なしの30歳が、オーストラリアで起業した話(北勝暉人)
オーストラリアのクリーニング屋さんで働いてお金をため、現地でエンジニアとして起業した著者の壮大な人生が描かれています。
まず、闘病生活による何度もの手術と、3度の交通事故が壮絶すぎます。
麻酔が効かなくなった状態で、顔面にメスを入れられるなんてキツすぎる。
想像しただけで、背骨がキシキシとうなり声をあげそうです。
僕だったら海外の地で起業する以前の、日本で心が折れてしまいそうな壮絶人生。
ぬるま湯な自分も「何かに一生懸命取り組む、とにかくやってみなきゃ」と感じました。
ぜひ、自分にカツを入れたい方は読んでみてください。
『職歴なしの30歳が、オーストラリアで起業した話』は、通常の紙書籍なみのボリュームがあります。
なのに、Kindleアンリミテッドで無料で読めるのでお得です。
言語化の魔力(樺沢紫苑)
言葉にして書いたり話したりすると、悩みが解消され心が楽になるという本です。
私たちは日々、忙しいと、自分の中でぼんやりしていた気持ちを、抱えたままです。
積極的に「言葉にする時間をとっていかないと」と、気づかせてくれました。
「今日から日記を書きたい」や「ブログをやってみたい」という方は、本書を読むとやる気アップするかもしれません。
はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法(本田晃一)
「苦労して夢を叶えた人」と「楽しみながら夢を叶えた人」の違いは?多くの夢を叶えた人を著者が観察して見つけた法則が紹介されています。
「〇〇するとなぜか人生が上手くいく」という話は沢山あります。
ですが「なぜそうなるのかの理由」が、僕はいまいちピンときませんでした。
ですが本書では
・なぜ、自分をねぎらうと人生が上手くいくのか
・なぜ、褒められて素直に喜べると人生が上手くいくのか
・なぜ、夢を語ると人生が上手くいくのか
これらの理由が、体系的に分かりやすくまとめられています。
いろいろな夢を叶えた人のエピソードを知りたい方や、プラス思考になりたい方におすすめの1冊です。
パン屋ではおにぎりを売れ(柿内尚文)
商品開発や広告を作るときに役立つ発想や考え方が、たっぷり解説されている本です。
僕は「具体と抽象の考え方」を、他の本で知ってはいたものの、いまいち活用できない。
実際に日常生活に役立たせられていませんでした。
しかし、本書で知った「具体と抽象の考え方」はめちゃくちゃ分かりやすい。
読んでる最中、「なるほど~」の雨あられでした。
個人的に、今年の下半期読んだ本の中で、ベスト3に入りそうなほど役に立ちました。
ブログ記事を書く方にもおすすめの1冊です。
ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!(ひすいこたろう)
文章をどのように書けば伝えられるか、具体例をもとに沢山のノウハウが紹介されています。
分かりやすく伝える技術を、著者の過去の本の文章から
「ここは、〇〇という技法で、〇〇しています」
と、解説しながら読み進める形式です。
なので、今回の書く技術が学べるだけではないです。
著者の過去の本も読めることになるので、2倍のお得感があります。
ブログで情報発信をしている人に、とくにおすすめな1冊です。
開運モンスター(まさみん)
11年間勤めた市役所を「自分の人生を生きる」と決めて退職した、3児の母である著者。その大切にしている思いが込められています。
小さなことにも感動して感謝する。
ただひたすら、まわりの大切な人が困っていたら助ける。
そんな当たり前のことを、僕たちは忘れてしまっているかもしれません。
そこを丁寧に、ひとつずつ向き合っていく。
そんな綺麗な心を満たしていく習慣を身に付けたい方におすすめの本です。
おうちでできる体質改善(横井ゆり)
冷えやすい、太りやすい、シミやシワができやすい方へ向けて、「ホリスティック栄養学」をベースに改善方法が紹介されています。
食生活や、肌に触れる衣類、さまざまな健康法が紹介されています。
個人的に、取り組みたいと思ったことは3つ
・麻100%のシーツとカバー
・味噌を、冷蔵保存で売られている物か、呼吸口のある物にする
・5本指ソックス
他にも健康生活のヒントが満載ですので、気になった方は読んでみてください。
現代語訳 論語と算盤(渋沢栄一)
日本の実業界の父と言われる、渋沢栄一さんの経営哲学が熱く語られている本です。
仕事に就き、自分を養えるようになった後には「とにかく自分を知ることが大切」とあります。
自分はこの観点をすっとばして生きていたので、今一度、自分に向き合いたいと感じました。
とはいえ、自分にとってはむずかしい内容の本でした。
たぶん全体の5%も理解できませんでした...
いつか成長して、再び読んでみたいです。
「自己肯定感低めの人」のための本(山根洋士)
潜在意識の中で育てられた「思考のクセ」を見つけて対処する方法を、14タイプ別に紹介しています。
人には思い込みや、親からもらった意識のクセだらけです。
しかし、それらは自分で選んで取り入れてきたこと。
自分で決めたことを自覚しなおし、あらためてこれからの自分はどうするかを決めていきたいと感じます。
大丈夫だよ、すべてはうまくいっているからね。(斎藤一人)
自分のことを「大丈夫じゃない人」と感じる方に、勇気を与える言葉がたくさん綴られています。
僕は「ラッキーな出来事」や「成功」が、偶然向こうからやってくるものだと、思い込んでいた。
そうではなく、自分の足で見つけるようにする。
自分から探しに行かないことには、「ラッキーな出来事」や「成功」はやってこない。
読んだ後に、「人のいいところを見つけたり、仕事のアイデアを探そう!」
そんな前向きな気分になれる1冊です。
世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた(中野信子)
東大、フランス国立研究所、MENSAなどで見てきた「賢い人」と感じる人たちが、どんなことを実践しているかの本です。
定期的にやらないことを見つけて、やらないと決める。
どうしても、やるべきこと以外のこともやってしまうので。
とにかく自分で気づいて、やるべきことに力を注ぎたい。
そんな意欲が増してくる本でした。
人生攻略ロードマップ(迫佑樹)
自己投資をして、複数の事業を持つまでに行ってきたノウハウが濃縮された本です。
本書には「やりたいことよりも、まずはやれることを増やすべし」とあります。
ホントそうですね。
やれることを増やしていないのに、なんなら試しにいろいろやってみてもいない。
なのに、やりたいことを選ぶ状況というのがおかしい。
小さなことでもどんどん試す。
そして、自分から偶然の出会いに歩み寄りたい。
仕事へのモチベーションが、グンっとアップする1冊です。
マンガで学ぶフォーカシング入門(福盛英明、森川友子、村山正治)
からだをとおして自分の気持ちに気づく方法が、ワーク形式で紹介されています。
おそらくセミナーのテキストで使用されていた本で、とても分かりやすく実践的です。
個人的に「心地よさ」の、体感覚や気持ちを追求したくて、本書を手に取りました。
「アートセラピー」をやっている方や、自己認識を深めたい方におすすめの1冊です。
夢をかなえるゾウ1(水野敬也)
人生の成功法則を、面白おかしい神様が教えてくれる物語です。
幸せになる方法を教えてくれる神様(ガネーシャ)と、サラリーマンの主人公の掛け合いが面白い。
物語というよりも、2人の漫才を見ているようなかんじです。
そして、要所要所で「格言」をはさんできます。
あらためて、自分はできているかな?と気づきの機会になりました。
『夢をかなえるゾウ1』は、Kindleアンリミテッドで無料で読めるので、漫画感覚でサクッと読みたい方におすすめです。
1行書くだけ日記(伊藤羊一)
1日1日を振り返ることこそが成長につながることを、実感できる本です。
僕は本書を読んでから、メモ帳の使い方が変わりました。
「そのときの自分は、なぜそう思ったのか?」に気づき、「自分にとっての意味」を突き詰めていく。
そうすることで、自分ならではの価値観と向き合い、より充実した日々を過ごせると感じました。
日記をつけている方におすすめな1冊です。
鋼の自己肯定感(宮崎直子)
自己肯定感が高い人達が「どんな意識を持って生活しているのか」の事例がたっぷり。自己肯定感の高め方も具体的に紹介されています。
あらゆる自己肯定感関連の本が、この1冊にギュッと凝縮されたような内容です。
自己肯定感の「高め方」や「保ち方」の、実践的な方法が紹介されているので、読んですぐに実践できます。
生活習慣の改善に、良い習慣を取り入れたい方にもおすすめの本です。
ちなみに『鋼の自己肯定感』は、Amazon prime会員なら、primeリーディングで無料で読めますよ。
結果を出せる人の脳の習慣(茂木健一郎)
いつもと違った環境に飛び込む。そうすると、脳が鍛えられて成長できることが力説されている本です。
アメリカでは偉人伝の本を読む人が多く、本屋でも偉人伝のコーナーが大きいことにおどろきました。
日本では、偉人伝というと子ども向けの本ばかり。
内容も子ども向けにマイルドになっています。
いっぽう、アメリカの偉人伝は大人向けなので、ハードな人生場面もそのままで書かれているようです。
それは、たしかに面白そう...
まあ、海外に飛び込む勇気が僕にはないけれど...
しかしながら、チャレンジすることの大切さを、改めて感じる良いきっかけになりました。
反応しない練習(草薙龍瞬)
「悩みをどうすれば良いか」を、ブッダの教えを元に、ひも解いていく内容です。
自分の欲求に気づき、その気持ちをしっかり感じてみる、ひと呼吸が必要だと思いました。
そして、自信のあるなしに関係なく、ただ行動してみる。
先に考えると、失敗する妄想にとらわれてしまうので、ただひたすら行動する。
モヤモヤした気持ちを感じることが多い方は、ぜひ読んでみてください。
『反応しない練習』はKindleアンリミテッド会員の方なら、無料で読めますよ。
(映画)祈りの幕が下りる時
2018年公開のミステリー映画で、脚本は東野圭吾さんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1696047903864-ZsFam54mPp.png)
2010年に放送された連続ドラマ「新参者」シリーズの完結編です。
ある日、東京都葛飾区で滋賀県在住の女性が絞殺されたことから、不可解な事件が始まります。
主人公の刑事・加賀恭一郎(阿部寛)は、被害者の同級生にあたり聞き込みを開始するも、捜査は難航し...
はたして真相に辿り着き、犯人を見つけることはできるのだろうか?
見た感想として、とてつもなく難解な事件で、美しすぎる犯罪にも思えました。
出演者も豪華!
緊張感のある推理モノが好きな方におすすめです。
(映画)バイオハザード
2002年公開のゾンビ映画で、原作はプレステのゲーム『バイオハザード』です。
![](https://assets.st-note.com/img/1696047991517-otdTP0GFQ4.png?width=1200)
アメリカの医薬品メーカー「アンブレラ社」で研究中の「Tウイルス」が、ある日持ち出されてしまう。
緊急事態で研究施設は閉鎖システムが作動します。
記憶喪失の主人公は、なぜか謎の部隊に連行され、閉鎖中の「アンブレラ社」に侵入することになります。
施設内では何が起きているのか?
主人公はいったい何者なのか?
緊張感のあるストーリーで、ハラハラします。
個人的には2002年の作品なので、ゾンビに「作り物感」を感じるかと思っていました。
ですが、そんな違和感はなく、超リアル。
もはや2000年以降の映画は、ぜんぶリアルすぎ。
最近の映画は、リアルを超えて綺麗すぎなのかもしれません。
血やグロいシーンが苦手で無ければ、スリリングな気分を味わうのにおすすめです。
以上、最後までご覧いただき、ありがとうございます。
「同じ作品を見たよ」などあれば、ぜひ感想を教えて下さい。
![](https://assets.st-note.com/img/1696048193432-cZv9iWT9kd.png)
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